合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

内定先

労働基準監督官

公務員を目指した理由・契機

労働行政に携わり、1人でも多くの国民の方々が安心して日本で生活できるようにサポートしたいと考えたからです。
以前、会社員の友人が労働災害に遭い、その際に精神を患ってしまい、私としてもなんとかその友人を助けてあげたいと思っていたところ、労災保険が適用されるかもしれないということを知った友人が労働基準監督署に赴き、そこで労働局の職員の方にお世話になり、結果的に労災保険を利用することができ、心身ともに救われたということを知ったため、友人のような労働災害に遭われた方を職員側として支えたいと思い、公務員を志望しました。
また、昨今の不安定な情勢を鑑みて、安定性のある公務員を目指すことは、勉強をすることが苦ではなかった私にあっているということも志望の後押しになりました。 

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

公務員試験の予備校を調べていたら、予備校に通うよりも安価で公務員を目指せるオンライン講座があることを知り、検索してみたら1番上にアガルートアカデミーが出てきて、内定を獲得したら受講料が返金されるというインパクトに惹かれたからです。 

勉強の方針と進め方       

大学では数字にあまり触れてこなかったため、まずは教養試験科目である数的処理をひたすらに勉強しました。数的処理を一通り勉強したあとは、数的処理の復習と並行して専門科目である憲法、民法、行政法の順に学んでいきました。それが終わった後は、ミクロ、マクロ経済学を前述した科目の復習と並行して勉強しました。
このように、徐々に並行して勉強する科目を増やしていく進め方を実践しました。
また、試験範囲全てを勉強することは効率があまり良くないと考え、教養科目、専門科目の一部は捨て科目としました。 

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

公務員試験の勉強を5月の下旬から始めたこともあって、途中でだれてしまったことが失敗だったと思います。年明けから3月までは勉強をする気力が湧かず、2ヶ月間ほどの総勉強時間がほぼ0分になってしまっていました。
しかし、このままでは就職浪人になってしまうということを自身に言い聞かせることによって、なんとか軌道に戻ることができました。私にとっては、将来の悲惨な自分を想像することが1番のやる気の源になったかもしれません。

教養試験対策講座のご感想・ご利用方法

わかりやすい講義が揃っていて、習ってはいたものの記憶から抜け落ちていた科目と初めて習う科目、どちらもしっかり理解して勉強することができました。
特に公務員試験の中でも重要視されている数的処理の講義は一つの解法だけではなく、別の解法も示されていて、自身にあった解き方を模索するのに大いに役立ちました。
また、数的処理の講座は、過去の公務員試験で頻出していた問題を中心に取り上げていたため、本番でも似たような問題が出ていて気楽に解くことができました。
私はこれらの講座を複数回反復して受講し、記憶の定着に努めていました。

人物試験対策講座のご感想・ご利用方法

講座を受ける前は人物試験で必要となるマナーなどを全く知らなかったため、本講座で試験に合格するための知識や所作を身につけることができました。再現動画も視聴することができたので、より解像度の高い対策をすることができたと実感しています。
この講座で学んだことは公務員試験だけではなく、社会人になったあとにもさまざまな場面で役立つと思いました。複数回受講して一連の流れを淀みなく行えるようにすると、本番への自信に繋がると思っています。

学習時間をどのように確保し,1日をどのように過ごしていましたか?

1週間の中で1日を休みに設定し、それ以外の6日間は昼から夜までこまめに休憩をとりながら計6時間ほど複数の科目をバランスよく勉強していました。夜にはバイトがあるので、その時間までには切り上げられるようにメリハリを意識していました。前半に暗記科目を中心に取り組み、後半には計算問題などを行っていました。休みの日には、勉強のことを考えないようにし、友人と遊びに行くなど、リフレッシュの時間を確保していました。 

直前期の過ごし方

直前期には、今まで過去問を勉強していた中で特に覚えられていないというところを重点的に見直し、知識の漏れがないように心掛けました。
また、教養科目の中で暗記系とされる一問一答タイプの問題を復習していました。過ごし方としては、直前期以前と変わらず、1週間の内、1日を休日に設定し、定期的に心身共に休めることができるようにしていました。また、気分転換として読書の時間を取るようにし、語彙力の向上に努めました。 

試験期間中の過ごし方

試験ごとに解くことができなかった問題を洗い出し、その分野について復習し、次の試験までには解くことができるようにしました。また、試験直前に勉強しても比較的点数を取ることができやすい暗記系の問題に集中的に取り組みました。過ごし方としては、普段は6時間ほど学習し、試験日の前日は休日に設定し、定期的に心身共に休めることができるようにしていました。
他にも、湯船に長時間浸かるようにし、凝り固まった体を癒すようにしていました。 

教養試験を受験した時の手ごたえ

 模試や過去問では文章理解の分野を取りこぼすことはなかったため、本番でも全て余裕を持って解き切ることができました。数的処理は過去問と同じタイプの問題については問題なく解答することができましたが、初見の問題についてはあまり自信を持って解くことができませんでした。
また、資料解釈に多くの時間をかけてしまったため、残りの一般知識問題にあまり時間をかけることができませんでした。そのため、分かりそうな問題を見つけ出し、確実に解答することができました。

人物試験を受験した時の手ごたえ

人物試験中、面接官の方々が温和な対応をしてくださったので、終始程よく固く、穏やかな雰囲気を持った場だったと記憶しています。
試験の最初にアイスブレイクのための問答が幾つかあったため、その後の質問に、あまり緊張せずに受け答えできました。
また、質問に答えた後に必ず面接官3名が何らかの反応をしてくれていたので、こちらとしても話しやすい環境だったと思っています。質問の内容としても平易なものが多く、答えたことに対して深掘りされることもあまりなかったと記憶しています。

合格・内定した時の気持ち

合格したときは、論文試験の出来に多少不安があったので安堵の気持ちが自身の心の大半を占めていたと感じています。
また、これまでの勉強が意味のあるものだったということに喜びを感じました。内定を頂いた時は、情報が少なくあまり仕組みが理解出来ていなかったまま臨んだ官庁訪問の手応えがあまり無かったので、とても嬉しかったです。また、これまで私を支えてくれた両親や多くの友人に感謝の気持ちでいっぱいでした。そして官庁訪問で仲良くなった受験生の合否が気になっていました。 

いま振り返ると,合格の決め手は何だと思いますか?

過去問に力を入れて取り組んだことだと思います。
講師の方が講義動画の中でも仰られていたように、過去問にひたすら取り組むことが公務員試験に受かる上で非常に大切だと私は考えているので、公務員試験合格のためにテキストよりも過去問を重視してひたすら取り組んだことが合格の決め手だと考えています。
また、週に1日休日を設けたことも重要な要素だったと感じています。1日リフレッシュすることができる機会を作ることで精神的にも負担の少ない受験生活を送ることができました。

公務員として実現したいこと,取り組みたいこと

私が公務員を受験することになったきっかけは、労働災害にあった親しい友人が労働局の方々に心身ともに救われたことですので、公務員として、友人のような労働災害に遭われた方々を労災保険の観点から支えたいと考えています。
また、勤務先では法令を扱う機会が多くあると思いますので、法学部生として大学生活で培った法律への理解や解釈などの知識を総動員して、労災保険の利用者の方々にわかりやすく労災制度について説明できるようにしたいです。
そして、実際に労働災害に遭われた場所に赴くことや、労災が適用されるのかを審査するために専門医に意見を聞く機会があると聞いているので、勤務地外でも労働局の職員としてさまざまな知識を取り入れていきたいです。 

受験生に対するメッセージ

これから公務員試験を受験するみなさんへ少しでも力になれたらと思いメッセージを送らせていただきます。
この先、勉強が思うように進まなかったり勉強を辞めたくなったりするかもしれませんが、近い未来、自身が公務員となって働いている姿や、やりたいことができている自分を想像してみてください。そのような自分になるための努力は公務員を目指しているみなさんにとってはあまり苦ではないと思います。仮に勉強が上手くいかなくても、諦めないで続ければきっと良い結果が訪れます。
1人じゃ乗り切れないと思ったのであれば、積極的に周りの人を頼ることも大切です。相談するだけでもかなり精神的に楽になると思います。陰ながら応援していますので、是非合格を勝ち取ってください。