受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

合格された自治体

警視庁

公務員をめざした理由・契機

警察の仕事に憧れを持っていたからです。ですが、ドラマや小説を読んでかっこいいなーと思う程度で、運動神経にも自信がなかったため、本格的に就職を考えることは無かったです。
そんな時に、大学の先輩から就職活動のエピソードを聞く機会があり、その中に警察行政職に内定した方がいました。話を聞いたことで、強い意志を持って話されている姿がかっこよく、私もそんな人になりたいと感じました。そして事務でなら警察の仕事に貢献できるかもしれないと考え、就職を考え始めました。
大学3年次はサークル活動も忙しかったため、勉強を長期間継続して出来るのか?果たして間に合うのか?という悩みを持ちながら、公務員の勉強を民間企業の就職活動と並行で取り組むようになりました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

初めは大学の学内講座を受講しようとしましたが、公務員を目指そうと決断したタイミングが遅く、受講受付を終了していたことがきっかけでした。
そこでネットで通信の公務員講座を調べていた時にアガルートアカデミーを知りました。
まずは、他の通信講座と比べ料金が安価な所に惹かれ、受講相談を受けてみることにしました。メールで不安な点や現状などを送った所、親切に返してくださり勉強のイメージも掴めたため、アガルートアカデミーでの受講を決めました。

勉強の方針と進め方

点数が伸びるまで時間がかかる数的処理を初めは優先的に取り組むようにしていました。
最初はいろいろな教科に手を出そうとしてしまいましたが、月1回の定期カウンセリングで講師の方に「同時に取り組むのは少ない科目で、一個一個潰していく方が効率が良い。」とアドバイスをいただき、勉強ペースの相談にも乗っていただいた上で、「数的処理と憲法」というように、同時に取り組む教科を2、3個に絞って進めていきました。
また私は、確保できる勉強時間が他の人より少ないと感じたため、最低限の教科数に絞って取り組みました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

モチベーションの維持が1番辛かったです。
目標のペース通りに勉強が進められず、「もう間に合わないんじゃないか」「自分は頑張れないダメな人だ」などとマイナスなことばかり考えてしまう時期がありました。今では、よくここまでマイナスな事ばかり考えられるなと不思議に感じてしまいますが、年明けや直前期になるにつれて焦りが出てしまい、思うように勉強に手が付かなくなりました。
そこで、どうしようもない日は勉強時間ゼロよりは一問解いた方がマシだと思うようにして、一問だけ解いてその日は休日にするということにしました。そうすると、「ちょっとだけど勉強できた」と少しプラスに考えられるようにもなったし、気づいたら30分、1時間集中できたという日も増えていき、徐々に勉強へのモチベーションを取り戻していきました。

教養試験対策講座のご感想・ご利用方法

重要な部分に絞った問題が取り上げられているため、短い時間しか確保できなかった私にはとてもありがたかったです。
利用方法としては、できる限り何回も問題を解きまくりました。例えば数的処理は、1周目は講義を見ながら理解することを心がけ、2週目以降はまずは自力で解いてみて、わからない問題や解法に不安がある問題は講義をもう一度見ることを繰り返し行いました。自力で解けるようになるまでかなり時間がかかった問題もありましたが、何度も取り組む事が定着につながりました。
また、私はテキストへの書き込みを常にするように心がけていました。解説に自分なりの解釈を付け加えたり、
どこから自力で解けなかったのかを解説部分に印をつけていました。そうすることで、自分が苦手とするポイントが見えるようになり、とても便利でした。

専門試験対策講座のご感想・ご利用方法

専門試験対策はスピードを意識してまずは一周することが大事だと感じました。丁寧に取り組むよりは、何度も動画を見てテキストを読んで頭に叩き込んでいくことで暗記できるようになると思います。私の場合は、最初ゆっくりのペースで取り組んでしまい、一周目の間に既習範囲を完全に忘れてしまいました。”忘れる事を前提”にスピード感を持って受講することが一番です。
そして、少しずつ覚えてきた頃から問題集を何回も解くことでさまざまな出題タイプに慣れることができました。
特に憲法などは、小林先生がおっしゃっているキーワードを覚えられれば、問題文を軽く読んだだけで答えが頭に浮かんでくるようになりました。

人物試験対策講座のご感想・ご利用方法

面接のマナーから、エントリーシートの書き方まで幅広く教えてくださる内容でとても良かったです。面接官が評価するポイントや何故その質問をするのか?など理由も交えつつ解説していて、ガクチカや自己PRも準備しやすくなりました。
利用方法は、まずは動画を1周して二次試験の内容や要点を把握することから始めました。その後、自己PRや面接の受け答え内容を考えながら、講師の方に面接練習をしていただきました。面接練習では、細かくフィードバックして下さるため、改善点や自分の良かった点も明確になり、自信を持った状態で本番に臨めるようになったと思います。

学習時間をどのように確保し,一日をどのように過ごしていましたか?

私はスケジュールが忙しいサークルに所属していたため、勉強時間の確保が一番の課題でした。まとまった勉強時間はなかなか取れないため、サークルを引退するまでは電車の移動中や、アルバイトの休憩中などの隙間時間に取り組んで進めていきました。
ですので、常にテキストや問題集1冊は持ち歩くことを決めていました。引退後は、午前中に数的処理や文章理解などの教養科目に取り組み、午後から法律科目や自然科学などの暗記科目に取り組みました。また、集中力が切れたときは違う科目に切り替えるなど飽きずに勉強が続けられるようにしていました。

直前期の過ごし方

これまでよりもより時間を意識して勉強していました。外部模試を受けてみて、時間配分が自分においての一つの課題だったため、数的処理や文章理解を時間を測って解くようにしていました。
あとは、本番のことを考えすぎないようにしました。想定しておくことは大事ですが、試験本番のことを想像しすぎてしまうと自分にとって悪い想像が浮かんできてしまったので、極力普段通りを意識して過ごしていました。
しっかりと試験を受けられることがとにかく大事なので、エントリーシートの締切日や試験日を間違えないようにするために常に目につくところにカレンダーを貼っていました。

試験期間中の過ごし方

試験本番を最善の状態で迎えられるように、体調管理は常に気にかけるようにしていました。コロナ禍でもあったため、基本の手洗いうがいを徹底しました。
勉強面では、復習をスピード感を持って取り組みました。例えば、「今日は問題集一冊まわす」など一日単位で目標立てをして取り組みました。
私の場合、ギリギリのペースで進めていたため未学習の科目をやりたいという気持ちが出てきてしまいましたが、その気持ちを我慢して、今まで習った範囲を繰り返し解いて確実に得点源にすることが重要だと感じました。

教養試験を受験した時の手ごたえ

試験種によって、手応えがバラバラでした。やはり、自分との相性などもあるため、出来たと感じる時と自信がない時がありました。
1番後悔したことは、解法を覚えきれていない問題が所々あったことです。授業で習ったのに思い出せないことがあり、とても悔しい思いをしました。何となく雰囲気で覚えずに、何も見ずに解法を言えるようになるまで徹底して復習すれば良かったと感じました。
また、現代文に関しては授業内で習う読み方を習得することで本番でも問題なく解けるようになったため良かったです。

専門試験を受験した時の手ごたえ

第一志望先の試験では、専門試験が記述だったため時間配分には問題ありませんでしたが、大体の大枠は書くことができても、細かい内容まで思い出せないことがありました。そのため、自分が何点くらい取れたのかも全く想像ができず、不安な気持ちで終わりました。
私は、専門記述テキストを赤シートで隠して暗記していましたが、視覚による暗記だけでなく用語一言について、その内容について人に言葉で説明できるようになるまでやるべきだったと感じました。

人物試験を受験した時の手ごたえ

できることは全てやったというのが、面接試験後の感想です。
人物試験対策講座はもちろん、講師の方とや大学のキャリアセンターでの模擬面接を繰り返し受け、様々な方から意見を頂き様々な場合の質問を想定した練習ができました。そのため、面接本番に焦ることはなく落ち着いて受け答えができたと感じています。実践を繰り返したことで、面接だけでなくエントリーシートや短文試験の内容も改善することができたため、苦手でも何度も模擬面接を受けて良かったです。

合格・内定した時の気持ち

解放された!と感じました。試験自体は受け終わっていても緊張感はずっと続いていたため、一気に力が抜けました。
周りの民間企業志望の友人は就職活動を終えていたため、正直やっと終わったとも感じました。最初、実感は全く湧きませんでしたが徐々に、憧れていた場所で本当に働けるんだという自覚が芽生えてきて、とても嬉しかったです。しんどい時も沢山あったけれど、今まで諦めずに頑張ってきて良かったと心から感じました。

いま振り返ると,合格の決め手は何だと思いますか?

諦めなかったことだと思います。受験期中、何度も無理だと思いましたが、試験本番の日は大丈夫だと思い込んで受験しました。今回公務員試験を受けてみて、勉強時間や量、内容だけではなくて、メンタル次第で結果は良くなるし悪くもなると感じました。
私は、受かるか受からないかギリギリのところの内容までしか最終的に勉強できなかったため、私は大丈夫出来る!と何回も自分を励ましながら受けたことで、今までの準備の成果が最大限に出せたのではないかと今では感じています。

公務員として実現したいこと,取り組みたいこと

当たり前の日常を守っていくために最前線で活躍している警察官の方々を支えられるように、日々業務に取り組んでいきたいです。
私自身も、幼い頃に警察官の方が親切に対応してくださり安心できた経験があるため、私も窓口業務ではその警察官の方のように都民の方々に寄り添った対応を心がけ、1人でも多くの方に安心を届けていくことが今の目標です。長く活躍していきたいという思いもあるため、都民応対で必要とされる語学など、入庁後も学びを止めず自己研鑽の時間も作っていきたいと思います。日々出来ることを増やして、自己成長を続けていきたいです。
また、将来は本部で働くことが憧れの一つであるため、都全体の治安維持に貢献したいです。

受験生に対するメッセージ

公務員試験は、自分にできることをどれだけ地道に続けられるかが大事だと思います。机に座ることが面倒くさくなったり、不安になったりしてしまいますが、自分の感情ひとつひとつに向き合って対処していきながら勉強を続けることで、それが試験本番の自信につながっていきます。
私は受験期で後悔したことが沢山あります。自分を甘やかしすぎたとか、もっと勉強する時間はあったはずだとか、他にも色々と考えてしまいました。結果に悔いなく終えることはできましたが、もっと工夫して試験期間を過ごせていれば、もっと自信を持って試験を受けられていたと思います。
少しでも落ち着いた状態で本番に最大限の実力が出せるよう、頑張ってください!辛い時はあっても、ここまで諦めずにやってきて良かったと今思えています。受験生の皆さんのことを応援しています。

民間企業を受けたましたか

はい

どのような業界・職種を受けましたか

生命保険業界

公務員試験対策と併行していくにあたり工夫したこと

試験本番と採用面接のスケジュールが被る時期が両立が大変でした。