受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

フリーランスや非正規雇用で働いていた際に、報酬不払いや不当解雇などありまして、その時に何となく知っていた法律の大切さや実際の活用方法を知りました。また、もともと宅建士を保有していたこともあり、興味のある法律知識をさらに深化させ、形のあるものにして、あわよくばそれで食っていければなあという気持ちで受験を挑戦しようと思いました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

やはり通信教育講座中随一の合格率です。去年は他の通信教育講座を受講したのですが、6点足りず涙をのみました。また、独学で宅建士を取得した経験があるので一人で勉強することで心が折れることは考えにくいのと、料金的高額になるため、通学は考えていませんでした。もちろん、受験2年目となり去年があと一歩だったのもあり、さすがに2年目は合格するだろうという目論見もありましたので、合格時全額返金も大変魅力的でした。

合格体験記・学習上の工夫

去年は通信教育で送られてきたテキストを十分に何度も繰り返すことができなかったので、今年は送られてきたテキストを十分に復習して記憶に定着させることを目標としました。当方は運よく専業受験生でいられる時期がありましたが、1日中家の中で勉強していると頭の中が煮詰まってきてだんだん勉強が進まなくなってきます。そのため、「勉強がはかどらないなあ!」と感じたときは、外の公民館、カフェ、漫画喫茶などを利用していましたが、そのうちそれが習慣化してきまして、朝はマック、昼は公民館、夜は漫画喫茶のナイトパックというふうに、勉強場所をローテーションして長時間勉強による頭のリフレッシュを試みました。また、問題集などは誤った肢を次にテキストを繰り返すときには必ず復習して、全問題が正解になるまでそれを繰り返しました。

さらには、LECの模擬試験パックを受講しました。アガルートだけでは模擬試験回数が1回しかないので明らかに不足だと思ったのと、豊村講師の話の中で上級コースの人は早めに模擬試験に取り組んだ方が良いということでありましたので、長期間の勉強期間の節目に模擬試験を織り込むことにより、その時点の弱点が発見できましたので、うまく弱点強化を計れたと思います。

図表まとめ講座のご感想・ご利用方法

図表まとめ講座はコンパクトにまとめられており、早期に去年の復習がざっとできるようになっておりました。しかしながら、要点羅列的な記載が多くエピソード的な深みのある記載が少ないので、インパクトや面白みといったものが少なく、記憶に留めるのが難しく感じました。

これは豊村講師もおっしゃっていることですが、基本は昨年に受講したテキストをベースにして復習して、知識確認のために本テキストを使うのが無難でしょう。

この点、抜け落ちている知識が多い人は中上級クラスのが良いと感じますが、基本テキストの薄さは上級クラスの大きな魅力でもありますので、上級か中上級かというクラス選択は悩みどころです。

「START UP 判例」解説講座のご感想・ご利用方法

こちらは、別途テキストを購入する必要があり、1万円程度の別出費が必要です。実際の裁判例を試験に関係しそうな個所をピックアップして丁寧に解説する形式でした。この講座の1番の問題は「講義時間が長い」ことです。

私は少なくとも2周はしましたが、商法・会社法など判例の重要度が落ちる部分は個人の持ち分時間に応じてざっくり削っても良いかと思いました。その分憲法等の判例知識が多く問われる部分を繰り返し聞いた方が良いと思いました。

また、判例専用の問題集というのがなく、記憶の定着度合がわからないのがやや不安に感じました。

行政書士試験過去問ベストセレクションのご感想・ご利用方法

この講座は上級コースの中心となる講座だと思いました。実際の問題に当たることで出題がどのような形でされるのか、何を問われるのか等、本試験に非常に役立ちました。

私の場合は肢1つ1つを全部理解するまでとにかく何度も繰り返すという方法で、問題を見た瞬間〇×がわかるまでやりました。ベストセレクションなので、もう出そうもない問題などは外されておりますので、無駄な勉強時間を省くという点で、非常に優れていると思いました。

他資格試験過去問ベストセレクションのご感想・ご利用方法

この講座は上級コースに必要な講座だと思いました。元々上級講座は以前行政書士試験を受講したことのある受験生向きですので、少なくとも過去の行政書士試験問題はほぼ勉強した人が多いと思います。しなしながら過去に勉強したことのない問題を新規に取り込むことにより、知識の幅をより広げることができます。

私個人の感想では、勉強範囲を掴むのが難しく手薄になりがちな商法・会社法の分野で特に役に立ったと思います。もちろん最初はほとんど正解できませんし、意味の分からない問題文も登場しますが、わからない部分はFacebookの質問コーナーで質問し理解するようにして、あらかじめそのような奇問にも慣れておくことで本試験でも慌てず問題に対応することができました。この講座に関しましても全肢が一見しただけで〇×か判断できるくらい復習し、かつ、〇×の理由も頭の中で説明できるくらい学習しました。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

記述は点数アップの方法がわからず大変苦労する問題です。私も去年は22点と振るわず、模擬試験でも過去に出題された分野であればなんとか部分点は確保できましたが、肢別問題をいくらやっても記述は何故かなかなか得点が稼げませんでした。

そこで私がやった方法は、とにかく沢山の問題にあたってみて記述回答のストックを増やすという方法でした。その手段としてこの講座は有効なものかと思います。やり方は単純でした。「答えを一言一句覚えるまで繰り返す」これだけです。どうやっても得点の上げ方かわからなかったため、とにかく馬鹿正直に暗記しました。記述の文章は忘れやすいので、試験1か月前にも再度繰り返してみると結構忘れてますので、再度繰り返します。正直私のやり方が合理的なのかわかりません。ただ、他社の模擬試験問題の記述問題でも同じ勉強方法を実施していたところ、たまたま似たような問題が本試験に出題されたのでギリギリ合格できた感じです。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

この講座は試験直前期に弱点補強のため受講しまして、当初は手も付けなかった講座でした。何故ならこの講座、最初は民法から始まるのですが、去年勉強した知識があるので、非常に講師の話が冗長に感じられ、時間がもったいないなあ・・・と感じたためです。(特に民法の初めのころの条文は講師が講義に慣れてなかったせいか特に冗長に聞こえました)

では、本講義は時間の無駄なのか?というとそれは違いました。勉強が進むうえでどうしても知識が薄くなる条文があります。そこで、弱点強化に逐条ローラー講座を利用しました。私はこの講座に関して行政法を中心に勉強しまして、行政法は民法に比べて条文が少なく本試験の中心となる部分ですので、大変学習効率が良く、この講座は特に行政法の詰めの部分で利用させて頂きました。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

文章理解を3問正解する、これが行政書士試験を受講するみなさんの強い希望かと思います。文章理解は去年に3問取れていましたので、最初は舐めていて本講座を真面目に取り組むつもりはありませんでした。しかしながら過去本をやってみると2問しか取れなかったり、最悪1問しか得点が取れない過去問題もあり、点数が安定しません。これを安定させたくて、本試験2か月前位からこの講座を真面目に取り組みました。

講師の独自メソッドがあるようでして、そのメソッドを十分吸収できたとも思えませんでしたが、多くの文章理解問題にあたることができたおかけで、本年度も3問得点がとれました。本講座は時間もあまりかからない講座なので、試験前にざっとやっておけば一般知識足切り防止の安心材料になるでしょう。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は不合格でした(140点台でした)。それもこれまでにないほど得点が悪く、LECの模擬試験で合格点を取り調子に乗っていた私に冷や水を浴びせた形でした。しかしながら「このままでは合格しないかも・・・」という不安がさらに勉強に向かわせる原動力になり、それまでほぼ手を付けていなかった、逐条ローラー講座や文章理解講座等を弱点強化のために利用する契機となりました。アガルートの模擬試験ははっきり言って難しいです。しかしながら、ここで合格点を取れなくても焦る必要はありません。弱点を見つけてそこを丁寧に学習することにより必ず得点は上がります。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

豊村先生、田島先生 合格しました!

豊村先生、いつも楽しい授業をありがとうございました。着てくるTシャツ、次は何だろなと楽しみにしていました。田島先生、すいません、最初はこの講師ダメだこりゃ・・・と思って、講座を放置してしまいました。真面目に講座に取り組まないと田島先生の講座の深みと良さがわからないことが、この合格で証明されました。