四国地方のMBA一覧|香川・高知・愛媛・徳島のビジネススクールを紹介
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四国地方でMBAが受講できる大学院は、現状で香川県の香川大学しかありません。
通学が難しい・学習したい内容が別にあるなど、自分に合った学習方法を探っている方もいるでしょう。
当コラムでは、四国地方で受講できるMBAプログラムや経営知識を学べる場、四国以外で取得できるMBAなどについて詳しく紹介します。
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四国地方のMBA一覧
ここでは、四国地方の各県で受講できるMBAプログラムについて詳しく紹介します。
- 香川県のMBA
- 高知県のMBA
- 愛媛県のMBA
- 徳島県のMBA
香川県のMBA
香川大学大学院
香川大学大学院 地域マネジメント研究科では、MBAを取得できます。
入学から修了まで、研究・学習について相談できるアカデミック・アドバイザーが学生ひとりにつき複数割り当てられるシステムが特徴です。
目的に応じて最適な履修計画を実行できるよう、手厚いサポート体制が整えられています。
地域マネジメント研究科のカリキュラムは、一般的な経営学から一歩進んだ「地域活性化」がテーマです。
グローバルな視点から四国地域が直面する課題や、利用可能な地域資源を発見し、主体的にプロジェクトの発案・実行ができる人材の育成を目的としています。
地域振興や町づくりの分野に関心のある人には特におすすめのMBAといえるでしょう。
高知県のMBA
現在、高知県にMBAを取得できる大学院はありません。
ただし、学位の取得はできないものの、実践的なビジネス知識を学習できる「土佐MBA」というプログラムがあります。
土佐MBAは高知県主催のビジネス講座のひとつで、マーケティングや組織マネジメントといった経営知識を学べます。
座学だけでなく、講座によってはディスカッションやワークショップなどを交えた異業種交流の機会もあります。
無料で受講できる講座もあるため、とりあえず経営の知識に触れてみたいといった初学者の方にもおすすめです。
基本的には高知県内に在住・勤務の方を対象としています。県内在住の方はぜひ参加を検討してみてください。
愛媛県のMBA
現在、愛媛県にMBAを取得できる大学院はありません。
ただし、松山大学大学院の「経営学研究科経営学専攻」では、経営学修士の学位を取得できます。
MBAのような実践的なビジネスプログラムではありませんが、経営学分野に関して研究を深めたい場合におすすめです。
松山大学の経営修士過程は1979年の設立以来、優れた職業人や研究者を輩出してきた歴史があります。
学部生も通学していますが、昼夜制授業や特別選抜制の導入など、社会人の学習を支援する制度も整えています。
本業のかたわら勉学に励むことも可能です。
徳島県のMBA
現在、徳島県でMBAを取得できる大学院はありません。
MBAが短時間で通える距離にない場合はどうしたらいい?
ここでは、MBAを開講している大学院が短時間で通える距離にない場合の対処について、以下の内容で解説します。
- 通学に時間をかけて香川大学MBAに通う
- オンラインMBAを取得する
- 長期履修制度や1年制MBAを検討する
通学に時間をかけて香川大学MBAに通う
近隣にMBAを取得できる大学院がない場合は、時間をかけて香川大学のMBAに通学するのも一つの選択肢です。
現在、四国地方でMBAプログラムを提供している大学院は、香川県の香川大学のみとなっています。
通学が可能な範囲であれば、香川大学を選ぶことは現実的な選択肢といえます。
通学時間の許容範囲は人によりますが、2時間以内であれば四国の外へ出るよりも香川大学を選ぶ方が近いでしょう。
通学制で学びたいが引っ越しは難しいといった場合、香川大学へ通学する価値は十分にあります。
オンラインMBAを取得する
通学可能な距離にMBAを取得できる大学院がない場合、「オンラインMBA」を選ぶこともおすすめです。
オンラインMBAは自宅からの受講が可能です。
また、休日の開講や講義のオンデマンド配信など、仕事と両立しやすいオンラインMBAもあります。
他受講生との直接の交流は難しくなりますが、スケジューリングは通学制より圧倒的に容易でしょう。
特に、空き時間が不規則な業務に従事しているといった場合は、通学制よりオンラインの方が学習を進めやすいでしょう。
長期履修制度や1年制MBAを検討する
四国でMBAを受講できる大学院は香川大学のみのため、学習内容などを踏まえて四国外の長期履修制度や1年制MBAを検討してもよいでしょう。
長期履修制度は、一般的に2年間でカリキュラムを進めるMBAプログラムを3年以上かけて学習できる制度です。
通常2年の学習期間を延長しながら学習できるため、大学院に通う頻度を減らせる点が最大のメリット。
休職せずに遠方から通いたい場合に特におすすめです。
逆にMBA取得のために休職期間を挟む・大学院のそばまで引っ越すといった場合は、1年制のMBAがおすすめです。
通常の半分の期間で卒業できるため、キャリア復帰がより容易になります。
長期履修制度のある国内MBA3選
長期履修制度がある国内MBAとしては、以下の3校を紹介します。
- 京都大学MBA
- 立命館大学MBA
- 名古屋商科大学MBA
京都大学MBA
京都大学のMBAでは、本業があるなどの事情がある場合は学習期間を最長4年まで延長することができます。
京都大学MBA最大の特徴は、入学時に学習したい分野を選択する点にあります。
「ビジネスリーダーシップ領域」「サービス・観光・アート領域」など、選択できる分野は計5つ。
全科目共通の基礎科目を最初に履修し、それぞれの専門分野へ進む流れとなります。
将来的に進みたい分野がすでに固まっている方におすすめです。
参考:京都大学経営管理大学院
立命館大学MBA
立命館大学のMBAでは、仕事をしていて学習や研究の時間を十分に取れず、標準学習期間内での修了が難しい場合、最長4年をかけて履修できます。
立命館大学MBAには、以下の専攻があります。
- 経営管理専攻:一般的なMBA。キャリア構築や起業に関心がある方向け
- 観光マネジメント専攻:観光事業に関心がある方向け
また、それぞれの専攻で勤続2年以上の方が対象の「マネジメントプログラム」と、2年以下の方が対象の「キャリア形成プログラム」のコースがあります。
マネジメントプログラムは大阪梅田キャンパスにて夜間と土日を中心に開講しているため、社会人にとっては通いやすいでしょう。
キャリア形成プログラムは全日制のため、勤続2年以下の方は注意しましょう。
名古屋商科大学MBA
名古屋商科大学のMBAは、最長4年まで修了期間を伸ばすことができます。
名古屋商科大学MBAでは、実際の経営課題を用いたケースメソッドによる超実践的な講義を受講可能。
現在進行形で進行中の課題に対して、経営者の視点からどのように意思決定すべきかを学びます。
講義は土日のみの開講となっており、社会人にとって通学しやすい点もポイントです。
参考:名商大ビジネススクール
1年制の国内MBA3選
1年制の国内MBAとしては、以下の3校が挙げられます。
- 早稲田大学 1年制総合プログラム
- 法政大学 イノベーション・マネジメント研究科
- 一橋大学 国際企業戦略専攻(一橋ICS)
早稲田大学 1年制総合プログラム
早稲田大学では、1年制の全日制MBAプログラムが開講されています。
MBAのコアとなる科目を中心として経営学の知識を集中的に学ぶことができる総合的なプログラムです。
全日制で開講されているため、1年間休職して学習期間が確保できる方におすすめです。
コア科目を凝縮的に学ぶプログラムではありますが、選択する科目によっては夜間プログラムや英語プログラムの学生とも交流可能。
限られた時間の中でも密度の高い学びができるでしょう。
法政大学 イノベーション・マネジメント研究科
法政大学のイノベーション・マネジメント研究科では、1年制・2年制のMBAプログラムが開講中です。
どちらのプログラムも平日夜間と土曜日に講義が集中。各々のライフスタイルに合わせて学習することができます。
また、特別プログラムを履修すれば、中小企業診断士を目指すことも可能です。
ビジネス・イノベータの育成に力を入れているため、起業を目指している方に特におすすめできます。
参考:法政大学ビジネススクール
一橋大学 国際企業戦略専攻(一橋ICS)
一橋大学の一橋ICSでは、1年制・2年制の全日制英語プログラムを開講しています。
カリキュラム全編が英語で設定されており、グローバルな環境で学べるのが特徴です。
20か国以上の学生が集まるダイバーシティ環境・多彩なビジネスリーダーが招かれる講義など、短期間でも濃密な体験が可能です。
参考:一橋ICS
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まとめ
当コラムで紹介したMBAは以下のとおりです。
【四国で受講可能なMBA】
- 香川大学大学院 地域マネジメント研究科(MBA)
【長期履修制度のある国内MBA】
- 京都大学MBA
- 立命館大学MBA
- 名古屋商科大学MBA
【1年制の国内MBA】
- 早稲田大学 1年制総合プログラム
- 法政大学イノベーション・マネジメント研究科
- 一橋大学 国際企業戦略専攻(一橋ICS)
四国でMBAを受講する場合、現状では香川県の香川大学大学院でのみ開講されています。
高知県では県主催の講座「土佐MBA」、愛媛県では経営学を学べる松山大学大学院があるものの、MBAは取得できないため注意しましょう。
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