九州・沖縄のMBA一覧|福岡・熊本・宮崎・鹿児島・長崎・大分・佐賀・沖縄のビジネススクールを紹介
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九州・沖縄地方では各県で特徴的なMBAプログラムが開講されていますが、MBAを取得できる大学院がない県もあります。
「通学圏内に大学院がない場合はどうしたらいいの?」とお悩みの方もいるでしょう。
当コラムでは、九州・沖縄地方のMBAプログラムを中心に、通学圏外の大学院を志望する場合の対策などについて詳しく解説します。
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九州地方・沖縄のMBA一覧
ここでは、九州地方・沖縄でMBAを取得できる大学院を紹介します。
- 福岡県のMBA
- 長崎県のMBA
- 大分県のMBA
- 沖縄県のMBA
- 熊本県のMBA
- 宮崎県のMBA
- 鹿児島県のMBA
- 佐賀県のMBA
福岡県のMBA
九州大学大学院
九州大学大学院の九州大学ビジネススクール(QBS)は、日本で三番目・九州圏内では最初の本格的なMBAとして開講した歴史あるプログラムです。
MBAらしいグローバル視点の育成を行っており、特にアジアにフォーカスを当てた独自のカリキュラムが特徴です。
アジア各国の有力大学とのネットワークも構築されており、在学中に交換留学などの機会も得られます。
博多駅内にサテライト教室が設置され、利便性がよい点もポイントです。
平日の講義は博多駅内で行われるため、仕事帰りに通学したい場合は特に便利でしょう。
北九州市立大学大学院
北九州市立大学大学院のMBA(K2BS)では、基礎から応用へと知識を積み上げるステップアップ式カリキュラムを採用。
経営学の学習は初めてという方でも、無理なく学習を進められる設計となっています。
講義は講師と学生の双方向のやり取りを重視しており、グループワークや議論、プレゼンテーションなどの機会が充実しています。
他学生と積極的に意見を交わすことで、ビジネスシーンに必須の対話力や伝達力を鍛えられるでしょう。
参考:K2BS
グロービス経営大学院 福岡校
グロービス経営大学院 福岡校は、オンラインMBAで知られるグロービスの福岡教室です。
博多駅直結のビル内で開講されており、アクセスが非常によい点がポイント。
九州地方のみならず、他地方からも多くの学生が通う人気のMBAです。
福岡校では、九州の地場企業やベンチャー企業経営者、事業継承者など、地元企業に多様なバックグラウンドをもつ学生が学んでいます。
学生同士の懇親会や勉強会が自主的に催されるなど、「楽しく学び合う」カルチャーが特徴です。
異業種交流や人脈作りを重視してMBAに通いたい方におすすめできます。
長崎県のMBA
長崎大学大学院
長崎大学大学院では、社会人を対象としたMBAプログラムを開講しています。
経営者や会社員をはじめ、公務員や議員など学生の業種は多様です。
平日夜間と土曜日を中心としたカリキュラムによって、本業と学業の両立が可能となっています。
また、通常2年間のプログラムですが、最長4年間まで在学が可能な長期履修制度もあります。
規定のスケジュールでの学習が難しい場合は、時間をかけて知識を深めることも可能です。
学生の状況に合わせて柔軟に受講できるMBAといえます。
参考:リカレント教育 (経営学修士 (MBA) コース)|長崎大学 経済学部 / 大学院経済学研究科
大分県のMBA
立命館アジア太平洋大学大学院(APU)
立命館アジア太平洋大学大学院では、全編英語の本格的なMBAプログラムを受講できます。
カリキュラムは、「日本的経営」「会計とファイナンス」など計4コース。
グローバル化が進むビジネスシーンにおいて、深い洞察力や理解力を武器に経営諸問題の解決を担える人材の育成を目的としています。
アジアや欧米、アフリカなど世界各国から学生が集まる、MBAらしいグローバルな学習環境が魅力のひとつ。
世界経済から見た日本の特色を学びつつ、多様な人材をマネジメントできる力をつけたい方におすすめです。
参考:基本情報|経営管理研究科(GSM) – 立命館アジア太平洋大学
沖縄県のMBA
中信金融管理学院
中信金融管理学院は、中心金融管理学院が2025年2月に開学したばかりの新しいMBAプログラムです。
台湾の大手金融グループCTBCが運営を担い、日本国内で唯一台湾式のMBAが学べる大学院として注目を集めています。
教室に通学する学習形式を脱し、オンライン授業や視察・研修ツアーなどを通じて単位を取得できる点が最大の特徴。
沖縄や台湾だけでなく、東京や福岡など各地を舞台とする移動型教育によって、実践の充実と場所を選ばない学びやすさを両立しています。
座学よりも実地での学習をメインに置きたい方や、台湾を中心とするアジア経済に関心のある方におすすめです。
参考:中信金融管理学院MBA
熊本県のMBA
現在、熊本県内にMBAを取得できる大学院はありません。
隣県の福岡県や大分県で開講されているMBAであれば比較的通いやすいでしょう。
宮崎県のMBA
現在、宮崎県内でMBAを取得できる大学院はありません。
近場であれば大分県でMBAプログラムが開講されています。
鹿児島県のMBA
現在、鹿児島県内でMBAを取得できる大学院はありません。
九州内であれば福岡県や長崎県、九州外であれば沖縄や四国のMBAを検討してみてください。
佐賀県のMBA
現在、佐賀県でMBAを取得できる大学院はありません。
隣県の福岡県と長崎県にそれぞれMBAプログラムを受講できる大学院があります。
MBAが通える距離にない場合はどうしたらいい?
通学可能な距離にMBAを開講している大学院がない場合の対処法としては、以下の2つが挙げられます。
- オンラインMBAを取得する
- 短期間で取得できる1年制MBAを検討する
オンラインMBAを取得する
最寄りにMBAを開講している大学院がない・通学が難しいといった場合、オンラインMBAの取得を目指すことは有効な選択肢です。
オンラインMBAは適切な機材とネット環境さえ整っていれば自宅からでも受講が可能なため、通学の手間や時間は一切かかりません。
他学生との交流という観点では通学制に劣りますが、オンラインの利便性は仕事と学業を両立したい場合などには非常に便利です。
特にシフト制勤務など、決まった時間に空き時間を確保しにくい業務を担当している方にはおすすめできる受講形態といえるでしょう。
短期間で取得できる1年制MBAを検討する
現住所からの通学が難しい場合は、引っ越してMBAを取得するのも一つの選択肢です。その場合、短期間で取得できる1年制MBAを検討するのがよいでしょう。
国内MBAは関東や関西に集中している傾向がありますが、九州在住の方が関東・関西まで通学することは現実的ではありません。
講義内容などから関東や関西の大学院を志望する際、短期的に引っ越して通学することは検討の価値のある選択肢といえます。
MBAプログラムは2年制カリキュラムが一般的ですが、1年制MBAであれば通常の半分の期間で取得が可能。
転居を伴う通学を検討する場合、休職や退職を挟んでもキャリア復帰がより容易になるでしょう。
1年制の国内MBA3選
1年制の国内MBAとしては、以下の3校が挙げられます。
- 早稲田大学 1年制総合プログラム
- 法政大学 イノベーション・マネジメント研究科
- 一橋大学 国際企業戦略専攻(一橋ICS)
早稲田大学 1年制総合プログラム
早稲田大学では、1年間でMBAのコア科目を集中的に学べるプログラムを開講中です。
昼間の講義を中心としてカリキュラムが設計されていますが、選択する科目によっては夜間制や英語プログラムの学生とも交流の機会をもつことができます。
一般入試のほか、企業派遣入試・事業継承者入試を経由する入学ルートもあります。
自分の状況に合わせた選考方法で出願しましょう。
法政大学 イノベーション・マネジメント研究科
法政大学のイノベーション・マネジメント研究科では、1年制と2年制のMBAカリキュラムが併設されています。
日本経済の核となる中小企業関連の経営知見を養い、大胆な発想と行動力をもつ企業人の育成を目的としています。
MBAと中小企業診断士の同時取得が目指せる点も、法政大学MBAのメリットです。
学位だけでなく、関連する資格もほしいという方におすすめできます。
参考:法政大学ビジネススクール
一橋大学 国際企業戦略専攻(一橋ICS)
一橋大学の国際企業戦略専攻(一橋ICS)では、100%英語で実施される本格的なMBAカリキュラムを受講できます。
2023年のQSランキングでは国内1位を取得するなど、講義の質の高さで国内外に知られ、世界20か国以上から学生を集める人気のMBAです。
学生5人あたり教員1人の割合で設計された少人数制の体制がポイントで、丁寧できめ細やかな指導によって知識を習得できます。
国際的に通用するトップレベルの講義を受講したい方におすすめです。
参考:一橋ICS
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まとめ
当コラムで紹介した国内MBAプログラムは以下の通りです。
【九州・沖縄地方で受講できるMBA】
- 長崎大学大学院
- 北九州市立大学大学院
- グロービス経営大学院 福岡校
- 長崎大学大学院
- 立命館アジア太平洋大学大学院(APU)
- 中信金融管理学院
【1年制国内MBA】
- 早稲田大学 1年制総合プログラム
- 法政大学 イノベーション・マネジメント研究科
- 一橋大学 国際企業戦略専攻(一橋ICS)
九州・沖縄地方では各県に特色のあるMBAが開講されています。
MBAを取得できる大学院がない県もあるため、通学が難しい場合はオンラインMBAの受講や、転居を含めた通学も検討してみてください。
1年制のMBAであれば、休職・退職後のキャリア復帰もしやすいでしょう。
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