国内最大規模のMBAであるグロービス経営大学院(ビジネススクール)の特徴と入試対策について、アガルートアカデミーの飯野講師が解説していきます。

進学を検討されている方は是非ご覧ください。

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グロービス経営大学院とは

2006年4月に、株式会社グロービスが「株式会社立大学」(学校法人ではなく営利企業としての株式会社が設置した大学)として創立したMBA大学院です。

2008年に株式会社立から学校法人グロービス経営大学院に変更し、通常の学校法人立の私立大学となりました。

【グロービス経営大学院の特徴①】日本最大規模のMBA

特徴の一つ目は、日本最大規模のMBAであるという点です。

2025年の入学者は943人。
これは国内最大MBAコミュニティであり、日本で最も選ばれているMBAと言えるでしょう。

規模がどこのMBAよりも大きいということは、各業界で活躍する多彩なビジネスパーソンに出会うことができ、授業だけでなく、成長意欲の高い仲間の経験からも学びを得ることが可能になるというメリットがあります。

また、グロービスは、在校生・卒業生合わせて累計1万人を突破している日本最大のMBAコミュニティを有しています。
グロービスコミュニティは、20代の大手企業の若手のビジネスパーソンから大企業の役員層、スタートアップの経営者、デザイナー、エンジニア、フリーランス、弁護士や会計士、医師や看護師、NPOに所属する人たちなど、多様性に富んでおり、日夜学生たちは仲間とのつながりを広げています。

そのため、グロービスコミュニティは、社会の「創造と変革」の起点になりつつあるのです。

【グロービス経営大学院の特徴②】実務家教員の“質”とそれを高める仕組み

2つ目の特徴は、教員に関してです。

グロービスの教員は、ビジネスの第一線で活躍した経験を持つ実務家です。
グロービス経営大学院のホームページに記載がありますが、「18時まで経営していた実務家が、19時から次代のリーダーを育成する。」という形で、経営者やコンサルタントなどの豊富な実務経験と体系的な経営知識を持ち合わせる「経営のプロフェッショナル」が教員となって指導に当たっています。

グロービス経営大学院は、実務で使える「実践力」の強化に特化したMBAです。
そのため、授業では、ケース(企業事例)の分析にとどまらず、教員や学生とのディスカッションを通じて、実際のビジネスに引き寄せながら考えることを重視しています。
その独自の教育手法を成立させるために、教員は豊富な実務経験に加えて卓越したファシリテーション力を有しています。

そして、教員の教育技術を教員個人に任せず学校として高める仕組みがしっかり整備されていることも、ブロービスの特徴のひとつです。

日本の大学教授というと、授業の質よりも、卒業しやすさ(簡単に単位が取れる)が重視され、教育技術を高める努力をしている教授は多くはありません。

このような従来の大学教授の在り方を見直すべく、グロービス経営大学院では、学生からのアンケート評価において、5点満点の評価で高水準を維持できないと登壇できない仕組みとなっています。
グロービス経営大学院では、学生の満足度と教育効果を引き上げるために、常にアンケート結果をチェックし、教員の能力開発手法のブラッシュアップを進めているのです。

このような取り組みをおこなっている大学院はあまりありませんので、グロービス経営大学院の試みは評価できると言えます。

また、グロービス経営大学院では、教員に豊富な実務経験を求めていますが、そちらに偏重しているわけではありません。
実務経験に加えて、アカデミックな経営理論の教育や、そのために教員自身が経営理論を体系的に理解していることも求めています。

代表例としてあげられるのは、ケースメソッドの授業に加えて、学生が特定のテーマを掘り下げて研究する「研究プロジェクト」という科目です。

この科目では、教員や学生が選んだ経営課題や社会課題を題材にデータ分析や仮説検証を行い、学術論文形式で成果をまとめることが求められます。
一部の成果は学会で発表されたり、論文として掲載される場合があります。
また書籍として出版されることもあり、実務と理論の架け橋となる貴重な学びの機会といえるでしょう。

つまり、グロービス経営大学院では、アカデミックな探究を完全に排除せず、理論と実践を往復しながら「ビジネスの現場で成果を生み出す力」を育てる教育方針を採用しています。

このように、実務家教員による授業と体系的な教育品質管理、さらに研究プロジェクトによる理論的探究を組み合わせることで、グロービスは“実践知と理論知の融合”を体現するMBA教育を実現しています。

ただし、研究プロジェクトは選抜制なので、絶対に学術論文を書きたいということであれば、修了要件に修士論文がある大学院を選ぶのがよいでしょう。

グロービス経営大学院(グロービスMBA)の評判は?

グロービス経営大学院に関する評判を調査したところ、以下のようなポストがみつかりました。

グロービス経営大学院は、実務に直結する学びを提供していること、セミナーの評判が良いことがわかります。

また、共に学べる仲間や良い教員と出会えることも、グロービスの魅力といえるでしょう。

グロービス経営大学院(グロービスMBA)の費用・学費は?

グロービス経営大学院に2年間通う場合の費用は、合計3,330,000円です。

費用の内訳は、以下の通り。

入学金80,000円
1年目第1期:812,500円
第2期:812,500円
2年目第3期:812,500円
第4期:812,500円
合計3,330,000円
専門実践教育訓練給付金の受給を受けた場合、実質1,970,000円

※参考:学費(費用)・教育訓練給付金(MBAプログラム)

グロービス経営大学院本科生の学費は2年間で3,250,000円であり、入学金80,000円を合計した金額は3,300,000円となります。

なお、3年目以降は、長期履修に関する受講料として毎年289,000円が必要です。

グロービス経営大学院の倍率(合格率)から見る入試難易度は?

グロービス経営大学院の入試倍率や合格率は、公開されていません。

グロービスの出願者の約9割はあらかじめ単科講座を受講し、修了が認められた方だけが本科生に出願します。

一般的な入試とは条件が異なるため、倍率によって入試難易度を判断することは難しいでしょう。

※参考:大学院概要|グロービス経営大学院 創造と変革のMBA

グロービス経営大学院の入試内容!試験日程や試験科目は?

グロービス経営大学院の入試は、5月入試・9月入試・1月入試の年3回実施されます。

各入試の出願時期は、システムが開いていればいつでも可能です。

ただし、グロービスは同一年度で1回しか入試を受けられない点に注意が必要です。

例えば、5月入試で不合格となり再受験を希望する場合、同一年度の9月入試・1月入試は受けられないため、翌年度以降に再受験しなければなりません。

また、グロービス経営大学院の入試は1次試験と2次試験に分かれており、それぞれ以下の審査が行われます。

  • 1次試験:入学志願者の基本情報や職歴、学歴、課題エッセイや提出書類による審査
  • 2次試験:オンラインによる面接

※参考:学生募集要項

グロービス経営大学院(グロービスMBA)の入試対策

グロービス経営大学院の入試は、1次試験が提出した出願書類をもとに先行する書類審査があり、それに合格した方が2次試験の面接に進みます。
面接に合格すれば最終合格です。

一次試験(書類選考)

1次試験の書類選考は、事前に提出する課題エッセイにより合否が決まります。
課題エッセイの内容は、以下の3つの設問に答えるものです。

以下、3つの設問を見ていただければわかると思いますが、グロービス経営大学院の課題エッセイは、研究テーマの設定という専門知識を必要とするものはありません。

過去の実務経験、将来のキャリア計画など事前に知識のインプットが必要なものではありません。

内省をし、自分がキャリアや人生で目指すものは何かを考え、それらを論理的に表現できることが重要です。
エッセイは、1カ月ほどかけて準備し、他者の目を通してフィードバックをもらうようにしましょう。

なお、設問1と設問2に関しては、それぞれ1,000〜1,600文字程度という指示があります。
設問3は字数の指定はありません。

設問1
これまでにあなたが最も情熱を持って頑張ったと評価できる仕事(または活動)について、
・仕事(または活動)の具体的内容
・あなたの役割、一緒に取り組んだメンバー(人数・関係性) 
・取り組む上で行った自分ならではの工夫・その経験から学んだこと、今に活かしていること(具体的スキル・考え方・価値観等)
など、わかりやすく記載してください。
※仕事上で該当する経験がなければ、学生時代や仕事以外の社会活動の経験でも構いません。
※複数ある場合は、直近の事例をお書きください。

設問2
あなたがビジネスパーソンとして社会に対して実現したいこと(志)を教えてください。
・その実現のために、現状では不足しているもの、これから習得したいと思うもの
・そのような志やキャリアプランを持つようになった背景や理由(影響を受けた経験、出会った  人物、著作物など)
・MBAを取得する(もしくはグロービス経営大学院で学ぶ)ことがどのように役立つのか
などのポイントを含め、わかりやすく記載してください。

設問3
仕事以外で関わったことのある、社会・地域活動(NPO含む)、ボランティア活動などで、特に記載すべきものがありましたら教えてください(学生時代の課外活動やサークル活動なども含む)。
参加団体・活動期間・活動内容/役割等をお書きください。また、学業あるいは業務分野の表彰があれば記述してください。

面接

上記の課題エッセイによる1次審査に合格しますと、最後に面接が行われます。

面接は、課題エッセイで書いたことをより深く質問されます(ただし、エッセイの内容以外にも、グロービスのアドミッションポリシーに沿った質問はされることがあります)。
とは言っても、課題エッセイで書いたことが深堀されるだけですから、課題エッセイがしっかり書けていれば、特に対策は必要ありません。

例えば、設問2の「志やキャリアプランを持つに至った背景」の部分で、グーグル創業者ラリー・ペイジの言葉「そんな馬鹿なことはできないと誰もが思うなら、競争相手はほとんどいない」から自分のキャリアプランを考えたとします。

ちなみに上記の言葉は、母校・ミシガン大学の卒業式においてスピーチを頼まれたペイジは、「途方もない夢であっても、実現へと前進させるのは意外とたやすい」と発言しました。
その理由として述べたのが先の言葉でして、名言として語り継がれています。

このペイジの言葉が、自分のキャリア計画の根底にあると課題エッセイに書いたとすると、以下のような質問が予想されます(あくまでも一例です)。

  • 「これまでの経験において、この言葉の精神を実践した事例はありますか?その際、どのような課題に直面し、どのように思考し、解決策を導き出したのかを具体的に説明してください」
  • 「もし、この言葉の考え方と相反する意見や状況に直面した場合、どのように対処しますか?その際の思考プロセスと、最終的な判断に至るまでの論理的な根拠を述べてください」
  • 「この言葉を実現している人物として、ペイジ氏以外にどなたか挙げられますか?その人物がどのようにこの言葉を体現していると考えるか、具体的な行動や成果を基に分析してください」

このような質問は、論理的思考力とグロービス経営大学院が重要視する「志」を問うています。
自分の経験談を起点に抽象化して教訓を導き、応用する必要があるため、事前に整理して論理的に話せる準備をしましょう。

課題エッセイがしっかり書けていれば、過去の自分のキャリアの棚卸や将来のキャリア計画、その計画を立てたキッカケなどはすでにしっかりまとまっています。
2次の面接は論理的に話せる準備をしたうえで自然体で臨めばいいのです

※参考:グロービス経営大学院

グロービス経営大学院のMBAは意味ないって本当?

「元々は民間企業が運営していたから、グロービスのMBAは意味がないのでは?」と疑問に思う方もいるかもしれません。

たしかに、グロービス経営大学院は、株式会社グロービスが母体となって設立されたビジネススクールです。

しかし、2008年には文部科学省の認可を受けて学校法人として正式に設立され、現在は学位(MBA)を授与する専門職大学院として運営されています。

つまり、国立や伝統的な私大とは違いますが、公的に認められた教育機関です。

むしろ民間発の実務志向が強みとなり、現役の経営者による授業など、キャリアに直結する教育が評価されています。

グロービス経営大学院では理論だけでなく「現場で使える力」「人的ネットワーク」「自己変革力」を得られる仕組みが整っており、多くの卒業生が転職・起業・昇進につなげています。

よって、「意味がない」とは真逆で、学びを実務に活かしてキャリアを切り拓きたい社会人にこそ意味があるMBAと言えるでしょう。

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この記事の著者 飯野 一 講師

飯野 一 講師

1990年に成城大学経済学部、2003年に早稲田大学大学院アジア太平洋研究科(現:経営管理研究科)を卒業。
2003年にウインドミル・エデュケイションズ株式会社を設立し、以降国内MBA試験の受験指導に従事。
2019年からはアガルートアカデミーにて国内MBA受験指導を中心に活動している。
指導課目は、経営戦略、マーケティング、組織論、組織行動学、アカウンティングなど経営学全般。
国内MBAに関する書籍を多数出版し、ベストセラーを生み出すなど、国内MBA受験における人気作家としての側面も持つ。
ウインドミル・エデュケイションズ株式会社で代表取締役を務めながら受験指導をおこない、約20年間にわたる指導経験を有する国内MBA受験に精通したプロフェッショナル講師。
国内MBA修了生としては珍しい学術論文の学会発表、学会誌掲載の実績も持つ。
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