自己紹介

名前:K.Mさん
年代:20代
属性:学生
受験資格:法科大学院卒業

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。

合格者の方の受講年度と異なります。

■ 労働法 3講座パック

合格体験記

私は、基本七法については他の予備校を利用していたため(恥ずかしながら、当時アガルートの存在を知りませんでした)、アガルートにお世話になった労働法を中心に合格体験記を書かせていただきます。

私が在籍していたロースクールの労働法のカリキュラムは、3年後期で一通りのことを習い終わるというものでした。ロースクールの講義に沿って学習を進めていては、労働法を1周し終わるのが司法試験本番3か月前ということになってしまい、試験対策(過去問演習)が遅れてしまうことが懸念されました。そこで私は、ロースクール3年生になる前の春休みに予備校の講義を受講し、ロースクールの予習や課題を効率良く消化できる下地を作りつつ、できるだけ早く試験対策に取り組むことにしました。

結局、予定通りに講義を受講することはできませんでしたが、3年生の6月くらいには、労働法の総合講義を受講し終えました。それ以降は、ロースクールの定期試験や、司法試験模試などの直前に、労働法総合講義のテキストを見直し、条文知識や論証、判例を叩き込むということを繰り返しました。また、論証集の「使い方」講義の音声データを普段の移動中に何度も聴いて、暗記すべき規範を頭に染み込ませるようにもしていました。

ロースクールの夏休み期間中には、労働法の過去問解析講座を利用し、全年度の過去問を検討しました。他科目でもそうでしたが、インプットした知識を、過去問演習を通じてブラッシュアップしていくことを強く意識しました。

ロースクール卒業後の直前期には、論文の得点効率を意識し、試験範囲(と受験生側が考えている範囲)が狭い労働法、行政法、刑事系の学習に重点を置きました。3月ごろの司法試験模試では、成績をとることよりは、本番の予行演習であるという点を強く意識し、生活リズムや使用する文房具の最適化に努めました。

司法試験本番では、自分の学習してきたことに自信を持ち、「知らないことは知らないからその場で考えるんだ」という意識を持ち続けました。予期せぬ出題や形式の変化に直面しても、「驚いているのは全員同じ。致命的な差はつかないはず」とポジティブに考えていました。

結果、無事に合格することができました。労働法については、アガルートのテキストを中心に学習すれば、不足は全くないと思います。