合格者インタビュー

自己紹介

名前:大川 和真さん
年代:20代前半
属性:学生
論文式試験順位:1位

受講されていた講座

※現在販売している講座と名称が異なる、また講座が販売終了している場合がございます。

法曹を目指すきっかけ

法曹を志す親友の影響を受け、数多くの条文が有機的に結びつき、社会のルールを形作っている法律の世界に興味を抱きました。また、法曹は自分のような他学部出身のバックグラウンドも大いに生かせることを知り、受験を決めました。

アガルートアカデミーを知ったきっかけや選んだ理由

アガルートで1年合格をした友人がいたため相談し、令和5年9月下旬に受講相談に申し込みました。他の予備校とも比較しましたが、講義時間や教材の分量がコンパクトに厳選されているアガルートであれば翌年に合格できる望みがあると考え、決断しました。

勉強の方針とどのように勉強を進めていたか

9月の終わり頃にアガルートから教材が届き、勉強がスタートしました。ただ、大学の実習があり、水泳競技もやっていたため、短答まで9か月、論文まで11か月という中、限られた時間を効率的に使う必要があると考えました。

法律の学習が完全に初めてだったため、友人の力を借りて計画を立てました。そして、総合講義1周目部分→重問1周目という順番で基本7科目を2月中に終え、3月中に選択科目、実務基礎科目を一通り終えました。

12月から個人別マネージメントオプションにも申し込みました。当時の駒場ラウンジで谷山政司先生に初回をご担当いただき、民事系の答案の書き方を一から教わりました。それまで我流で答案を書いていましたが、法律答案はこれほどまでに洗練された形で美しく表現出来るものなのかと感動した記憶があります。その後、マネオプの回数を重ねるごとに自分なりの書き方の型が定まり、速く正確に書けるようになっていきました。

2月中旬から短答の過去問も解き始め、4月中に1周目、5月中に2周目を終えました。6月初めに初見の令和5年度を解いて余裕があることを確認したため、再び論文の比重を増やし、7月中旬の短答本番までに3周目を終えました。

4月以降短答までの論文対策は、重問の復習と予備試験の過去問を中心に進めました。マネオプで毎回初見の過去問を添削してもらい、都度実力を確認しました。また、刑法や行政法を得点源にしたいと考えたため、刑法事例演習教材、事例研究行政法の2冊の問題集にも手を付けました。

短答以降はひとまず予備試験答練を全て終え、その後は選択科目と実務基礎科目に重点を置きつつ、全科目穴がなくなるように復習しました。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法(使い方)

【基本7科目】総合講義300

アガルートを選んだ理由の一つが、総合講義の時間が短く、テキストも各科目簡潔に一冊にまとまっていることでした。というのも、予備校の講座とは別にリーガルクエストシリーズ等の詳しくて分かりやすい基本書が多く存在する中、いわば橋渡しの役割となる基礎講座は可能な限りコンパクトである方が良いと考えたからです。実際、多くの科目でお気に入りの基本書を1冊見つけ、総合講義や重問で躓いた時に調べるという辞書的な使い方をしました。(通読は非常に時間を要するため、しなかったです。)

基本7科目は範囲が膨大であるため、正面から取り組んでいては総合講義だけで1年が終わってしまうと感じました。そこで、1周目部分は1.5倍速~3倍速で法律用語と条文、論点の所在のみ最低限把握するように努め、具体的な理解は問題演習を通して深めることにしました。そして、2周目は重問を1周終えた後に電車の移動時間に倍速で聞きました。最終的には復習もしたためテキストの内容は大体理解できましたが、総合講義に関して当初の自分のやり方が本当に適切だったのか正直今でも分からず、フォロー制度で相談されるのが一番良いと思います。

【基本7科目】重要問題習得講座

論文の勉強の大部分は、重問を周回する時間でした。科目にもよりますが、3周から5周は回し、最終的には1日に1冊ペースで復習して思い出せるようになりました。

論文式試験に出題される問題の殆どが、重問の特定の問題を少し変形させたようなものであると思います。そして、他の多くの受験生も重問をやってきている中、似た問題が出ればその部分に関しては記憶とスピードの勝負になる部分も大きいと思ったので、徹底的に叩き込みました。本番では、重問の各事案を細かい部分まで記憶していたため、どこが変形されたのかに気付きやすく、解きやすい問題も多かったです。

刑法事例演習教材解析講座

司法試験対策でおそらく一番有名な名演習書である刑法事例演習教材を、谷山先生が全て解説しているという講座です。シンプルな構造の中に大量の事実を論理的に正しく載せて点数を最大化するという徹底した答案作成方針のもとで行われる解説講義と、テキストの参考答案が本当に明快で素晴らしく、目から鱗という状態でした。

もともと、刑法は結論を正解すること自体は難しくないものの総論が絡むと答案の書き方が難しく、そちらで大きな差のつく科目であると感じていました。そこで、この講座を受講したところ、刑法のあらゆる事例問題に対して機械的に構成できるようになり、一番の得意科目になりました。

【特別対策】倒産法 4講座パック

こちらも谷山先生のご担当であり、大変良い4つの講座でした。まず、総合講義の中から既に論文対策を意識されているという特徴があり、具体的な事例問題のイメージと共に倒産法のインプットを進めることができたため大きなアドバンテージになったと感じています。そして、マネオプでも言われた「民事系は適切な条文を見つけてその全要件検討をするだけである」という教えをはじめ、過去問解析講座で教わった数々のことを意識して答案に反映させていった結果、倒産法だけでなく、構造が全く同じである民法や商法の答案の精度も飛躍的に向上しました。

この講座を通じて、倒産法が刑法に次ぐ得意科目になっただけでなく、民事系全体の論文の実力が伸びたと感じています。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

3月頃まではあまり勉強できない日もありましたが、毎日何かしらの進捗は生むように心がけていました。総合講義の2周目は机に座って聞くことはなく、移動時間を活用して聞き終えました。

試験を本格的に見据えるようになった4月以降は、勉強に充てられる時間は全て勉強に充てるようにし、日にもよりますが7~13時間くらい机に向かっていたと思います。

振り返ってみると、法律の勉強を終始楽しむことができてモチベーションを高く維持できたことが、結果的に可処分時間の確保や集中力の向上につながったと感じています。

直前期の過ごし方(どのような勉強をして、どのような心構えで試験を迎えたか)

マネオプで点数がつく答案のポイントについて沢山教わっていたので、短答が終わった直後、それを意識しながら本番形式で時間を測って予備試験答練を全て起案しました。特に、問題文の事実に配点があるということは常々言われていたため、規範との対応を保ちつつ事実をなるべく沢山答案に書き写すことを意識しました。

その中で、論文は答案用紙に書き写せた事実の分量や文字数が物を言う試験であると認識したため、本番は全科目かなり小さめの文字で4枚目まで埋める作戦で行こうと考えました。そして、大変厳しい時間との闘いになることが予想できたため、直前期は最初から全力で手を動かすように意識して答案作成の練習をし、基礎知識の復習の際にも瞬時に論証を思い出せるか確認しました。

論文本番までには何とか全科目時間内に答案を書き終えられる目途が立ち、実務基礎科目を含めインプットも一応満足の行く水準には達したので、自信をもって臨むことが出来ました。

試験期間中の過ごし方

論文の会場にはマネオプの添削答案を何通か持ち込み、直前まで綺麗な答案のイメージを叩き込んでいました。試験自体は冷静でいれば大失敗はしないだろうと考え、いつもの起案と同様の気持ちで臨もうと思いました。とはいえ、やはり気合いが入っていたためか、普段より字を書くスピードが大幅に速くなっており、時間に余裕を感じました。

反省点としては、1日目の夜は興奮や疲れ等で思ったより勉強が捗らなかったので、勉強時間として当てにするべきではなかったです。

受験した時の手ごたえと合格した時の気持ち

論文では10科目中6科目は納得のいく答案を書け、残りも大失敗ではないと感じたので、手ごたえは良かったです。字がかなり乱れてしまった科目もあったのでその点少しだけ不安がありましたが、予備校の解答速報等を見て内容的には合格ラインを超えていると確信しました。

口述は過去問や模試を活用して入念に対策をしていったので、悪くない手ごたえで終えることができ、合格したと思いました。最終合格を確認できた時は安心しました。

振り返ってみて合格の決め手は?当該講座はどの程度影響したのか

マネオプや質問制度といったフォロー制度を最大限活用できたことが合格の決め手だったと思います。答案の書き方を一から十まで教えてくれて勉強のペースも作ってくれたマネオプは言うまでもなく、いつも丁寧な回答で疑問を解決してくれた質問制度も大いに活用しました。このようなフォロー制度が圧倒的に充実しているアガルートを選んで心底良かったと思います。そして、1年間腰を据えて法律の勉強ができたこと自体が僕にとって刺激的で楽しい経験となりました。

改めまして、マネオプで教えてくださった先生方、直接はお会いできなくても授業や質問対応をしてくださった講師の方々、いつも即日教材を発送してくださったスタッフの方々、大変お世話になりました。素晴らしい環境で勉強をさせてくださり、ありがとうございました。

アガルートアカデミーを一言で表すと

「ツアーガイド」です。試験の旅路を、迷うことなく導いてくれる存在でした。

受験生に対するメッセージ

最適化されたアガルートのカリキュラムとフォロー制度に沿って勉強するのが合格への近道だと思います。そして、例え上位合格を目指したとしてもやるべき内容は全く変わらず、結果を分けるのはその完成度の差にすぎないと感じます。

頑張ってください!

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