自己紹介

名前：H.Kさん
受験資格：法科大学院卒業

受講されていた講座

※現在販売している講座と名称が異なる、また講座が販売終了している場合がございます。

• 論証集の「使い方」
• 重要問題習得講座
• 総合講義300
• 予備試験 論文過去問解析講座
• 短答過去問解説講座Ⅰ 憲法・民法・刑法

アガルートアカデミーを選んだ理由

司法試験・予備試験予備校の受講を検討していた当時、知り合いのロースクール生に受講する予備校について相談したところ、アガルートがロースクール生を中心にシェアを広げていること・テキストの完成度が高いことからアガルートを勧められた。アガルートの受講相談でご担当していただいた講師に丁寧にカリキュラムやアガルートの特徴についてご説明いただき、アガルートなら安心して受講が続けられると思った。特に、インプット中心の勉強に疑問を有していたことから、総合講義の講義時間の短さやアウトプット中心であるアガルートのカリキュラムが自分に合っていると思った。また、マネージメントオプションを受講することにより、常にスケジュールを管理され、締め切り効果もあることから、オンライン講義の短所である講義の消化不良にも対応できると考え、マネージメントオプションのような個別指導のシステムを有するアガルートを選択した。

合格体験記

まずは、アガルートの講師にご提示いただいたカリキュラムに則って総合講義300・論文答案の書き方講座・重要問題習得講座を受講した。カリキュラム通り、民法の総合講義が終わったタイミングで商法の総合講義を視聴し始めると同時に民法の書き方講座も視聴し始めるといったように最大3科目を同時並行で進めていった。

重要問題習得講座が終わったタイミングで予備試験の過去問を解き始め、過去問解説講座の視聴を始めた。短答式試験の過去問は総合講義の進める最後の科目である行政法の視聴を始めたタイミングで1日20問とノルマを決めて解き始めた。

ロースクール入学後は授業の予習箇所に該当する総合講義の部分を読んだ。司法試験の過去問を解いた際も知識に不安が残る部分は総合講義を確認し、論証に不安が残るときにはアガルートの論証集を確認した。論証集・総合講義・重要問題習得講座のテキストは司法試験直前期まで使い続けた。特に論証集については、ロースクールの講義や基本書を読み答案に使えそうな情報を一元化する教材として利用し、司法試験本番の休み時間まで利用し続けた。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法（使い方）

【基本7科目】論証集の「使い方」

最初に読んだときはこんなに長い文章をこんなにたくさん覚えなければならないのかと絶望した。少しずつ法律を理解していくうちに、論証集に書いてあることを一言一句答案に書く必要はなく(定義等は別だが)、理解を基に自分の言葉で論証集と同様の趣旨のものが書くことができれば問題ないということに気づいた。そこからは、論証集を、論点を思い出すフックとして利用した。アガルートの論証集は網羅性が高いので、司法試験の過去問で知らない論点が出ても、この論証集に掲載されていないのであるから現場思考の問題だなと割り切って考えることができた。また、予備校の記述は誤っている部分があるや、古い情報が多いと言われることもあり、ロースクールでも予備校の考え方が批判されることがあった。しかし、アガルートの論証集の記述内容は、それらの批判が妥当しない点も多く、記述の正確性で信頼を置くことができた。

【基本7科目】重要問題習得講座

1番の特徴は網羅性の高さにあると思う。その網羅性の高さから司法試験前も重要問題習得講座を着実にこなしておけば論点の網羅性は十分と安心感があった。

私は、時間短縮の観点から、紙に答案構成を書いたりせずに問題文を読んだら頭の中で問題になる論点、その論証までの流れ、論証、条文を想起し、すぐに解説・答案例を読むという方法で周回していた。受講を開始してから司法試験受験までに平均で10周は演習したと思う。

【基本7科目】総合講義300

論文答案を書くにあたり必要十分な事項が内容に含まれているにもかかわらず約300時間で法律基本7科目の概観を掴むことができた点が有用であった。論文・短答問わずわからない部分があったらまず総合講義のテキストを確認するようにしていた。ロースクール入学後は、授業の予習復習にも利用した。総合講義はコンパクトにまとめられているにもかかわらず、アドバンスの内容等、ロースクールで聞くような深い議論についても記載があり、授業の予習復習にも大変役に立った。

予備試験 論文過去問解析講座

予備試験の過去問について元ネタになった裁判例を引用しつつ丁寧な解説がされているため、過去問の復習はこれでやっておけば問題ないという安心感を持って勉強を進めることができた。解答例の論証が論証集よりもコンパクトにまとめられている部分もあり、論証を紙幅や時間の関係で短くまとめないといけない場合の参考になった。

短答過去問解析講座

自信を持って解けた問題には◯、自信がないけれども解けた問題は△、間違えた問題には✕の印をつけておき、2周目以降に効率的に問題を解くことができるように工夫した。解説を読んでもわからない問題については講義を聞いていた。