自己紹介

名前:O.Rさん
年代:20代
属性:法科大学院卒業

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。
合格者の方の受講年度と異なります。

■ 総合講義100
■ 旧司法試験 論文過去問解析講座
■ カリキュラム司法試験B

合格体験記

ロースクール1年目

今振り返ればロースクール1年目は相当ゆるんだ生活をしていたと思います。

特に前期は学部生気分のままに定期試験に臨んだ結果,惨憺たる成績をとってしまい,相当に凹みました。

また記念受験気分で臨んでいた予備試験の短答式にクラスの半数近くが合格しており,大変な危機感を覚えたことを鮮明に覚えています。

後期からは心を入れ替えて,来年度の予備試験に合格することを目標に,勉強時間を大幅に増やしました。

短答過去問と判例六法を教材に,条文と趣旨,重要判例の事案と判旨を一つずつ愚直につぶし続けました。

短答過去問を3周回すころには,条文・判例知識がだいぶ刷り込まれ,論文問題を解くのが格段に楽になったことを覚えています。

ロースクール2年目

前年度後期からの勉強方法の改革が功を奏したのか,ロースクール2年目の前期は充実した量と質の勉強を確保できたと思います。

予備試験短答式の直前期に過去問3周を何とか終えたところ,幸いにも短答式試験を突破することができました。

予備試験論文式に向けては,旧司法試験の過去問を徹底的にやり込みました。

特に15分で答案構成をすることができるか,という点に焦点をしぼり,全科目を3周ほどやったと思います。

予備試験の過去問については,時間が足りず試験直前期に問題と出題趣旨をザっと確認することしかできませんでした。

15分で精度の高い答案構成をする訓練が私には合っていたようで,幸いにも予備試験論文式も合格することができました。

口述試験も何とか突破することができ,結局,予備試験に最終合格するという自分の目標を達成することができました。

前年度前期の自分からは信じられない成果であり,非常に嬉しかったことを今でも鮮明に覚えています。

ロースクール卒業~司法試験直前期

直前期は司法試験の論文過去問の消化に努めました。

同時に友人と一緒に,中日を除き本番と同じスケジュールで4日間で8通書ききる答練をしたり,模試を受けるなどして,本番を具体的にイメージする訓練を行いました。

ただ,本番前の1か月ほどはどうしても集中が散漫になってしまう日が多く,やや悔いが残っています。

今年不合格であれば間違いなく直前期の追い込みが足りなかったことが要因であろうと思っていました。

司法試験当日

試験当日は,模試とは比べ物にならない緊張と集中で非常に疲弊しました。

中日には短答過去問を復習するつもりだったのですが,とてもできる体力がありませんでした。

司法試験の半分はメンタルと体力のタフさで決まると心底思いました。

手ごたえは,明らかに大失敗した科目が2つ,失敗したと思われる科目が3つ,何も覚えてない科目が3つという感じで,とても自信をもてる内容ではなかったです。