受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員を目指すきっかけ

私が、公務員を目指すきっかけとしては、警察官になるというのが小さいころからの夢であったからです。よくテレビで警察のドラマを見ることが多かったことや、自分の家の近所で空き巣被害が発生した時に警察官が現行犯で逮捕しているところを見て、かっこいいなと憧れるようになりました。

公務員全般を志望するというより、警察官になるために公務員試験の勉強をしたというのが大きいです。また、公務員は安定しているというイメージがあるように、警察官の場合、公安職という職業柄、仕事が激務であるというのもありますが、給料も高く、福利厚生がしっかりしているからです。

また、法学部に進学したことも、公務員になるためというのもあり、学んだ法律知識を活用できる職業に就きたかったからです。

アガルートをお選びいただいた理由

アガルートを受講するきっかけとしては、公務員試験の講座が大学でとれるものがありましたが、家で勉強するほうが自分にあっているということで、家で授業を受けられて公務員試験の過去問を使用している公務員試験対策講座がないかな、と探していたからです。

そして、公務員試験講座が授業動画とともに受けられるものを探していた時に、合格実績が多くあり、実際の試験の過去問を使用しており、目指す公務員の職種で講座のコースが分かれているため、わかりやすく、また、内定特典もあるということでアガルートを選びました。

内定特典の存在は大きく、公務員試験に合格するというモチベーションの1つになりました。また、公務員試験のコースが公務員の職種や試験の難易度で分かれているというのは、選ぶときにどの講座を取ればいいのか分かりやすく、幅広く勉強ができると思いました。

学習の方針と進め方

学習の方針としては、どの公務員試験でも科目として出る、教養科目から勉強をし始めました。数的処理は自らで解き、わからない問題は授業動画を見て、解き方を教わり、また自ら解くという形で学習していました。

国家一般職試験で必要な専門科目は、同時並行で複数の科目を進めていました。一つの科目を行い、次の科目に進むという形で行うと復習の際に忘れることが多く、時間をかけて、過去問を重点的に勉強していました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

裁判所試験を3月に受けましたが、教養試験、専門試験ともに勉強不足を痛感させられました。そこから国家一般職試験に向けて勉強をしました。得意な法律科目の点数を確実に取れるように過去問の解き直しや、解けなかったところの復習をしました。

数的処理は私にとって試験で1番時間がかかる科目であったので早く解けるように、また解き方を忘れると問題が一切解けなくなるため、過去問の解き直しを何回も行い覚えることに専念しました。

受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)

①教養試験対策

教養試験では現代文、英語、数的推理、判断推理、資料解釈が出てくると思いますが、私は数的推理と判断推理が苦手であったため、重点的に勉強を行いました。

それぞれの問題に解き方のコツや、公式が存在するため、公式を覚えてから解いていくというやり方ではなく、解きながら覚えることに専念しました。また、自分の解きやすい解き方を覚えることで、応用問題が出てきた時に解けるように学習を進めました。

②専門試験対策

専門試験対策では、複数の似た科目を同時並行で進めていき、一つのセクションが終わるごとに過去問を解いていくやり方で進めていました。授業を受けたところを過去問で復習をしていくと、覚えた知識を活用できるため、知識の定着が早かったです。

また、過去問を解く際には、授業内容が書かれた教科書を見ながら行うことで、選択問題の問題文の間違いに気づくことができ、このような問題文ができたら間違いである、と試験中も素早く解くことができました。過去問を授業と同時に進めていくことが非常に重要でした。

③人物試験対策

人物試験対策としては、面接対策を県警の試験でしか行っていないのですが、元々人前でハキハキと喋ることが得意であったため、対策という対策を時間をかけて行ってはいませんでした。人物試験対策講座で面接の所作などを頭に入れ、模擬面接などで所作を実際に行いました。

面接対策はされるであろう質問に対する回答を作っておき、丸暗記はしないように覚えていました。丸暗記をしていると、面接の際に忘れると何を話せばいいかわからなくなるため要点だけを覚えるように対策をしておりました。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

公務員試験の勉強をしているときも、直前までは普段通りアルバイトを入れていたため、勉強をする日とできない日の区別があり、メリハリをつけることができていました。だらだらと勉強をするより、やらなければならないという時間を作ることで、勉強が捗りました。

また、ペンを持って勉強ができない時などは過去問を持ち歩き、少しでも問題を解く時間に費やしておりました。家で集中できない時は図書館の自習室なども利用して、携帯の授業動画を見ながら学習をしていたこともありました。

直前期の過ごし方:どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか

直前期は、常に何かの過去問を持ち歩くようにして、バイトの休憩中や電車の中など隙間時間でも問題を解く時間を確保していました。他の受験生も自分以上に勉強していることを考えると、少しでも時間を無駄にできないな、という心構えで勉強をしていました。

苦手科目を重点的に復習を行い、間違った問題にはチェックをつけていたため、そこの復習を行いました。また、試験は朝から行われるため、朝に勉強をする習慣をつけて早く寝る、という生活習慣に正してから試験に挑みました。

試験期間中の過ごし方

試験期間中は、次の試験で使う科目以外の採点や、解けなかった問題の復習などは行いませんでした。次の試験のモチベーションが下がることはせず、次の試験に繋がるように、苦手な科目を重点的に勉強をしていました。試験期間中は新たなところを復習し始めるのではなく、頻出の過去問だけを解くようにしておりました。

また、苦手な数的処理の解き方の復習をし、さらっと過去問を少しずつ摘んで解くようにしていました。アガルートの教材以外に、ネットで調べると出てくる数的処理などの解いたことのない問題を解けるようにしたり、と実践につながるように学習をしておりました。

受験した時の手ごたえと通過・合格・内定した時の気持ち

①教養試験を受験した時の手ごたえ

教養試験はスピードが大事だと考えていたので、いつも通りのスピードでさらさらと解けた時は勉強をした結果が出ているな、と手応えを感じておりました。そのような時は、教養試験の点数が高く、勉強した分だけ点数に繋がることができていたので自信につながりました。

解いている最中はできるだけ、暗算でするよりもケアレスミスを防ぐため、書いて計算することを心がけていました。勉強した成果が出て、教養試験を突破した時は非常に嬉しかったです。

②専門試験を受験した時の手ごたえ

専門試験は、過去問と類似した問題はさらさらと解けましたし、幅広い試験科目と範囲の中で重要なところが出た時は、解けていたと感じています。

授業動画で先生が、ここは重要、と赤文字で書いていたところが出ることが多かった印象で、全て完璧に覚えていられたわけではありませんでしたが、国家一般職試験の専門試験では良い点数を取れて、学習した成果が出ていたと感じています。選択肢の中でこれは違う、と素早く判断し、消去法で解くことができていました。

③人物試験を受験した時の手ごたえ

人物試験は県警の試験のみではありましたが、初めて受けた県警の人物試験ではその都市の特色を調べて、聞かれる質問を想定した回答を作ることで、思いがけない質問の時にも柔軟に対応ができました。

人物試験は元々の得意不得意があると思いますが、入念に準備をすることで、自信につながり、緊張をしたとしても、準備した内容を話すことができるため、準備を怠ることが不合格に繋がると感じました。

入念に準備をした時には、態度や表情に自信が出ると思うため、そのような時は合格につながっていました。

④合格・内定した時の気持ち

公務員試験の勉強をし始めてから、約一年もかかりましたが、第一希望に内定することができました。非常に長くも短くも感じました。公務員試験の勉強をして、試験を受けていたときは不安でいっぱいではありましたが、内定をいただいた際には、諦めずに頑張ってよかった、と思いました。

一度、面接試験まで行き、不合格になってからは非常に苦しい時間が続きましたが、人物対策試験や教養試験の準備や復習を頑張り、結果、内定をいただいた努力は非常に自信になりました。

振り返ってみて合格の決め手

自身の合格の決め手としては、自分の苦手な数的処理を入念に勉強したことで克服し、一次試験に突破できたことと考えております。

また、1度目の失敗を活かしたことと、他に内定をいただいていた県警での面接試験での経験を活かし、何がダメであったか、何が良くて合格につながったかを分析し、最後の面接試験で出し切れたことです。

緊張はしたものの、しっかり準備をしたため、自信につながり、いつも通りの自分を出すことができたと思っております。

公務員として実現したいこと・取り組みたいこと

公務員として実現したいことは、まず夢であった警察官になることです。警察学校を卒業し、一人前の警察官になることです。まだ、どこの部署に入って○○したい、という明確に決まっているものはありませんが、それは一人前の警察官になってから決めようと思っております。

警察官になって、犯罪を抑止し、治安を維持する、ということに努めていきたいと考えております。犯罪の被害に遭われた方に親身になって話を聞き、被害者本人、その家族から不安をいち早く取り除けるような、被害者に寄り添うことができる警察官になりたいと思っております。

警察官として社会人になりますが、不安はたくさんあるため、今回の公務員試験の経験を活かして、一人前の警察官になるために勉強等の努力に邁進して参ります。

受験生に対するメッセージ

公務員試験は難易度が高いものが多く、教養試験や専門試験、小論文や記述問題など取り組むことが非常に多いです。また、筆記の点数だけでなく面接を重視する試験も多くあります。

私は試験勉強を周りの公務員試験を受ける方より遅くに始めました。試験前になり勉強不足を感じたり、時間が足りないと感じることが多々ありました。試験勉強は何より早くに始めることが大事です。

多くの科目と広い範囲を覚え、試験対策をするには時間が必要であると感じました。アガルートの教材を1周だけでなく、何周もすることを念頭に置き、勉強をする計画を立てることが非常に大事だと思います。

これから、公務員試験を受ける皆様は、第一希望の試験で緊張をしてしまうことがあると思いますが、時間をかけて学習をした自分に自信を持って、試験に挑んでください。皆さんの公務員試験合格を応援しております。