受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員を目指すきっかけ

地元である鳥取を盛り上げて行ける仕事がしたい、とずっと考えていました。
大学進学で、友人の多くが県外へ出て行ってしまった寂しさから、よりその気持ちが強まりました。
鳥取大学地域学部地域創造コースで地域活性化の方策を学ぶ中で、地域の子どもたちが愛着を持ち、社会人になってからも地元で働き活躍する人材になるような魅力ある鳥取県の制度づくりに関わり、人口減少対策に取り組みたいと思うようになりました。
そして、都会だけが魅力的なのではなく、それぞれにあった環境で生活することが重要なのだと気づき、地元である鳥取が居心地の良い場所となっていきました。
また、自分の強みである、年代や職業の異なる人々との良好なコミュニケーションは、行政に活かしていけると思いました。
鳥取県をさらに活気あふれる街にする為に、様々な面から地元に貢献したいと考え、鳥取県職員を志望しました。

アガルートをお選びいただいた理由

アガルートは、事前に無料のガイダンス動画で、公務員試験対策のポイントや講座の特長について知ることができます。
また、事前の受講相談にも対応しています。
私も実際に、無料のガイダンス動画を受講しました。
その際に、英語も数学も社会もどの科目をとっても、先生方の授業がとても分かりやすかったです。
教材も添付されていましたが、重要なことだけを記載されているので、シンプルな内容でとても使いやすかったです。

各講義がコンパクトに収録されていて、テンポよく進められるのも自分に合っているなと感じました。
自分のペースで進めやすいと判断したため、アガルートを選びました。
また、内定特典で、全額返金やお祝い金の贈呈制度を用意している点も、大変魅力的でした。
金銭的な負担も小さくできるため、ぜひ利用したいと感じました。

学習の方針と進め方

年内中には筆記試験の主要5科目(数的処理・憲法・民法・行政法・経済原論)のインプットを終了し、年明けからその他の科目のインプットや問題演習、論文や面接対策の対策を始められるように進めていました。
何月までに、どの科目を、テキストの何ページまで終わらせておきたいのか、逆算して日々取り組んでいました。
受験前年の末までは1日3時間程度の勉強を行って、年明けからは6時間程度の勉強時間を確保するようにしていました。
一般的には1000時間から1200時間程度は必要と言われているので、時間の確保を大事にしていました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

モチベーションを維持することに大変苦労し、勉強に身が入らない時期がありました。
公務員試験は科目が多く、勉強を始めてから合格・内定を勝ち取るまで約半年~1年と長丁場です。
しかも、民間就活よりも内定が出るのが遅くなります。
そこで、科目の多い勉強が不要で、内定が出るのが早い民間就活を選択し、公務員試験の勉強を途中で諦めてしまう友人が周りに何人かいました。
私も民間にシフトしようかと思う時期もありましたが、公務員として活躍されている先輩方に相談することで、モチベーションを維持することができました。

受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)

①教養試験対策

数的推理では、解説動画の解き方が1種類ではなく、いくつかの解法を示してくださったのがすごく良かった点です。
テキストに記載されている解き方以外の方法も知れるため、自分が1番しっくりくる解き方を学ぶことが出来ました。
そのため、文系の私でも、苦手意識を持つことなく取り組むことができました。
1つの動画が短いため、ちょっとした隙間時間に見て学ぶことが出来るのもありがたかったです。
出題数の多い科目を優先的に勉強して得点源とするのが、一番効率的な勉強法だと学んだため、まんべんなく勉強するのではなく、教科ごとに勉強時間は変えていました。

②専門試験対策

どの科目も、出題レベルを始めに提示して下さいます。
そのため、ひとつの科目の中でもどこを重点的に勉強すれば良いのか一目で分かりました。
取捨選択しながら勉強を進めることができたので、最短ルートで合格できたのだと思います。

一度講義を受講したり、テキストを見たりするだけで覚えられる人はほとんどいないと思います。
一度の勉強で完璧にこなそう、一度の勉強で完璧に覚えようという考え方を止めました。
分からないところがあってもとりあえず次に進む、問題集を繰り返し解くなかで少しずつ覚えていく、という進め方をしていきました。

③人物試験対策

面接に挑む上での必要な情報を、具体的に学ぶことが出来ました。
入退室の仕方から、具体的な模範解答や、質問に答えるうえで気をつけることなど、初めて知る知識ばかりでした。

まずは、面接試験のイロハを学んでから、模擬面接に移ったことで、スムーズに練習することが出来ました。
まずは、知識のインプットが重要だと思いました。
進め方としては、人物試験の対策動画を見て、基本を学びました。
その上で、予想される質問に対して、自分ならどう答えるのか回答を作り、友人に模擬面接の練習を頼み、実践練習を重ねました。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

日中は、大学の授業で忙しかったため、授業が終わった後の7時以降を勉強する時間としていました。
しかし、直前期になるまではアルバイトも続けていたため、隙間時間を有効活用するよう努力しました。

電車に乗っている時間に暗記科目のテキストをみたり、空きコマはアパートに帰らず、学校の図書館に行き勉強するように習慣づけました。
家だとメリハリがつかないため、勉強する時は大学に行っていました。
日中は、大学の授業を受け、放課後は学校の図書館で勉強するか、アルバイトをするという1日を繰り返しました。
たまに、気分転換としてカフェに行き勉強したり、友達とお店で夜ご飯を食べ、学校に戻って勉強していました。

直前期の過ごし方:どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか

過去問を使って本番と同じ時間で問題を解き、時間の使い方を覚えました。
間違えた問題の確認作業を徹底し、次の日、同じ問題を解いて、本当に自力で解けるように身についているのか確認する作業を行っていました。

新たな知識を埋め込むのではなく、自分の苦手な範囲に絞って学習しました。
今まで長い期間頑張ってきたからこそ、力が入ってしまったり、緊張してしまうことは仕方がないと割り切って、緊張することは悪いことではないという心構えで試験を迎えました。

試験期間中の過ごし方

1次試験を突破しても、最終合格が発表される日までは、油断せず、普段通りの生活を送るようにしていました。
大学の図書館に行き、閉館時間まで勉強するという毎日のルーティンをこなしていました。

最終面接試験が終わった後も、万が一落ちてしまった時のことを考えて、併願先の勉強を始めていました。
普段は朝ご飯を食べないのですが、試験日は必ず朝ご飯を食べていました。
試験の手ごたえを感じたときも、失敗してしまったかもと思った時も、次の日には引きずらないように意識して、次の試験に向かっていました。

受験した時の手ごたえと通過・合格・内定した時の気持ち

①教養試験を受験した時の手ごたえ

私は、鳥取県庁の前に、練習もかねて他の自治体も2か所受験していました。
そこで、うまくいったことやうまくいかなかったことをフィードバックし、その経験を意識して挑みました。

そのため、時間配分なども想定通りうまくいき、わからない問題等もなく、「絶対に一次試験は突破できたぞ」という確固たる自信がありました。
また、想定していた問題よりも簡単な問題が多く、かなり手ごたえを感じました。
8割以上とれた感覚でいました。

②専門試験を受験した時の手ごたえ

私が受験したコースは、キャリア総合コースのため、専門試験がありませんでした。

③人物試験を受験した時の手ごたえ

島根県と岡山県も練習を兼ねて受験したため、本命の鳥取県庁は緊張することなく、余裕を持ちながら受験することができました。
練習通り、自分の強みを面接官にアピールすることができました。
自分の鳥取県に対する熱い想いを面接官に伝えることができたので、落ちることはないだろうと手ごたえを感じました。
笑顔が自分の強みでしたので、笑顔をアピールするように心がけました。
面接官の方も笑顔で話を聞いてくださったので、自信をもって面接を終えることができました。

④合格・内定した時の気持ち

とてもうれしかったです。
一緒に、公務員を目指して頑張ってきたアガルートの受講生であり、友人に真っ先に連絡したいと思い、合格したことを伝えました。
すると、自分のことのように喜んでくれ、本当に合格したのだと感じることができました。
自分の目標を本当に達成することができて、達成感でいっぱいでした。
試験勉強はつらく、苦しい時もありましたが、自分の頑張りが報われたような気持になりました。
あきらめずに、最後まで頑張ってよかったと思いました。

振り返ってみて合格の決め手

頑張っているのは、自分だけではないと感じることができた環境、周りの友人たちのおかげだと考えています。
アガルートは通信講座ですが、facebookでグループアカウントがあり、そこで講師に質問することができます。
それをみると、全国の受験生たちの進捗状況を把握することができ、自分も頑張ろうと奮い立たせてくれました。
また、6名ほど、アガルートを受講している友人がいたため、一緒に勉強することで、最後まであきらめず試験に臨むことができました。

公務員として実現したいこと・取り組みたいこと

鳥取の多くの若者が、企業の選択肢が少ないことを理由に県外に就職してしまうのはもったいないと感じています。
私は、地域に根ざす企業を軸とした地域経済の活性化について専攻しています。
ゼミ活動の中で、県内外の中小零細企業に出向き、様々な業種の方から直接お話しを伺ってきました。
技術はあるが売り方がわからない、後継者が見つからないなど多くの課題を抱える現状を目の当たりにしました。
今後、これらの課題は、ますます顕著になっていくと考えます。
そこで私は、鳥取県を鳥取の産業の魅力を引き出し若者が定着する街にしていきたいです。
既存の企業に手を加え、官民一体となって育てていくことで、その企業が秘めていた新たな可能性を生み出します。
経営者の方々の挑戦する志や、鳥取県への誇りこそ、若者が働きたいと感じる要素になるはずです。
私は企業を応援することで、若者の就業につなげ鳥取に活力を生み出します。

受験生に対するメッセージ

早い段階から公務員志望(県庁)であったため、3年の夏ごろから専門・教養試験の勉強に取り掛かっていました。
しかし、早くから始めたことで、中だるみしてしまい、思ったように勉強が進まず自己嫌悪に陥ってしまうこともありました。
周りの友人たちと一緒に勉強をすることで、頑張っているのは自分だけではない、と思えたことが長期間頑張れた大きな理由でもあります。
企業を一切受けていなかったため、不安な気持ちになることも多かったですし、先が見えず苦しかったのですが、今考えれば崖っぷちな状況だからこそ乗り越えることができたのかなと思います。
自分のペースを崩さず、自分を信じて最後まで頑張ってください。
皆さんを心から応援しています。                                                     

使用していた教材とおすすめの使い方

速攻の時事を隙間時間に読む。

使用していた文房具やツール

大学のカフェで買えるカフェラテ。