受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員を目指すきっかけ

公務員を目指すきっかけは、親の影響が大きかったです。
親が公務員であったため、私が進路先に迷い相談した際に、公務員を勧めてくれました。
親の話から公務員の仕事内容など、公務員としての仕事が社会において大きな意味を持っていて、地域や国の発展に寄与する重要な職業であると知り、そこに魅力を感じました。
また、私が住んでいる区は、自然あふれる区と、今もなお発展を続けている区に挟まれているため、生まれてこのかた、市の魅力を多く感じながら成長してきました。
そのため、市の魅力を大勢の人に伝えたいと考えました。
そこで、市の職員になれば街を活性化させることができ、その魅力を大勢の人に伝えることができるため、公務員を目指そうと思いました。

アガルートをお選びいただいた理由

アガルートを選んだ理由は、複数あります。
まず、始める時期が遅かったことが、一番大きかったです。
私は3年の11月下旬から公務員を受けようと決意し勉強を始めたので、他の受験生や一般的な試験勉強開始時期よりも、取り組むのが遅かったです。
そのため、他の予備校に比べて速習カリキュラムが提供されていたアガルートでは、短期間で必要な知識を効率的に学ぶことができると感じました。 

また、親に迷惑をかけたくなかった、という思いもありました。
アガルートの授業料は自分で払える金額であったため、親に負担をかけずに勉強を続けることができました。
さらに、アガルートには合格特典として、全額返金される制度があることも決定を後押ししました。
この特典は合格に向けたモチベーションを高め、合格すれば費用の一部を戻してもらえるという安心感を与えてくれました。

学習の方針と進め方

私は3年の11月下旬から公務員試験の勉強を始め、他の受験生よりも遅れていたため、学習方針としては、まずはひたすら動画視聴に時間を充てました。
すべての科目をみることは時間的にも厳しかったため、動画視聴は法律科目を優先にして勉強し、並行して数的の過去問を解いていました。

1月までは大学の試験勉強があり、学習時間が少なくなってしまったため、2月3月は毎日11時間以上勉強するようにしていました。
その期間では、ほぼすべての科目の過去問を何周もしていました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

勉強開始時期が遅かったので動画視聴に時間を多く充てていましたが、長時間動画を見ていると眠くなってしまい、集中力が続きませんでした。
そこで、集中力を続かせるために2つのことを行いました。
1つは、50分間勉強し10分休憩するという勉強法です。

学校で時間割が決められていたことを思い出し、取り入れてみると、10分間休憩することで頭がスッキリし、良い状態で次の50分間に取り組めました。
もう一つは、しっかりと食事をとることです。
勉強中にお腹が空いて集中できないことがあったので、しっかりと朝昼晩の食事をとり集中力を上げました。

受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)

①教養試験対策

数的処理は幅広い範囲の過去問が用意されていたので、対策するには十分な内容でした。
間違えた問題や解けなかった問題には付箋を付けて、翌朝その問題を解くようにし、正解したら付箋を外すようにしていました。

そうすることで、広範囲な数的を効率的に勉強することができるのでお勧めです。
文章理解は、模擬試験や本番レベルの問題だったので、対策しやすかったです。
地方上級を受けた私は、3月から徐々に現代文と英語の勉強を始めましたが、1日2問解く勉強法で間に合いました。

②専門試験対策

専門試験科目では、主に法律系科目と経済系科目を学びました。
法律系科目の講座では、法律の解釈や法律の内容等を簡単な言葉で説明していたので、法律初心者でも簡単に理解できる内容でした。
また、よく出題される問題等を動画内で説明していたので、対策もしやすかったです。

経済系科目では、勉強開始時期と同時にミクロ経済学とマクロ経済学を学習し始め、直前期に財政学を学習し始めました。
ミクロ経済学とマクロ経済学は、動画視聴にそれほど時間を有しなかったので、過去問をひたすら解いていました。
財政学も動画がなかったため、過去問をひたすら解いていました。

③人物試験対策

私は勉強開始時期が他の受験生より遅れていて、併願を使い複数の自治体を調べていると中途半端に終わってしまうと思ったので、、一つの自治体に絞り対策をしていました。
地元の自治体を受けたので、各区役所を回り、そこにあるパンフレットなどで市の施策や情報を集め、面接で聞かれてもいいように対策をしました。
私が受験した自治体は、30分間行う面接の前に、20分間で行う面談がありました。
そのため、いかに面接官と会話ができるかということを重視し、友達や親に頼んで、会話形式で自分のアピールポイントや志望動機などを伝える練習を行っていました。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

3年の12月から勉強を始めたので、土日は最低でも10時間を勉強に費やしました。
1月は学校の期末テストもあり、勉強時間を確保することが難しかったので、暗記科目は隙間時間に勉強し、数的や経済学は朝起きたときや寝る前に1日5~10問程度を解くようにしていました。
2月3月は学校が休みに入ったので、過去問をひたすら周回していました。
1日の過ごし方としては、図書館で勉強していた時もありましたが、多くは家で7時半から23時半まで勉強していました。

直前期の過ごし方:どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか

直前期は、過去問と論文を中心に学習をしていました。
論文試験に苦手意識をもっていたので、1次試験が終わった後からではなく早めに始めていました。
直前期は学校の中間テストも被っていて、勉強時間を作れない日がありましたが、数的や経済学は朝起きたときや寝る前に1日5~10問程度を解くようにしていました。
試験前日や当日は、今まで勉強してきたことや続けられてきた自分を信じ、絶対受かってやるという気持ちで挑みました。

試験期間中の過ごし方

1次試験中は、学校の中間テストもあったので、試験勉強とテスト勉強を両立いながら行っていました。
学校にいる間は、中間テストの対策に時間を費やし、家にいるときは公務員試験の勉強を行うことが多かったです。

2次試験中は、面談と面接があったので、自治体研究や受け答えの練習をしていました。
自治体研究に力を入れすぎて、模擬面接や面接カードの対策があまりできませんでした。
そのため、親がいるときや学校で友達がいるときに、練習相手になってもらい対策をしていました。

受験した時の手ごたえと通過・合格・内定した時の気持ち

①教養試験を受験した時の手ごたえ

文章理解は、現代文は模試に比べて簡単な問題だったので手ごたえがありましたが、英文は元々自信がなかったので、受験後もあまり手ごたえはありませんでした。
判断推理と数的処理は、自分の苦手分野からの出題が多くありましたが、苦手分野の過去問をひたすら解いていて似たような問題が出題されていたので自信はありました。
資料解釈は、試験勉強中にあまり手を付けられなかった科目ではありましたが、何問かは手ごたえがありました。

②専門試験を受験した時の手ごたえ

専門試験は、教養科目よりも力を入れて勉強していたので、教養科目よりも手ごたえがありました。
その中でも法律分野には力を入れて学習していたので、全問正解できたと思います。

経済学の問題は、全体的に自信はありましたが、自分が苦手としている分野の問題1つあったのでその問題は落としたと思いました。
財政学、政治学、時事問題は、直前期になってから勉強しましたが、易しい問題が多かったので、全体で7割は解けたと思いました。

③人物試験を受験した時の手ごたえ

1次試験は、合格通知が来るまで受かっている自信はありませんでしたが、人物試験はかなり手ごたえがありました。
私が受けた自治体の人物試験は面接試験と面談試験があり、筆記試験と人物試験の点数の比重は五分五分でした。
面談試験は、20分間で面接よりも距離が近い形で行われ、面接試験は30分間の一般的試験形式で行われました。
面談試験と面接試験の両方とも、市の部署と連携していて、市の職員と関わる機会もあるアルバイト先に関しての質問が多く、それらについて多く質問されると、事前に想定していて対策も十分行っていたので手ごたえはありました。

④合格・内定した時の気持ち

公務員試験に合格した時の気持ちは、言葉では表現しきれないほど嬉しかったです。
まず、試験への準備期間が長く、辛い努力が実を結んだことに対する達成感が強かったです。
それを乗り越えたことで自己肯定感も高まり、自信に繋がりました。 

また、公務員としての職務は社会に貢献する使命感があり、合格することでその使命を果たせるという喜びもありました。
さらに嬉しい気持ちとともに、合格したからこそ、一層の努力と責任が求められること、謙虚さも忘れずに、日々の業務に取り組んでいきたいとも思いました。

振り返ってみて合格の決め手

合格の決め手は、勉強方法、人物試験の2つにあると思いました。
まず、自分に合った独自の勉強法で取り組めたことが大きかったです。

50分間勉強し10分休憩する勉強法で、集中力を高め効率よく勉強してきたので、それをせずに勉強していたら集中力が続かず、が生核という結果には繋がっていなかったと思います。
そして、人物試験も、合格の決め手となったと思います。
筆記試験と人物試験の得点の比重が同じだったので、得意の人物試験で挽回することができたと思います。

公務員として実現したいこと・取り組みたいこと

私が住んでいる区は、自然あふれる区と、今もなお発展を続けている区に挟まれているため、生まれて此のかた市の魅力を多く感じながら成長してきました。
そのため、市民の生活に直接かかわり、幅広い業務に携わることができる部署に所属し、市や区を活性化させていきたいです。

具体的には、新型コロナウイルスにより減少してしまった各地域の伝統的な行事を、地域の力を借りて復活させていきたいです。
またアルバイトでは、学童や児童センターなど子供に関わる仕事をしているので、公務員になった際には子供と関われるような仕事をしたいと思っています。
その中でも実現したいことは、現在着々と進んでいる、放課後に校庭を開放し、子どもたちの遊び場を確保するという施策です。

受験生に対するメッセージ

私の試験までの道のりとしては、3年生の12月から勉強を始め、翌年の6月に試験を行いました。
ほぼ半年しかない状況で合格することができたので、もし勉強を始めるのが遅かったと思っている受験生がいたら、諦めないで今すぐにでも勉強してください。
また、がむしゃらに勉強するのではなく、自分に合った時間割や勉強方法を見つけると、集中力も続き効率よく勉強できるのでお勧めします。

民間企業の就職活動をしている受験生は、早めに行動して直前期を公務員試験対策だけに費やせるようにすることをお勧めします。
民間企業は早いところで3月前に内々定を出しているところがあるので、後々になって焦らずに済むように早め早めに行動してみてください。
ぜひ合格に向けて頑張ってください。

民間企業向けの就職活動について

①民間企業向けの就職活動はしましたか?

はい

②民間企業の就職活動をされていた場合は、どのような業種・職種を志望されていましたか?

不動産・営業

③公務員試験の対策と並行していくにあたって工夫したことや大変だったこと等ございましたら、ぜひお聞かせください。

多くの民間企業は、公務員試験の前に面接が始まるので、その対策は年度明けから徐々に始めたほうが良いと思いました。

使用していた教材とおすすめの使い方

  • 数的処理と判断推理

1日1分野解いて、間違えた問題と分からなかった問題に付箋を付ける。
そして次の日に、付箋がついている間違えた問題と分からなかった問題だけを最初に解く。
また間違えてしまった場合には、付箋はそのままにして次の分野に進む。
最初はこれを毎日続けていき、何周かし終えたら、まだ残っている付箋の箇所を徹底的に対策し、本番を迎える。

使用していた文房具やツール

  • 付箋
  • ブドウ糖