受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員を目指すきっかけ

久しぶりに帰郷した際に、ホッとしたことが一つの要因です。
この街のこの安心感、居心地の良さを守りたいと思ったからです。
特別区といっても23区もあるため、ほぼ全ての区役所を訪れ、街歩きをし、検討しました。
しかし、生まれ育った江戸川区に一番の居心地の良さを感じました。

振り返ってみれば、江戸川区でたくさんの経験をさせていただきました。
プールやテニス、スケート、生物観察、豚の解剖、キャンプ、風鈴作り、江戸切子、表札作り、海外留学など、区に育ててもらった、と言っても過言ではないかもしれません。
次は、私が区に貢献したいと思うようになりました。
区役所めぐりや街歩き、インターンをする中で、現場の方に勤務環境などを教えてもらうことがきました。
公務員がどのような気持ちで働いているかを理解することができ、より一層公務員を目指そうと思うようになりました。

アガルートをお選びいただいた理由

お試し教材と動画を見た時に、すごくわかりやすいと思ったからです。
たしかミクロ経済学の教材だったと思うのですが、私自身理系出身で全く教科に触れたことがなかったので、独学での勉強は難しいと感じていました。
しかし、動画の教材が基礎から解説してくれていたため、スッと頭に入ってきてとても勉強しやすいと感じました。
また、映像授業ということもあり、自分のペースで勉強ができるというのも大きいです。
アガルートの動画ページはシンプルでわかりやすく、スマホやPC、タブレットなど、どこからでもログインすれば勉強できるため、使い勝手も良いと感じました。
そして、その教科を学習終了するまでのパーセンテージが表示されるため、「今50%か!あと半分だ。がんばろう」みたいな自分のモチベーションの維持に役立ちました。

学習の方針と進め方

憲法を勉強するなら憲法だけのように、教科をひとつずつ学習するようにしていました。
かといって、一教科づつ完璧にするのではなく、ざっと教材を1周して次の教科、ざっと1周して次の教科のように進めていました。

あとは、過去問を何度も反復して解くようにしました。
過去問がどれくらい解けるかが、自分の進捗状況を把握することにつながり、安心することが出来ました。
はじめて勉強する教科も多く、新しいことを知ることをできるのは知識として、楽しい時間でした。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

失敗や挫折は特になかったと思います。
自分の計画した通り、教材と動画を使って学習を進めることが来ました。
失敗や挫折というほどではないですが、勉強の進捗が芳しくなく4月末の特別区筆記試験に間に合わないかもしれないと1ヵ月前に感じていました。
それからは、いっさいの自由時間を削り、風呂に入る時も、トイレに入る時も、ベットに入る時も常に教材を片手に1ヵ月勉強しました。

やっていたら楽しくなってきて、最長1日に何時間勉強できるかを試したりして、自分の中で楽しく勉強する様にモチベーションを持っていくことに注意しました。

受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)

①教養試験対策

とくに、憲法と民法がすごくわかりやすかったです。
新たな知識を得られるのがうれしく、楽しく勉強することができたのは大きいと思います。
また、憲法などの過去問ですごくいいと思ったのが、解答がページを捲らないと見えないということです。

市販の教材などだと、左ページに問題、右ページに解答という形が多いと思いますが、その場合右側の解答を見えないように解かないといけないのがストレスに感じていました。
それに比べアガルートの過去問のいくつかは、痒い所に手が届く素晴らしい作りだと思いました。
ありがとうございました!

②専門試験対策

1教科あたり、だいたい150ページにまとめられており、ポイントポイントを押さえて勉強することができました。
アガルートが謳っている、最短合格を形にした参考書には、大変お世話になりました。

受ける受験先によっては必要不可欠な教科、全く不要な教科などなどがあると思うので、自分で調べて必要な教科を必要なだけ勉強できたのでとても助かりました。
化学、物理、地学、生物も簡単にまとめてあって、軽く復習したいときによく用いました。

③人物試験対策

とくに、論文試験の20題は暗記するほど読みましたし、自分でも書きました。
その結果、いくつかのお題の内容を組み合わせて答えることができ、ほぼ満点に近い点数を取ることができたのではないかと思います。

面接は、民間企業の面接対策そのままで挑みました。
ただ、自己分析はかなり時間をかけておこなっていました。
純粋に正直に大きな声ではきはき話して、当日楽しいと感じられたら、全体合格できると自分に言い聞かせて面接に挑みました。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

手元のカレンダーに、4月の試験までにどの教材をどのペースで勉強していくか割り振ってコンスタントに勉強していきました。
終わった教科は、背表紙に印と日付を書いて本棚に並べて、教材を見て一目でこれだけ勉強したのだと、わかるようにしてモチベーションにしていました。

一度計画が崩れると気持ちの整理がつかなくなると思ったので、難しく理解できなかったとしても、まずは終わらせることを最優先に進めていきました。
また、公務員試験は長丁場になるので、今日は無理だと感じたら、適当に終わらせて好きなことをするようにしました。

直前期の過ごし方:どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか

ラスト1ヵ月は、ほぼ不眠不休で勉強していました。
自由時間もゼロで、生命維持活動のほかは全て試験勉強に捧げました。
ラスト5日はとくに、論文試験勉強を本格的におこなっていました。

自分で文章を書いたり、模範解答を模写したり音読したりしていました。
特別区筆記試験は、自分が理想としていた万全の学習状態ではなかったですが、気持ちで負けてはダメだと思い、絶対にできるという自信を持って試験に挑みました。
論文試験は、用意していた課題がドンピシャで出題されたためラッキーでした。

試験期間中の過ごし方

とくに、普段と変わることなく過ごしていました。
特別区が第一希望だったこともあり、筆記試験の自己採点の結果も最低限は取れていたため、一次試験を合格した前提で、面接対策のみを行っていました。

区のことをもっと知るため、気分転換に区歩きを行ったりして気分転換をおこないつつ、知識を増やすことを行なっていました。
特別区の他の受験者と情報交換をしたり、3分間プレゼンの添削をし合ったり、3分間プレゼンの練習をしたりしていました。

受験した時の手ごたえと通過・合格・内定した時の気持ち

①教養試験を受験した時の手ごたえ

自己採点をしてみて、もう少し点数を取れたな、という気持ちがありました。
しかし、合格点には十分な点数ではあったので、安心することができました。
アガルートで今まで勉強してきたことや、過去問を解いて身につけていたものが出題されたので、自信をもって回答をすることが出来ました。
ただ、公務員の筆記試験は時間との勝負だと思うので、解答欄のずれなど、大きなミスをすることが怖かったです。
合格が出るまでは、怖いな、と思っていました。

②専門試験を受験した時の手ごたえ

専門試験当日は、お昼ご飯後の時間におこなわれるため、眠気が来ないように体を動かしたり、頭を動かしたり、受験会場内を歩いたり、他の受験生の観察をしたりしていました。
専門試験に関しても、自己採点をしてもう少し点数を取れたな、と感じました。
しかし、直前の時間に見たページの内容が出題されるなどラッキーもあり、合格には十分な点数を取ることができました。
専門試験は選択解答となるため、一問多く解いてしまったように、解答欄のずれなどないかヒヤヒヤしました。

③人物試験を受験した時の手ごたえ

民間企業の面接対策そのままに挑んだため、公務員の面接と民間企業の面接でギャップを感じて、かなり空回りをしてしまったな、と感じていました。
噂では特別区試験は面接が重要と聞いていたので、もしかしたら不合格かもしれない、と合格が出るまで生きた心地がしませんでした。
結果発表まで3週間近くあったので、落ちた際の事を考えて、他の地方自治体の受験案内を取り寄せたり、受験日程を調べたりなどしていました。
合格できてよかったです。

④合格・内定した時の気持ち

面接はかなり自信がなかったので、不合格だった夢を見たり、不合格だったことを想像して不安になっていました。
自分の受験番号があるのを、何度も確認してホッとしました。
今まで勉強してきたことが報われて良かった、と感じました。
まずはじめに、祖母に報告をしました。
その次に、仏壇の前で亡くなった祖父に報告しました。
次に、家族のLINEグループに合格を報告しました。
勉強を始めてから合格まで大変だったため、自分を褒めてあげたい、と思いました。
合格したらやりたいことがたくさんあったので、すぐにでも次の準備に取り掛かりたい気分でした。

振り返ってみて合格の決め手

筆記試験、とくに論文でかなりの点数を稼いだことだと思います。
教養試験、専門試験ともに自分が目標としていた最低限は得点することができ、また論文試験でほぼ満点に近い回答ができたと思います。
論文試験の対策本は、要点がまとめられていてすごく使いやすく、それだけでもアガルートを利用してよかった、と感じる完成度でした。
また教養試験問題集も、基礎から学ぶことが出来て、着実に自分の知識をつけることが出来ました。
とても分かりやすかったです。

公務員として実現したいこと・取り組みたいこと

振り返ってみれば、生まれ育った街で、私は多くのものをいただきました。
プールやテニス、スケート、生物観察、豚の解剖、キャンプ、風鈴作り、江戸切子、表札作り、海外留学など、区に育ててもらった、と言っても過言ではないかもしれません。
子供たちがたくさんの経験をして豊かに育ってくれるように、次は私が区に貢献する番だと決意し、そのための一助になりたい、と思います。
また、現在特別区は多くの課題を抱えています。
すべての課題を解決することは不可能かもしれませんが、街に帰ってきたときにほっとするような居心地のいい街の一役を担えるように、自分を磨いて行けたらいいな、と思います。
そして、高齢者が生きがいを持って生き生き暮らせる街にできるようにしたい、と思っています。

受験生に対するメッセージ

アガルートの教材に真摯に取り組めば、必ず合格できます。
真摯に取り組むのが難しいところではあると思いますが、皆様が自分に合った勉強法を見つけて、自分と教材を信じて取り組めば、合格に近づいていくと思います。

正直、教材が届いたとき、その教材の物量の多さに驚かされました。
これだけ勉強する必要があるのか、という思いと、これだけの量を勉強して合格できないわけがない、というワクワク感がありました。
教科を勉強し終わった後に、背表紙に印と日付を書いていたのですが、勉強し終わった今、本棚に並ぶそれらを見ると壮観の一言です。
アガルートの教材を信じて、勉強してきてよかったと感じています。
また今、学習がはかどっておらず心が折れかけている受験生へ。
特別区の場合は、論文と面接で高得点を狙えれば、逆転合格も狙えるシステムだと思いますので、最後まで諦めずに取り組んでみてください!

民間企業向けの就職活動について

①民間企業向けの就職活動はしましたか?

新卒で民間企業に就職しましたので、その際は民間企業の就職活動を行っていました。

②民間企業の就職活動をされていた場合は、どのような業種・職種を志望されていましたか?

放送系、番組制作系です。

③公務員試験の対策と並行していくにあたって工夫したことや大変だったこと等ございましたら、ぜひお聞かせください。

新卒の際は、公務員試験は並行して受験しなかったため、分かりません。