合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

内定先

新座市役所

公務員を目指した理由・契機

私が公務員を目指そうと思ったきっかけは、新座市で行われている取り組みが私たちにとって当たり前ではなく、ありがたいことだと知ったからです。
私は地元ではない高校に通っていました。その際に他の市から来ている友達との会話から、高校生までの医療費助成が当たり前ではないことを知りました。実際埼玉県のうち高校生までの医療費助成は72市町のうち17市のみです。このことをきっかけに市役所の仕事に興味をもちました。そして将来私もそういったことに関わっていきたいと考えました。
新座市を選んだ理由は、生まれてから今まで育った市で恩返しがしたいという気持ちがあったこと。そして都市化と自然がうまく共存していて、この魅力的な市をもっと広めたいと思ったからです。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

初めに名前を知ったのは、友人の紹介です。
当時オンライン予備校を探しており、友人からアガルートアカデミーを教えてもらい自分で調べました。
時間がないと考えていたわたしにとって、必要なところを効率よく学べるという点が魅力的に感じました。

勉強の方針と進め方

私の勉強の方針は、受ける市役所の出題傾向を調べ、出題数が多い科目に絞って勉強するというものです。
意識した点は、特に重要度の高い科目は毎日少しでもいいので勉強することです。公式や解き方を定着させるためにも必要だと思います。
市役所のレベルでは応用は必要ないと判断したので、基礎の徹底に注力しました。
そして、先生方が重要な箇所を授業で教えてくださるのでそこをマスターする。また逆にあまり触れていない箇所は先生を信じて捨てることも重要な選択だと思います。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

私は民間企業への就職活動で失敗や挫折はありませんでした。
しかし、メインである公務員の試験では失敗や挫折がありました。それは主に面接での失敗や挫折です。例えば、想定していなかった質問が飛んできたときに、うまく対応できなかったこと。また圧迫面接でその緊張感に耐えられなかったことです。これらはすべて練習で改善できると思います。
自分が合格した市役所が時期的に最期でしたので、しっかり対策して臨んだところ無事合格できました。


教養試験対策講座のご感想・ご利用方法

教養試験対策講座の感想は、とにかく効率よく学習できたので大変満足しています。
近年、人柄重視の採用が増えていることを知り、面接にも力をいれる必要があると考えました。なので、筆記で高得点を視野にいれていない私にとっては、できるだけ短時間で必要な箇所を抑えることができるこの講座は非常に活用しやすかったです。
利用方法は、必要な科目のみを視聴する。そして1週目は全講義を視聴し、2、3週目と進むにつれてわからない箇所のみ視聴するようにしていました。

学習時間をどのように確保し、1日をどのように過ごしていましたか?

私は集中力があまりもたないので、午前2時間、午後2時間、夜1時間と学習時間を決めていました。
どうしても時間がないときでも最低2時間は学習していました。どの時間にどの科目をやるのかを私は決めてやっていましたが、人によってそこは向き不向きがあると思いますので、試行錯誤しながらやっていき自分に合ったやりかたをすることが必要です。
1日机に向かうのではなく、リフレッシュできる時間を設けた方がむしろ集中して勉強に取り組めるのではないかと思います。

直前期の過ごし方

直前期の過ごしかたとしては、難しいことは一切やらず、基礎の反復のみを行っていました。テキストを順番通りに解くと流れで覚えていて解けたりもするのではないかと思いました。なので、問題の順番を変えてみたり、しっかりと論理的に解けているかなどを確認しながら基礎の反復を行いました。
心構えとしては、今までやってきたことを思い出し、自分を信じて試験を迎えました。心に余裕をもってとにかく焦らないということは重要だと思います。

試験期間中の過ごし方

試験期間中の過ごし方は、自分の集中して勉強できる時間だけ勉強し、それ以外は自由に過ごしていました。
直前期とは違い、時間があるので基礎だけではなく応用も行いました。
しかし、自分が受ける自治体は筆記ではなく面接を重要視していること調べて把握しました。そのため本当に得意な分野だけ応用はやり、それ以外は基礎のみにしました。
どこを受けるかによって筆記の最低ラインが変わってきますが、最低ラインのハードルが高くないのであれば筆記だけではなく面接にも十分に時間を割くべきだと思います。


教養試験を受験した時の手ごたえ

私は教養試験を3回受けましたが、手ごたえはどれもありました。
試験会場がオフラインとオンラインどちらも経験しましたが、時間配分さえ間違わなければ筆記は突破できると思います。そしてアガルートの参考書のみの勉強で十分に問題は解けることがわかりました。また、私は自治体を3か所受けましたが、応用は一切出題されませんでした。
教養試験は時間配分が最も難しいと思います。1問に対して考える時間が短くなくてはいけないので、そこの練習は必要だと思います。


人物試験を受験した時の手ごたえ

私は人物試験を集団討論も含めて5回受けました。
私はこの5回のうち、手ごたえを感じた時は合格し、感じないときは不合格でした。
つまり、聞かれたことにしっかり答えることができた時は手ごたえもあり、結果もよかったということです。
今では圧迫面接は少ないですが、1度だけ市役所の面接で経験しました。圧迫はその時が初めてでしたので、うまく受け答えができませんでした。このことから様々な状況や質問に対しての対応を練習するべきだと思いました。


合格・内定した時の気持ち

素直に嬉しかったです。私は2つの自治体に落ちていたので、最後に受けた自治体に合格できなければ民間企業に就職する予定でした。
そのため最後に合格でき本当に安堵しました。また最後に受けた自治体が第1志望でしたのでそれも大変嬉しかったです。
私の場合、偶然にも最後が第1志望であり、今までの自治体での試験を教訓にすることができたので運もよかったと思います。
しかし、最後の自治体を受けるときに他に既に合格できていれば精神的にもかなりの余裕があったと思うので、そこは少しだけ後悔があります。

いま振り返ると、合格の決め手は何だと思いますか?

面接で、聞かれたことに対してのみしっかりと答える。また笑顔を忘れない。この2点が合格の決め手だと考えています。
私の合格した自治体は、筆記の足切りラインが低く、面接を重要視していました。そのため、筆記の勉強にはある程度区切りをつけ早めに面接の対策をできたことが合格に繋がったと考えています。どの民間企業や公務員での面接も共通だと思うことは、笑顔を忘れないということです。
無理に笑顔にする必要はないですが、相手からの印象はとても重要なので、最低限は笑顔で面接できるようにする練習もしてみるのもよいと思います。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

私は公務員として、市が抱えている問題を1つでも多く改善、または解決していきたいと考えています。私が内定した市はその市ならではの課題もありますが、国全体が直面している課題にももちろん直面しています。
例えば、コロナウイルスへの対応や少子高齢化、インフラ整備にデジタル化などです。自分がまだどの部署に所属するかはわかりませんが、その部署で先ほど挙げたメインの課題はもちろん、小さな課題までできる限り解決できるように努めたいです。私が1番携わりたいことは、自然と都市化がうまく融合しているこの市をもっと広めるような仕事です。
現在まで22年間住んできたことで、他の人よりもこの市の良いところや悪いところを理解できていると思うので、それを還元しながらこの市の名前を広げられるようにしたいです。

受験生に対するメッセージ

まず公務員の勉強期間は長いです。そして、周りの人たちが民間企業への内定が決まり始めるなか自分は勉強に励み続けなければいけません。人によっては民間企業の内定がある状態で公務員試験に挑む人もいると思います。
一方で、内定がない状態で試験に挑む人もいると思います。自分は前者でしたので少し気を楽に受けることができましたが、後者の方はものすごいプレッシャーのなか試験を受けなければいけません。必ずではないですが、本命を受けるときには他に内定があったほうが良いと思います。受ける自治体を事前に調べ、対策をすれば必ず合格できると思います。
まだ時間はありますので焦らず丁寧に勉強を進めていってください。応援しています。

民間企業向けの就職活動はしましたか?

はい


どのような業種・職種を志望されていましたか?

営業