合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

内定先

米原市役所

公務員を目指した理由・契機          

私は、管理栄養士の資格を生かした仕事をするために公務員に転職しようと決めました。
新型コロナウイルス流行の影響で、転職活動を始めた頃に中途採用の求人が殆どなかったので、時間がかかっても終身雇用されるような安定した公務員で管理栄養士としての経験を積んでいきたいと思いました。
公務員を目指そうと思ったきっかけは、新卒で入った精肉店の接客と加工業務が自分に合って無くて、職場の人間関係も悪く仕事を続けても何も自分にスキルが身についていかないと思ったからです。また、職場の雰囲気が体育会系で常に元気とやる気を求められる社風で、新卒の社員は先輩や店長の顔色をうかがいながら、仕事をしなければならないといった風通しの悪い状況だったのも一つの要因です。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ   

仕事をやめて時間があったので、ゆっくりと自分のペースで続けられる通信制の講座を探しているときにアガルートをネットで見つけました。
受講相談をしたり、無料動画をみて勉強しやすそうだと思い、受講を決めました。

勉強の方針と進め方       

以前、独学で勉強していたときに数的処理にかなり苦戦したので、数的から基礎固めを始めました。数的の問題集を3周し終わったら、youtubeでやってた数的処理の模試に挑戦するなど、時間制限を設けて勉強していました。他の科目は、社会科学を中心に少しずつ暗記を進めて行きました。問題集を1周することを目標にあまり時間をかけずに解いていくことを意識していました。
私の場合、管理栄養士の専門科目があったので、その部分は、大学時代に使っていた国家試験対策のテキストを使ったり、ネットで過去問.comという過去問を解けるサイトを使って問題演習を繰り返していました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫   

やっぱり自分の納得できるまで行動してみることだと思います。
私の場合は、公務員講座をアガルートで受講相談して、試験に合格するまでとにかくやってみようと決めました。他の同級生と比べて置いていかれる様にも感じましたが、自分がどうしたいかを一番に考え、今後の人生を悔いが無いようにしたいと思いました。
あとは、家族や周りの友達に公務員を目指していることを宣言して、試験に受かった時は、いい報告が出来るようにと自分に緊張感を持たせていました。

教養試験対策講座のご感想・ご利用方法                

教養試験対策講座は、動画を視聴するやり方が気に入っていました。
テキストだけだと分かりにくい数的処理の問題がスラスラと解かれている所を見て、とてもやる気になりました。
動画だと自分の好きな再生スピードで見て、後でも見直しし易いところが良かったです。
また、数的処理の動画はテキストと講義内容が一緒に確認できるところがより学習しやすかったです。

人物試験対策講座のご感想・ご利用方法        

ネットを使ったweb面接練習を何度も出来て、少しずつオンラインの面接に慣れる事ができて良かったです。実際に自宅でweb面接を受けるときにマイクの音声や話し方など自分では気づかない細かなところに気付くことが出来てよかったです。

 学習時間をどのように確保し,1日をどのように過ごしていましたか?

学習時間は転職活動中に専念するため退職後だったため一日ありました。
一日の過ごし方としては、午前中に苦手な数的処理の勉強をしました。頭が疲れていない午前中に勉強することで計算や文章題に取り組んでいました。昼からは管理栄養士の専門勉強に取り組んでいました。管理栄養士の試験は暗記が多かったのですが、過去の国家試験問題を繰り返しといて記憶に定着させました。夜は論文に取り組みました。例題の本をそのまま書き写すところから始めました。

直前期の過ごし方

今までやってきたテキストの基礎問題を解き直したり、自分の苦手な数的処理の分野を繰り返し確認していました。あまり難しい問題は解かずに簡単だけど絶対本番で落としたくない問題を中心に解いて、解説を覚えるところまでやっていました。心構えとしては、最低でも一次試験を突破できれば良いとい気持ちでいました。過去の最低合格点を出している自治体を参考にして、6割ほど解ければそれでいいという考えでやっていました。

試験期間中の過ごし方

もし試験に落ちたときのことも考えていたので、他の併願先に試験勉強や面接対策をしていました。また、逐一新しい公務員の募集がないインターネットで探していました。
後は、受けた自治体のことをより詳しく知るために現地に行って調べてみたり、面接でその現地の様子や感じた雰囲気をどう伝えるかを面接対策していました。
あと、合格の発表までに時間が有るところもあったので自分にご褒美で外にランチを食べたりしていました。

人物試験を受験した時の手ごたえ

あんまり良くなかったです。なぜなら、面接官の方が、早々と質問をやめて面接を終えようとしている雰囲気があったからです。なので、自分の受け答えが相手の思うことと何か違っているのかもしれないとか色々考えました。後は、入退室のやり方とかアイコンタクトが取れていなかったのかなと思っていました。しかし、結果的には考え過ぎだったみたいで、内定をいただけた時は本当に安心しました。

合格・内定した時の気持ち

率直に嬉しかったです。それまで、受けてきた自治体はすべて、対面の面接試験まで進めていなかったのもあり、不安でいっぱいだったのですが、試験を受け続けてよかったと思いました。また、独学ではここまで、やり切るのは難しかったと思いました。
公務員の勉強を始めた頃に月一回のカウンセリングを受けてアドバイスをもらったお陰で勉強の進めた方や取り組み方などの不安を払拭出来たので、続けることが出来ました。

いま振り返ると,合格の決め手は何だと思いますか?

自分の志望する自治体のことをよく調べて面接カードを作ったり、仕事の内容を調べたりしてどうやって面接官に熱意をアピールするかだと思います。
試験の勉強も大切なのですが、それ以上に面接で自分の考えを深く聞かれることが有るので、その対策をしっかりすることが私にとっては合格の決めてだったと思います。
試験の勉強はある程度自分一人でも出来ますが、面接は誰かに見てもらってアドバイスをもらったほうがより早く上達できると思います。

公務員として実現したいこと,取り組みたいこと

管理栄養士の資格を生かした仕事に取り組みたいです。
例えば、栄養指導で市民の食事の悩みに寄り添って解決できるようになりたいです。まだまだ、知識不足で分からないことも多いですが、少しずつ知識と経験を積んで具体的なアドバイスができるようになりたいです。
また、食育では自分で自分の食事を選ぶ力を養えるようにサポートしていきたいです。食事に興味を持っているけど、具体的にどんなことをすれば良いのかわからない人に少しでも興味を持ってもらえるような講義や媒体づくりをしていきたいです。
実現したいことは、社会人として公務員として自立することです。今は、実家で両親のお世話になっているので、独り立ちして自分の給料でしっかり生活できるように基盤を作りたいです。

受験生に対するメッセージ

公務員を目指している人は、自分のように就職でうまくいかなかった人が多いかもしれません。
また、今の会社に不満があって安定した給料やボーナスを求めているのかもしれません。どんな動機であれ公務員になりたいと思ったのなら諦めずに試験に受け続ければいいと思います。
私も途中でやっぱり自分には公務員は無理かもしれないと諦めそうになったことがありました。しかし、そこで諦めたらまたイチから仕事を探したり、スキルを付けるためにセミナーや講座などを受けなければなりません。そう考えた時、今辞めてしまったらそれまでにかけてきた時間と労力が水の泡になってしまう。
なので、一度試験に向き合って合格して公務員の仕事を経験してからでも遅くないと思います。