自学を進めるときに重要となるのがテキストや参考書です。

様々な参考書がありすぎて、選ぶ時に迷っている方も多いと思います。学習のしやすさ、レベルなど自分のあったものでなければ効率の良い学習ができません。

そこで今回は、公務員試験の政治学おすすめのテキスト・参考書をご紹介したいと思います。

公務員試験に出る政治学とは？

社会制度の基礎となる枠組みを決めるのが政治です。

その詳細を紐解き分野別にすると、政治理論、政治思想史、政治史、公共政策、国際政治などに分かれます。

これらについて総合的に研究するのが政治学です。

政治の基本的な仕組みやその成り立ち、思想的背景などの基本的概念を学びながら、法学や社会学、経済学などの関連学問についても理解を広げていく必要があります。

それから、専門分野を選択して理解を深めていきましょう。

試験の科目の分野としては以下の７つに分かれます。

• 政治学の基礎
• 政治の制度
• 政治の動態
• 政治の意識と行動
• 政治の思想
• 政治の理論
• 政治の歴史

専門試験で政治学はどれくらい出題されるのかというと、公務員試験の分野にもよりますが、おおよそ10問から２問程度になります。

民法や経済学にくらべれば出題数はやや少なめで、ほとんどの問題は【五肢択一】形式で出題されます。広く浅く学ぶことをおすすめします。

政治学のおすすめ参考書・テキスト3選

ここからは、政治学を勉強するためにおすすめの参考書とテキストを3冊紹介します。

『寺本康之の政治学ザ・ベストプラス』

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すっきりとした文体がわかりやすい言葉で書かれており、学習が苦手な人や政治学の知識のない人にはとても読みやすいテキストです。

また、ほどよく図表やイラストが施されており親しみやすいのもテキストとして開きやすいですね。

さらに、公式で有名講師による無料のポイント講義動画を見ることができるのが最大の特徴で、文章だけでなく動画での学習が可能です。

それぞれの項目に「難易度と頻出度」があるので、自分に合わせた対策しやすいのもこのテキストの魅力でしょう。

『公務員試験 行政5科目まるごとパスワード neo2』

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行政系科目の導入本です。各科目それぞれの事柄に簡潔な説明がありとてもわかりやすいテキストです。

短時間で各科目の概要が掴めるようになっているのが特徴です。

1冊の中に知識を満載にまとめたテキストで、コンパクトで持ち運びが良いため、時間がなく移動時間や隙間時間に勉強する人には最適と言えるでしょう。

繰り返し暗記するのには十分な内容です。

『2026年度版 これだけ! 専門試験[要点まとめ&一問一答]』

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全科目がコンパクトにまとまっており、イラストが多めで直感的にわかりやすいテキストです。

《学習開始期》本書を数回読んで、全体の流れや分量をつかむ・その後に《学習中盤》過去問を解きながら、併用テキストとして使う・最後に《試験直前》重要ポイントの振り返りに使う、といったように使い方を理解しながら使用するとわかりやすいでしょう。

図解がが多いのが魅力の一冊です。

政治学のおすすめ問題集3選

続いて政治学を勉強するためにおすすめの問題集を３冊紹介します。

『公務員試験 新スーパー過去問ゼミ7 政治学』

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公務員試験受験生から圧倒的に支持されている過去問演習書の決定版「スー過去」シリーズの政治学の書籍です。

シリーズ累計400万部突破しており、ベストセラーといっても過言ではありません。

重要事項レジュメ「POINT」で学習効率アップを図ることができ、基本書を開かなくてもサクサク理解が進むのが最大の特徴。

「必修問題」「実戦問題」のすべてに、詳しくわかりやすい解説が付いているので自分の弱いポイントをしっかり抑えることができます。

過去15年間の出題傾向を詳細に再分析しており、問題の傾向にもなれることができる一冊です。

『公務員試験 出るとこ過去問 (7) 政治学(公務員試験 過去問セレクトシリーズ)』

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問題を解きながら勉強をしやすい過去問集です。

あまり問題数が多いと、離脱しやすいのですが問題数がほどよく、繰り返し勉強しやすいのも使いやすさの一因。

最も特徴的なのは、1問ごとにテキストパートがあり、問題に対して「ポイントチェック」で解説がついているところです。

インプットしながらアウトプットし、問題を解決しながら先に進めるので、内容・解答が頭に入りやすいつくりになっています。

『公務員試験 集中講義！政治学・行政学の過去問 (「公務員試験 集中講義」)』

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実力派講師が実戦的な解き方を伝授する実践型の過去問集です。

試験によく出るテーマを中心に重要ポイントを集約しており、１行解説で、正誤のポイントがすぐにわかるつくりになっています。

また、余白も多めで、書き込みしやすいのも魅力。

問題を解くスピードを上げるコツなどもまとめられている実践型のつくりです。

苦手意識を克服して実戦力アップできる一冊になっています。

政治学を勉強するポイント

公務員試験の政治学の特徴は、非常に広範囲な暗記科目です。

選択問題であるため、深い理解がないと間違った選択肢に誘導されてしまう難易度の高い科目と言えるでしょう。しかし、確実にしっかりと対策すれば差をつけられる科目になります。

また、攻略法の一つとして他の公務員試験と内容的にかぶる部分も多いので、総合的にみれば効率の良い科目とも考えられます。

試験の科目の分野としては７つに分かれますが、政治学は頻出分野に絞って勉強というやり方は危険です。必須科目のうち数的理解や理論理解が必要な科目から取り組むことをおすすめします。

政治学を学んだことがない人は問題集を解きながら理解を深めていきましょう。

不安な人は重要な問題をまとめた参考書、テキストを読みながら知識を身につけてもいいかもしれません。

公務員試験の政治学は難しそうですが、生活に密着した内容も多いため、しっかりと対策すれば安定的な得点源になります。しっかりフォローしていきましょう。

公務員を目指している方へ

この記事では、公務員試験の政治学おすすめのテキスト・参考書をまとめてご紹介しました。

参考書や問題集は自分の学習進度や実力にあったもの、自分で使いやすい、読みやすいものでなければ効率の良い学習ができません。

特に、公務員試験では幅広い知識が必要となります。

今回テーマにした政治学だけでなく他の科目を考えると学習の効率の良さが合格へのポイントとなるといっても過言ではありません。

自学ではなかなか難しい、学習が進まない、効率が上がらないない場合は通信講座の利用もおすすめです。

その中でも「アガルート」は公務員試験に実績あり。公務員を目指している方に向けて、無料受講相談、無料パンフレットを配布しています。

この無料パンフレットは実際の試験の問題例や公務員試験に合格した人の体験記なども掲載されており、かなり充実した内容となっています。

どうしても合格を勝ち取りたいあなたへの近道です。是非検討してみてはいかがでしょうか。