今回は、公務員試験の人文科学の参考書や勉強方法などを解説しています。

一言で公務員試験の参考書といっても種類は多岐に渡ります。

自分に合った参考書を見つけられれば、より効率的に公務員試験の学習ができるでしょう。

「人文科学の参考書を購入して効果的に公務員試験対策を行いたい」と考えているかたはぜひ参考にしてください。

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目次

人文科学とは?

公務員試験の人文科学とは、教養試験における一般知識分野の中にある科目の一分野です。

そして、人文科学は大きく以下の6科目に分けられます。

  • 世界史
  • 日本史
  • 地理
  • 思想
  • 文学
  • 芸術

それぞれ高校で学ぶレベルの問題が択一式で出題されます。出題の形式は大きく以下の4つです。

  • 単純正誤問題:次の記述のうち妥当な選択肢はどれか
  • 組合わせ問題:表の内容に対応する組み合わせとして妥当な選択肢はどれか
  • 下線部正誤問題:文中の下線部の記述が妥当なものはどれか
  • 資料問題:資料に関する以下の記述のうち妥当な選択肢はどれか

計6教科ある人文科学ですが、出題数は決して多くありません。

例えば国家公務員一般職や東京都1類B、特別区Ⅰ類における人文科学の出題数は、例年約4問程度です。

また、人文科学の中でも「世界史」「日本史」「地理」の出題数は比較的多めとなっています。

一方で「思想」「文学」「芸術」は出題されない試験区分も多いです。

このような特徴があるため、勉強の時間対効果は決して高くありません。

戦略を立ててどこまで深く学習すべきかを決めることが重要といえるでしょう。

人文科学が苦手な人におすすめの参考書

人文科学が苦手な方は、知識をインプットするための参考書を1冊持っておくことがおすすめです。

以下では人文科学が苦手な人におすすめの参考書を3冊紹介します。

『寺本康之の人文科学ザ・ベスト ハイパー』

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寺本康之の人文科学ザ・ベスト ハイパーの特徴は、出題範囲に絞りをかけて時間対効果の向上を実現している点です。

範囲が広いにもかかわらず出題されにくい「文学」「芸術」は掲載されていません。

また、日本史と世界史は、テーマのブロックを意識した構成となっている点が特徴です。歴史の流れが押さえやすい構成となっています。

時間対効果が高く、事前の知識がなくても理解しやすい構成となっているため、対策時間が足りない方や、人文科学が苦手な方にピッタリです。

上・中級公務員試験 新・光速マスター 人文科学[改訂第2版]

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上・中級公務員試験 新・光速マスター 人文科学ではテーマごとに、試験別の頻出度が掲載されています。

またテーマごとに「学習のポイント」も掲載されているため、最初に全体のイメージを付けてから学習を進められます。

掲載されている知識は幅広いですが、自分が受験する試験に合わせて優先順位を付けやすい構成である点が大きな魅力です。

過去問集「新スーパー過去問ゼミ」に準拠したテーマ構成となっている点も特徴です。

問題集と併せて利用をすれば、インプットとアウトプットを対応させた学習がしやすくなるでしょう。

公務員試験 過去問攻略Vテキスト20 人文科学』

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公務員試験 過去問攻略Vテキスト20 人文科学は公務員講座も提供しているTACが出版している参考書です。

大きな特徴は重要論点に絞った内容を収録している点です。また、出題頻度を三段階で表示しているため、優先順位を付けた学習も可能となります。

さらに、図表も多く、各節の終わりには過去問ベースの問題も掲載されています。

知識をインプットしたあとすぐにアウトプットできる構成であるため、知識の定着がしやすいでしょう。

人文科学が苦手な人におすすめの問題集

公務員試験は過去問中心の学習となるため、過去問集の選択は非常に重要です。

ここでは、人文科学が苦手な人向けの問題集を3冊紹介します。

公務員試験 新スーパー過去問ゼミ7 人文科学

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公務員試験 新スーパー過去問ゼミはシリーズ累計400万部以上発行されている問題集です。

国家総合職から一般職、専門職、地方上級、市役所の過去15年間の出題傾向がテーマ別に掲載されています。問題ごとに難易度が設定されている点も特徴です。

3年ごとに改正がされるため、最新の情報で対策ができる点もおすすめのポイントです。

公務員試験 新スーパー過去問ゼミを活用すれば、自分が受験する試験の傾向に合わせて効率の良い対策が可能となります。

また、簡単な問題から徐々に知識量を増やしていきたい方にもおすすめです。

公務員試験 出るとこ過去問 (16) 人文科学 (公務員試験 過去問セレクトシリーズ)』

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過去問セレクトシリーズはTACから出版されている参考書です。

大きな特徴は、近年の傾向に合わせた要点を押さえた構成になっている点です。

その年だけに出題された難問や奇問は掲載されていないため、出題の可能性が高い知識を効率良く習得できます。

また、問題のレベルが基本と発展にわかれている点も特徴です。

基本の問題をしっかりと押さえたい人はLevel1のみ、得点力を高めたい人はLevel2まで解くといった学習法もできます。

『2024-2025年合格目標 公務員試験 本気で合格! 過去問解きまくり! 【5】人文科学I (最新 ! 23年度問題収録)』

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本気で合格! 過去問解きまくり!は、日本史と世界史で構成されている「人文科学Ⅰ」と地理と思想、文学および芸術で構成される「人文科学Ⅱ」が出版されています。

見開きの左側に問題、右側に解説が載っている構成です。余裕を持ったページレイアウトとなっているため、解説が非常に丁寧にされています。

また、問題と解説を比較しやすいレイアウトのため、正文化した学習がしやすい点もおすすめのポイントです。

問題ごとに試験種別の頻出度も掲載されているため、自身の目的に合わせて優先順位を付けた学習も可能となります。

【講師おすすめ】人文科学の参考書6選と勉強のコツ

人文科学が苦手な人におすすめの一問一答

一問一答集を準備しておけば、移動時間やスキマ時間での学習がしやすくなります

少しの時間でもコツコツと知識を蓄えられれば、公務員試験の合格が大きく近付くでしょう

ここでは、人文科学が苦手な人におすすめの一問一答集を3冊紹介します。

上・中級公務員試験 一問一答 スピード攻略 人文科学』

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一問一答 スピード攻略は、テーマの要点整理が行われたあとに一問一答が収録される形で構成されています。

要点整理の欄も、重要語句は赤シートで隠せます。ハンディサイズとなっているため、移動時間やスキマ時間にも取り組みやすいです。

重要な知識を地図や表を用いて整理した「スピードチェック」も掲載されているため、視覚的な理解も促進されるでしょう。

イッキに攻略! 公務員試験 一般知識【一問一答】 2026年度版 (高橋の公務員シリーズ)

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イッキに攻略! 公務員試験 一般知識【一問一答】は教養試験の一般知識分野における頻出87テーマを収録した一問一答集です。

特徴はひとつのテーマを見開きで解説している点です。左ページではテーマのポイントを図や表を用いながら解説しています。

そして、右ページが一問一答となっており、正誤問題に加えて用語の穴埋めや誤文訂正など、各テーマに適した問題が問われます。

一般知識分野全体が収録されているにもかかわらず、全192ページとコンパクトな設計となっているため、繰り返し同じ問題に触れやすい点も魅力です。

スキマ時間を有効活用したい人はもちろん、頻出テーマを効率良く習得したい方にもおすすめです。

合格率99%! 鈴木俊士の公務員教養試験 一般知識 一問一答

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教養試験の一般知識分野の頻出分野に特化した一問一答集です。国家公務員から地方上級、市役所、公安職まで幅広い範囲に対応しています。

問題のあとに「合格者のまとめノート」を掲載している点が大きな特徴です。

本書の学習で教養試験に合格した方が補足的にまとめたノートが再現されています。

これによって、追加で覚えるべき要素や、問題部分の内容がよりわかりやすくなっています。

一問一答自体も優先度によって区分されており、スケジュールや勉強の優先順位を意識した学習が可能です。

赤シートで重要語句が消える形式のため、スキマ時間も有効に活用できるでしょう。

【科目別】おすすめの参考書・問題集6選

人文科学の中でも特に苦手な分野がある場合は、その科目に特化した参考書や問題集の活用がおすすめです。

ここでは、科目別で購入できるおすすめの参考書や問題集を紹介します。

上・中級公務員試験 過去問ダイレクトナビ 地理

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上・中級公務員試験 過去問ダイレクトナビは、日本史や世界史、地理などの科目別で展開されている問題集です。

大きな特徴は、問題文が既に正文化されている点です。間違っている箇所を一目で理解できるため、自分で書き込みを増やさずにインプットが可能となります。

また、ページ右には大きめの余白が作られているため、理解が難しい分野について、自分なりのメモを取りやすいです。

苦手分野であってもじっくりと理解を深められる設計といえるでしょう。

『上・中級公務員試験 過去問ダイレクトナビ 日本史』

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上・中級公務員試験 過去問ダイレクトナビの日本史の問題集です。

効率的にポイントを抑えることができ、過去問演習もできることが特徴です。

また、問題の間違っている個所を確認できるため、なぜ間違っているのかダイレクトにインプットすることも特徴のひとつです。

『上・中級公務員試験 過去問ダイレクトナビ 世界史』

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上・中級公務員試験 過去問ダイレクトナビの世界史の問題集です。

地理、日本史の問題集と同様に、効率的にポイントを抑えて学習することが可能です。

問題の難しさと内容の重要度を星(★)を使って表示しているため、一目で重要な問題を判断できます。

『一般知識 出るとこチェック 地理 第5版 (公務員採用試験 国家一般職(大卒程度)、地方上級対応)

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一般知識 出るとこチェックは「地理」「日本史・世界史」「思想・文学・芸術」にわかれて計3冊が出版されています。

出題頻度分けがされており、重要語句は赤字になっているため、重点的に学習すべき点が明確となります。

また、本試験で出題された問題が紹介されているため、本番を意識した学習も可能です。

多くのページに語呂合わせが紹介されている点も特徴です。ユニークな語呂合わせがイラストと一緒に紹介されているため、知識の定着を図りやすいといえるでしょう。

『一般知識 出るとこチェック 日本史・世界史 第4版 (公務員採用試験 国家一般職(大卒程度)、地方上級対応)』

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一般知識 出るとこチェックシリーズの日本史・世界史の問題集です。

地理同様に、教養試験・各学習分野の『出るところ』を、サッと確認することができ、また確実にマスターすることができるテキストになっています。

特徴は主に3点あります。

  • 学習で必要な要点が整理されている
  • 試験の直前期にポイントチェックとして利用できる
  • 全学習期間に効果を発揮する

日本史・世界史が苦手な方におすすめの一冊です。

『一般知識 出るとこチェック 思想・文学・芸術 第4版 (公務員採用試験 国家一般職(大卒程度)、地方上級対応)』

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一般知識 出るとこチェックシリーズの思想・文学・芸術の問題集です。

こちらも、地理、日本史・世界史のテキストと同様に効率よく学習することができる1冊となっています。

テキストも小さく、うすく、軽く、持ち歩きに便利なサイズのため、どのタイミングでも学習することが可能です。

公務員試験の人文科学の勉強方法

公務員試験における人文科学の対策は過去問中心がおすすめです。

公務員試験は過去に出題された問題が繰り返し出題されるため、最も効率的な学習方法といえるでしょう。

人文科学の基礎知識が全くない方は、最初に参考書を読む対策も有効ですが、深く読み込む必要はありません。

一通り目を通して科目の雰囲気を掴めたら、積極的に過去問演習を行いましょう。

また上述した通り、時間対効果が低い科目のため、最初にどこまで学習するかを決めておくことがおすすめです。

試験の種類によって出題分野の傾向があるため、勉強を行う分野と行わない分野を明確にしておきましょう。

具体的には「世界史・日本史・地理は頻出テーマを押さえる。思想・文化・芸術は一切学習しない」といった形です。

また、試験の難易度は高校レベルのため、センター試験や共通テストで深く学習した経験のある方は、そこまで深く学習する必要はありません。

試験前に知識を思い出す程度のイメージで学習を進めると良いでしょう。

公務員を目指している方へ

今回は公務員試験における人文科学分野の参考書や対策方法などを解説しました

人文科学は時間対効果が低い科目であるため、学習の効率や戦略性が重要となります。学習の効率を大きく左右する要因が教材であるため、自分に合った参考書を選択しましょう。

また、公務員試験の対策として、公務員講座の活用もおすすめです。公務員講座を利用すれば、公務員試験の専門家の指導を受けながら合格を目指すことができます。

苦手分野の理解が促進されることはもちろん、独学では難しい面接試験や論文試験の対策も受けられるため、合格の確率は大きく向上するでしょう。

しかし「公務員講座が自分に合っているか」「費用に見合った効果を得られるのか」が心配な方も多いです。

そこでアガルートでは、無料の受講相談を実施しています。公務員試験の対策方法や悩みなどを電話やメール、Zoomを用いて相談可能です。

また、試験の問題例や合格した方の体験記をまとめたパンフレットも無料で配布しています。

対策の方法に悩んでいる方は気軽に利用して、自分に合った選択に繋げてはいかがですか。

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この記事の執筆者 渡邉新太

渡邉新太(わたなべ あらた)

大学現役時に以下の公務員試験に独学で合格。
・国家公務員一般職
・国税専門官
・東京特別区
・地方上級(地元県庁)

そして、公務員としての勤務を経た後に、フリーランスのWebライターとして独立。
現在は公務員時代の知識や経験を活かして、多くの方の人生の選択に役立てるよう日々奮闘しています。

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