受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。

合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由

サラリーマンに不安を感じ、国家資格に挑戦したいと思い、社会保険労務士の受験を考えましたが、受験資格がなかったため、行政書士を目指そうと思いました。

しかし、勉強していくと行政書士という実務の魅力を知り、合格後に開業することを考えるようになりました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

アガルートに決めた理由は、講義時間の長さです。

法律初学者のため独学という選択肢は最初からなく、通信講座で探しました。

他の予備校よりも講義時間が長く腰を据えて学ぶ人にとってはいいのではないかと考えたから。また、CMも個性的でおもしろかったです。

学習上の工夫

私は恥ずかしながら勉強初学者です。勉強の方法を学ぶことから始め、モチベーションや継続の仕方に苦戦しました。

合格に必要な勉強時間は、1日2.3時間という目標を掲げる方多いと思います。

ただ、社会人や家事や子育てといった可処分時間が限られている方にとっては、忙しくても必ずできる勉強時間を目標とすることで、達成の敷居を下げることが可能。

目標未達によるストレスや不安を極力なくし、勉強への抵抗をなくしていくことが重要です。

勉強時間が足りない場合に不安を解消する方法は、隙間時間の活用が効果的。

暗記するものや何度も間違える問題をまとめてトイレやキッチンに貼り、何度も繰り返すことによって記憶に定着させられました。

勉強の内容としては、講師の方々がおしゃっている通り過去問をベースに、わからないところはテキストと条文(周辺条文も)をしっかり学習していれば合格ラインには到達すると思います。

合格ライン+あと一歩ほしいというところで私は入門総合講義に加え「択一式対策完成への問題」講座の行政法と憲法を購入しました。

他資格の過去問から行政書士用にセレクトされたこの問題集は、行政書士の過去問で問われていない論点や細かいところまで問う問題があるのがポイント。

模試を受ける直前期では解ける問題が増え、実力が伸びた実感がありました。テキストは安くコスパがよいのでかなりおすすめ。

入門総合講義の感想・利用方法

豊村講師の講義がとてもわかりやすかったです。

民法⇒行政法⇒憲法⇒商法・会社法⇒一般知識の順番で勉強しました。

マーカーやボールペンで重要なところのメリハリをつけてくれます。

最初は言われた通りとりあえずラインを引いていました。

模試や過去問でわからないところが出たときにテキストに戻ると、ラインを引いてあるところが論点になっているので復習もしやすかったです。

インプットの際は1.5倍で視聴し、復習の際は2倍で視聴するなど、通信講座だからこそできる効率の良さがポイント。

民法や行政法はもちろんのこと、会社法や一般知識の講義のボリュームも魅力の一つだと思います。

憲法や行政法の重要判例は網羅されており、その判例の背景なども解説してくれるので、ただの暗記ではなく理解することによって記憶に残りました。

テキストの作りも満足度は高く、所々に論点の比較やまとめの表があり自分でまとめることなく、印刷し貼ることで暗記に役立ちました。

最初は同じ日本語かと疑いたくもなりますが、テキストと過去問と条文を繰り返し学習しているうちに理解し記憶し、合格に繋げました。

日頃、気にもしなかった裁判のニュースも関心を持って見られるようになりました。

短答過去問解析講座の感想・利用方法

林講師には過去問と条文の大切さを学びました。

特に行政法では過去に何度も問われている論点の共有などがあり助かりました。

また、法定地上権や行政手続法の適用除外の覚え方の解説など非常にわかりやすかったです。

解説の中でAランクのような頻出論点では落としたらダメだと言い、Cランク問題ではあっさりと「もう復習しなくていいです」とメリハリがあったのもよかったです。

模試や本試験を経験して本当にAランクを落としたらダメで、Bランクをできるだけ取るという大事さがわかりました。

林講師が言う通りCランクは取れなくても受かるのはその通りです。

記述過去問解析講座の感想・利用方法

記述過去問講座は可処分時間の都合上1周だけしました。

論点の導き方など参考になり、記述で問われた論点を改めて学ぶことで択一対策にもつなげられました。

文章の作成や論点の抽出が苦手な方にはかなりいい講義だと思います。

私が行った記述対策は、総合講義で豊村講師が「〇記マーク」を付けたところを抽出し、それに加え模試で出た記述をまとめて、ひたすら暗記したのも良かった点です。

記述の採点は厳しいなど様々な意見が飛び交ってはいますが、条文に忠実に書けば点は入ると思い、条文通りに暗記を心がけました。

記述対策はできるだけ早くに始め、「模範解答とニュアンスや意味は合っているからよい」ではなく、条文通りを意識することをおすすめします。

逐条ローラーインプット講座の感想・利用方法

逐条ローラーインプット講座は可処分時間の関係上、1周しかできませんでした。

総合講義や過去問で出た条文や、問われていない条文を再確認。

田島講師がまとめた別の資料はわかりやすくまとめられていて、復習の際に重宝しました。

たまに講義の最後に話す雑談で、実務のことなど話してくださり合格後のイメージができて息抜きにもなり楽しく学べました。

条文の素読みが苦手で基本的にアウトプット中心の学習でしたが、素読みのお供として逐条ローラーインプット講座を利用すれば良かったなと思います。

開業して機会があれば田島先生にお会いしたいです。

文章理解対策講座の感想・利用方法

文章理解対策講座がついていたのは助かりました。理系の私にとって、文章理解は最も苦手な分野。

3問中0問正解が当たり前だった私が、なんとか模試でも2問は取れるようになり、本番も2問取れました。田島講師のおかげです。

模試でもできるだけ苦手な文章理解に時間が使えるようペース配分を考え、択一のスピードと精度を上げるようにしていました。

残念ながら田島講師の言う対比での解き方は身につかなかったですが、解き方を参考にし勉強になりました。

もう少し早く文章理解の対策を始め、対比での解き方をマスターし文章理解満点を目指したかったです。

『択一式対策完成への問題』解析講座の感想・利用方法

『択一式対策完成への問題』はアガルート受講生だけでなく、他の予備校や独学の方にもおすすめの問題集。

民法は過去問だけではアウトプットが足りず必須でした。

私が過去問に飽きてしまったときに追加で行政法と憲法の択一式対策完成への問題の講義を追加で購入しました。

行政法や憲法では過去問で問われていない論点や問われ方が違う問題をセレクトしてあり、かなり使いやすいと思います。直前期の最後までかなり重宝しました。

国家一般職の問題は問題が長く、速く解くテクニックも身に着き、択一式対策完成への問題の3冊と講義に出会っていなければ、合格は危なかったといっても過言ではありません。

問題集の値段もお手頃で受験生に一番おすすめの1冊です。

模擬試験の感想・利用方法

アガルートの模擬試験は会場で模擬試験を受けたい人にとっては微妙かもしれませんが、自宅受験が可能なのがメリットです。

それと他の予備校の模試と比較して一番のメリットは、模試の解説。

他の予備校では、解説が簡略化されていたりするのですが、豊村講師がしっかり時間をかけて解説してくれます。

もう1年受験することになってもアガルートの模試は受けようと思ったのを覚えています。

あまり直前期すぎると解説を消化するだけで時間がかかるので、早めに模試を消化し講義を聞いて復習するのが一番いい使い方だと思います。

模試では時間配分や解く順番を決めることが大事だと思います。

私は法令択一→多肢選択→記述→文章理解→一般知識の順番で2.5時間以内を目標にしていました。

講師へのメッセージ

初学者にもわかりやすく、初学者でも合格できたのは豊村講師のおかげです。

裁判のニュースにも興味を持つようになり、法というものが少し理解ができました。ありがとうございました。

行政書士として開業し、立派に実務もこなしていけるように精進します。