受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

受講を決めた年に、宅建士・賃管士・管業士業に合格し、次のステップにと考え行政書士に興味を持ちました。その数ヶ月後に、合格後に行政書士として働いてもらいたいと内定を出してくれる企業があったため、行政書士試験を目指す意志が固まりました。また、民法をもっと深くまで学んでみたいと思い、興味本位で手を出してしまった一面もあります。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

アガルートを知ったきっかけは、宅建士等の資格を受験する際に、YouTubeで試験対策や基礎知識の動画を探していた時です。その際、工藤講師の動画をよくチェックして試験対策などを行っていました。その結果、YouTubeにアガルートの広告がよく出てくるようになって、「最短ルート、アガルート」のフレーズが頭に残っていました。

また、他の通信の講座とも比較した際に、動画の画質や講師の喋り方、教え方などの様々な点でアガルートの方が自分にあっていると感じたからです。

最後に決め手になったのは、司法予備試験を受験する友人がアガルートを絶賛してくれていたため、アガルートを信じてみようと思い受講を決めました。

合格体験記・学習上の工夫

私は、12月中旬から受講を始めました。

当時大学3年生で単位もある程度取り終わり、早期で内定をくれそうな会社が2社あるという、勉強に集中できる状況にありました。そのため、基本的には1日3〜8時間というやる気がある時に長く、集中力がない時は学習時間を短くして取り組みました。また、家では集中ができないため、カフェや学校の図書館、バイト先など人目のある環境で学習していました。

まずは、一通り動画→教科書の該当ページにメモ→問題を解く→条文チェックという流れを繰り返すことから始めました。順番としては、民法→憲法→行政法→商法会社法で行いました。民法の動画が全部見終わったら、憲法に入りつつ、民法の問題集をもう一度解き直していました。これを他の教科の動画を見終わった時も同様に行いました。問題集を2周目に入る時に行ったこととしては、問題でわからなかった箇所はコピー用紙に自分の言葉でまとめて振り返れるようにしました。また、わからない箇所のみ動画をもう一度見ました。

これを2周目が終わって3周目も同様に行いました。

次に、年度別過去問に取り掛かりました。アガルートの教材は過去問を法律の科目ごとに分けられているため、過去問を試験形式で行うことは難しかったため、他社の試験形式の過去問を購入し、取り掛かりました。3度もアガルートで科目別で過去問は問いているため、一定の点数は取ることができます。ただ、ここでは問題の順番や時間配分、問題の癖を知るために行いました。また、知識の浅い部分はアガルートの教科書と科目別の解説、他社の解説を見比べて、理解を深めました。過去問を2.3周目に入ると判例を深掘りし、反対意見なども見て、どの角度でも対応できるように学習を行いました。

続いて、模擬問題に取り掛かりました。模擬問題を発行しているすべての会社の問題を買い、2周終わったら次の会社の問題集に取り組むということを繰り返していました。そして、全会社の2周が終了したら、すべての会社を1周して次の会社の問題に取り組み、今年の予想される傾向を探りつつ、基礎知識を固め、判例を深掘りすることを大切にしていました。例えば、行政不服審査法と行政事件訴訟法の条文の文言の違いや共通性をコピー用紙に自分がわかるようにまとめたりしていました。また、判例はネットからPDFをコピーして同じ判例でも、どこの会社がどの部分を問題に使用しているのかをメモしながら学習をしていました。アガルートの模擬問題は、最後に自分の実力チェックのために残しておいて、

他の会社の問題集を3.4周した段階で行いました。

ただ、この段階では合格点に達しておらず、焦っていました。そのため、アガルートのほか資格の問題をまとめたものや基礎法学、一般知識などの自分の弱いところを学校の帰りや電車の中で動画を見て復習していました。また、息抜きと基礎法学対策で友人と裁判所に行き、裁判を見ながら刑法や関連する話題について教えてもらいました。

色々対策はしていましたが、1ヶ月半前でもあまり初見の問題では点数が取ることができていませんでした。そのため、最後の方は得意の民法や行政法を固めて、記述式は部分点が狙えるように条文チェックを重点的に行いました。また、他の受験生と得点の差を埋めるために判例学習も力を入れて学習しました。アガルートでも教科書で要約してまとめられた判例が載っていますが、これはマストで覚えて、プラスaで模擬問題の判例や直前対策の判例紹介はチェックすべきだと思います。

様々なことを行いましたが、判例学習は今回の試験でとても役に立ちました。反対意見や補足意見まで見ていたおかげで、宇賀裁判官の補足意見は行政書士試験では狙われやすいと読めていたため、試験で自信を持って判例問題は回答することができた。

話外れますが、試験数ヶ月前から内定先から賃金の減額や行政書士として登録することが難しいと色々と内定時と違うことを言われ、モチベーションが落ちました。ただ、アガルートは全額返金してくれますし、与えられた教材をしっかりこなせば結果はついてきます。内定先には裏切られても、アガルートは最後まで裏切りません!!

総合講義のご感想・ご利用方法

豊村講師の授業の動画はとても短く、ホワイトボードや教科書のメモの仕方もわかりやすく、今まで学校でノートを取ることが苦手だった自分でも教科書にメモをとりながら授業を受けることができました。また、長い動画でも小ネタが入っているだけなので飽きずに動画を視聴することができました。また、小ネタをきっかけに判例などを調べるようになりました。法律を条文だけで覚えることは難しいので、小ネタや判例でストーリーとして覚えることが私の中では重要となっていました。

また、自分は2年前に貸金業務取扱主任者、1年前に宅建等を受験していて民法を少し学習済みであったため、民法に関しては動画を2倍速にしてみて、引っかかる箇所のみ1.25倍速にしてが学習していました。豊村講師はゆっくり丁寧に授業を行なってくれているので、自分の知識と理解スピードに合わせて、速度を調整してみることもおすすめです。アガルートの動画サイトはそこまで速くしても聞き取れなくなることはないので、限られた時間で学習するときはおすすめです。

ただ、商法会社法の理解のしにくいものに関しては速度をいじらないで、通勤時間に聞き流して前日に教科書を見ながら行なった学習の復習を行なっていました。動画と音声のみの両方が使えるので工夫次第で自分にあった学習が可能です。

短答過去問解説講座のご感想・ご利用方法

総合講義で学習したら、その箇所をすぐに短答過去問で復習することはマストで行なっていました。年度別過去問に取り掛かる前に、必ず3周は行い、基礎的な知識を身につけるために活用していました。また、問題で使われる条文は、ポケット六法にラインを引き、行政書士の問題の癖を一緒に掴めるように活用していました。解説動画は、問題の解答部分の解説を読んでも理解できない時に見るようにして、学習時間が短くても、多くの問題を解くことに集中していました。解説動画を見れば、すぐに理解することはできるが、解説を読んで自分の頭でも考えることも大切にしていました。2周目からは、間違えた箇所をコピー用紙にメモして、3周目ではしっかり覚えていたか、誤った覚え方はしていないかチェックをしながら使っていました。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

最初は、記述式が全く理解できないので、解説動画頼りでとりあえず一周してみることから始めました。一通り動画を見て、何周か解いているとコツが掴めてくるので、最初は、キーワードをとにかく書き出して、文章にしなくてもいいのでやってみることが重要だと思いました。また、記述は基礎知識がないと解けないので、この講座は比較的学習が進んで、試験の3ヶ月前に取り組んでも全然大丈夫だと自分は思います。正直記述過去問は、6.7周目でだいたい描けるようになってきたので、みんな解けないと思って、無理せずやることが記述の講座を完璧にするコツかと思います。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

私はローラーインプットを使用することができたのに、あまり使用はしませんでした。食事の時に聞き流すくらいでしか使用していませんでした。そのため、活用という活用はしていませんでした。ただ、六法を使ったり、条文に慣れたいない人は初めから活用して、抵抗感を減らすのにとてもいい講座だと思います。行政書士試験では、条文の細かな違いを訊かれるもんだも出題されるため、時間の限られた受験生は活用するべき講座だと思います。時間のある方は、しっかりと勉強の際に六法を活用したのちに補助として使える教材なのかなというふうに思います。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

私は、文章理解講座は一番避けようとしていました。文章を読むことが苦手で、文章理解すら捨て問題にしようかと悩みました。ただ、講座自体はそこまで難しいことは言ってきませんでした。まず、文章を飛ばし読みせずに読むことが重要だと講座の中の解説で学びました。当たり前のことだが、時間に追われていたり、疲れているとできないことなので、しっかりと講座を通じて、最後まで読むことの重要性を認識することが大切だと思います。その上で、文章理解にどのような種類があるのか、講師はどのように問題を解いているのか、一つ一つクリアしたら次のステップに行くようにした方が、投げ出して、勉強が疎かにならないと思います。

『択一式対策完成への問題』解説講座のご感想・ご利用方法

正直、択一式対策完成の問題を解くと自信がなくなります。それは、試験によって重要視しているポイントも違うし、司法試験の問題も含まれているからです。ただ、解けなくていいといわけではなく、実際の試験でも初見の問題は出てくるので、その際にどうやって選択肢を選んでいくのかというトレーニングになります。また、民法であるため、解説を読めば理解することは大体できます。そのため、他の受験生と差をつけるためにも、択一式対策完成の問題も完璧にすることが重要です。民法総則については、行政書士試験の対策をしていれば解ける問題も多ので、ほか試験の問題だからと後回しにせずに、しっかりと取り組むべき問題です。

模擬試験のご感想・ご利用方法

アガルートの模擬試験はとても活用がしやすいです。私のおすすめとしては、他の会社の模擬問題を全てこなした後に、アガルート問題を本番の試験だと思って取り組むことです。アガルートは、動画解説もついてくるので最後のしっかりと自分の実力を図りつつ、わからないところをなくした方がいいと思ったからです。アガルートは模擬問題を1つに限定しているため、学習の負担はありません。なので、問題が解けて解説を見る必要がなくても、必ず、解説を読んで、動画を見ることをお勧めします。

また、冊子で問題の裏に解説が載っているものも配布されるので、試験直前の復習などにはもってこいの模擬試験だと思います。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

豊村講師には直接お会いしたことはありませんが、約1年間大変お世話になりました。無事、1発で大学生のうちに合格する事ができました。法学部じゃなくても、ここまで学習できたのは豊村講師の授業が楽しかったからです。

1度、豊村講師のお話を色々と直接きいてみたかったです!

本当に合格できたのは、豊村講師をはじめ、アガルートアカデミーのお陰です。

ありがとうございました。