受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

高校はアメリカに留学し、その後日本に戻った時に高卒認定が無いと知りました。その後何だかんだで仕事を始めたので、学歴のない私にとっては受験資格を問わない事は必須でした。

行政書士試験を受験しようと思ったのは第一に受験資格を問わなかったことと、もともと法律系の分野にも興味があり、子供は3人おりますが専業主婦なので勤めてる方と比べると長く勉強の時間が取れると思ったためです。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

まずは資格試験に挑むにあたりどこの通信講座が良いかインターネットで色々と口コミや料金を比較しました。

最初は通って学ぶ事を想定していましたが、今は家にいながら好きな時に好きなだけ勉強できる動画学習がありその方が小さな子供もいる私には合っているなと思いその点も踏まえつつ探しました。

アガルートさんに決めたのは第一に「一発合格したら全額返金」のキャンペーンが目に留まり、これは自分のモチベーションを維持するのにもちょうどいいと思いました。さっそく無料請求したサンプル講義も豊村先生が分かりやすくて親しみやすくてこれなら続けられそうだなと思いました。

合格体験記・学習上の工夫

私が行政書士試験に挑もうと急に思い立ったのが2023年の元日。今年の目標は何にしようと考えて急に思いついたのが何か資格を取ろう!という事でした。以前から心の隅にひっそりとあった「もし明日にでも急に主人の会社が潰れたり主人が不慮の事故に遭ったら専業主婦の自分はまだ幼い子3人抱えてどうしよう」という縁起でもない想像から押し寄せる不安。その解消のために一歩踏み出そうとやっと思ったわけです。

それで先ほど申した通り学歴のない自分でも受験できてなおかつ興味のある分野で行政書士資格に定めをつけ、そこから色々ネットで検索しアガルートさんが良さそうだと思い、まずはサンプルを請求し満足だったため本格的に登録。講座は迷ったものの勉強のブランクがあり法律を学ぶのも初めてだったので入門総合カリキュラムのフルにしました。

テキストが手元にどっさり届いてさぁ始めようと気合を入れて取り組むものの机に向かい合い勉強する事など17年ぶりくらいだったため、今思えば当初はとても要領が悪かったと思います。

勉強スタートが2月で本試験まであと9ヶ月ほどしかないのに最初はノーマルスピードで豊村先生がこれは試験に出ないと言われたことまでノートに書き写していました。私は書きながら頭の中で整理して覚えていくタイプだからです。ただその方法ですとやはり時間がとてもかかり、書き写すために動画を一時停止したりしてノートを取るのがメインとなってしまい非効率的でした。民法はずっとその方法でしたので1番時間がかかったと思います。

時間もないので何とか分からなくても先に進めなきゃいけないと思い、まずは動画を1.5倍速にし、ノートは使わずにテキストに直接書き込む形式にしたところだいぶサクサクと進めていくことが出来ました。全ての科目を一周できたあとはまた最初に戻って次は動画なしでテキストに目を通しました。

分からないところは講義をもう一度見たり、スマホでわかりやすい解説ブログなんかを探して読んだり。過去問などは後々も使いたいため直に記入せず答えのページにはたくさん書き込みました。直に問題ページに記入したのは本当に直前で最後に過去問を振り返る時のみ。

模試はアガルートさんのものや雰囲気も感じたかったので他社さんの公開模試なんかも行ってみたり自分で購入してみたりで9月中旬ごろから合計9回受けています。その内4回は合格点に達しませんでした。

間違えてしまった問題は問題文と答え、時々解説もセットにしてノートに全て書きました。後ほどたくさんあるテキストや模試、過去問などを開かなくてもこのノート一冊で済むようにです。時間はかかりましたが後が楽でした。試験直前に特に見返したのはこのノートと記述のテキスト、あとは苦手分野を分かりやすく解説してくれているサイトです。

あとこれはみなさん共通かもしれませんが、夜だと眠くて頭に入ったと思ってもやはりなんだかしっくり来ないのでそんな時はもうスパッと諦めてその分次の朝にする事にしていました。

総合講義のご感想・ご利用方法

今回初めてこういう資格勉強をしてみたのですが、在宅しながら好きな時間に好きなだけ勉強を進めることができるというのは本当に素晴らしいなぁと思いました。

私は子供が3人おりますので普段は朝からバタバタと忙しいんですがふと時間が空いたらすぐ、PC開いて勉強再開、講義をBGMにしながらご飯作り、末の子供(当時2歳)が泣いてもすぐに止めて駆けつけれるという環境はとても便利でした。14時ごろからはまた送迎だったり子供の習い事だったり夜ご飯やお風呂などで忙しいのですが、そういった時でも10分時間ある!と思ったらすぐ再開させてました。

総合講義の内容自体は法律初心者の私でも十分理解できるような親切丁寧な語り口で豊村先生が教えてくれるのでとても分かりやすかったですし、法律、特に判例なんかは面白くどんどん進めていくことが出来ました。

基本私は1〜1.5倍速で視聴して、本当に本番間近、最後わからないところだけをスポット的に見る時は2倍で見ました…がさすがに2倍はついていけなかったです(笑)途中でサウンドのみも聴ける事に気づき、車移動が多い私は車内でBluetoothにつないで移動しながら講義を聴いていました。

テキストもちょっと外で見返したい箇所があってもデジタルテキストですぐに確認できたりとても便利でした。法律の勉強が初めてだった私にとってはこの入門総合カリキュラムのフルがちょうど良かったと思っています。

短答過去問解説講座のご感想・ご利用方法

豊村先生もおっしゃっていた通り、講義でインプットしたものをこの過去問などでアウトプットするイメージでひたすら勉強して理解ができたら取り組んでいました。憲法などは判例に興味を持って掘り下げたり判旨の要旨を覚えるというよりは理解しておけば解ける問題が多かったのですが、民法は1周目はとにかく難しかったです。

まだインプットも豊村先生のおっしゃるペンキの例えで言えば2度塗り程度の頃でしたので、わからない問題は本当に分からなくてひたすら答えの解説を理解できるまで聴いて、自分なりのポイントを解説ページに書いていました。ただこのインプットの作業を何度も何度もしていく事で今までわからなかった問題も解けるようになっていきました。

私が受験当時に自信があったのは行政法でして、学び始めた当初はちんぷんかんぷんでしたがこれもインプットを何度も繰り返し条文も読み込んでほぼ暗記状態になっていたので11月ごろにはどんな問題が来ようが行政法分野には自信が持てるほどになりました。

過去問に出た問題はそのまま出ることはないと言ってもやはり過去問はすごく大事でやればやるほど正解率も上がり自分の自信にもつながりました。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

試験範囲の中で私が1番気合を入れて勉強したのがこの記述です。記述に取り掛かる前は記述という存在が未知すぎてある意味怖かったのですが、やり始めるとああなるほどこういう問題かと納得がいきました。試験範囲の中でも一問の得点が非常に高く、上手くいけばとても有利になると思いました。

行政法の記述問題は例えば問題がなんの訴えにあたるのかやその申請期間の有無など行政法全般の知識が正しく備わっていないと本当に難しかったのですが、逆を言えば試験直前期の行政法バッチリ頭の中に叩き込まれてる頃にもなるとどんな記述問題も理解でき解けるようになりました。

なので行政法全般条文を何度も読みこむ事に時間を費やしました。定義も出そうなものはたくさん覚えました。定義、試験対策として本当に大事だと思います。

民法はまた行政法とは全く違って本当に膨大な知識が必要だと感じました。ただ、問題によっては謎解きクイズのようでもあり、頭の中でそのシチュエーションを想像しながら考えたりして楽しいものもありました。一度過去に出た記述はもう出にくいとはいえ、過去問は何度も何度も解きました。動画では書き方も省略の仕方も丁寧に教えてくれて分かりやすかったです。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

この講座とテキストは本当に有り難かったしためになりました。

やっぱり六法は分厚くて重くて書き込みにくいので重要部分をスッキリ一冊にまとめてあって書き込みもし放題だしこの一冊があって助かりました。

そしてやはりこの頃になると民法の最初の頃の事などはあやふやになっていたため、それを思い出しなおかつ更に理解を深めて改めてインプットするという作業はとても必要な事でした。

このテキストには今まで使ってこなかったチェックペンなども用いて重要部分は徹底的に頭に叩き込みました。債権などもイマイチわからなかったのですがこの講義で理解できました。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

文章理解はあまり心配はしていませんでした。幼いからから読書好きで小説なんかをずっと読んできましたので文の構成だとか語句の意味などの理解力は平均より高いかなと思ってましたし、実際問題をやってみても困難なことはほとんどありませんでした。

しかし先生も仰ってましたが、私のように文章理解が得意なタイプが陥るミスなどもありまして、なるほどと思いました。例えばそれぞれの文章を正しい順番で繋げる問題なんかはなまじ自信があるので一回これと順番を決めてしまうとその考えから動くのが難しくなり、実はそれこそが間違いだったのに気づけずミスを犯してしまうという事があるそうで、実際私も模試で一度やらかしました。時には自分の考えを疑ってみることも必要だなと感じました。

そして時には本当に難解な問題があり、そういうのに当たった時にどう解いていくかなど、講義を聞かないと気づけないような事を教わりました。

『択一式対策完成への問題』解説講座のご感想・ご利用方法

このテキストも有り難かったです。

行政書士試験に限らず過去の司法試験や司法書士試験などに出てきた民法の問題で構成されているんですが、当たり前かもしれませんが他資格試験でもやはり民法で聞かれる事は被るし、気のせいかより捻った問い方をしてくるので感心しながら解いていました。やはり民法は最後の最後らへんでやっとカチッと型にハマってくれた感がありまして本当に苦労しました。

しかしアウトプットで過去問、模試、ネットアプリの行政書士用クイズ、そしてこの択一式対策のテキストのおかげでやっと最後に民法にも自信を持てるようになりました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験はアガルートさんのをはじめ、合計9回受けました。そのうち一回だけは公開模試で会場に出向いて本番の雰囲気を感じながら受けました。この公開模試が私が初めて受けた模試なんですが、何せ三時間もテストを受けた経験がないので終わる頃には頭がぼーっとしたのを覚えています。集中が途切れる事は無かったですが、パンク寸前という感じでした。

時間配分も最初の5肢択一式40問終える頃にはもう半分時間が過ぎていたりして記述にもあまり時間がかけれず1番最後にしようと思っていた振り返りも出来ませんでした。つくづく模試の重要性を感じました。

自宅で市販の模試などをいくつも受けながら自分にとってベストな時間配分を決めてそれを目標にして解くことで本番でも心のゆとりを持つ事が出来ました。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

アガルートさんに決めて本当に良かったです!2023年は実りある学びの年にする事ができました。自分にもこんな事ができるんだという自信にもなりました。これからは思いついたらどんどんやって行こう、やった分だけ自分にプラスになると思っています。

本当に豊村先生をはじめとした行政書士の講師の先生方にはお世話になりました。ありがとうございました。