受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

東日本大震災が起きた2011年から2014年にかけ、私が理事長を務めるマンションの敷地や共用部分の所有権等に関する問題をADRや訴訟等により解決する事ができました。その際に司法書士、土地家屋調査士、弁護士や裁判官、たくさんの法律系の専門家の皆様のお世話になり、その仕事を目の当たりにし、深く感動しました。自分も世の中の役に立ちたいという思いに駆られて学習を始めました。管理業務主任者、マンション管理士を受験し合格した後、トリプルライセンス取得を目指し行政書士試験に挑戦しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

豊村先生のサンプル講義を拝見し、非常な熱量に感動しました。また、独学で乗り越えることが辛いと感じていた問題集を解説する講義や逐条ローラーインプット講義、記述対策の講義などもあり、このカリキュラムをこなすことができれば絶対に合格できると思いました。さらに、全額返金システムが家族の理解を得る上で大きな後押しとなりました。

合格体験記・学習上の工夫

180点ジャストで合格できました。
多忙で本格的な学習は9月からになりましたが、気持ちを切り替える意味合いから、民法の親族編から開始しました。解説を聞いていたところ、判例の事件が故郷で起こっていたことに気がつきました。突然、民法がこれまでよりもずっと身近に感じ、学習への取り組み方に良い影響がありました。判例は読みにくいものもありますが、先人が色々な問題に真摯に取り組んだ結果が書かれているものと捉え直す事ができ、興味深いものになったように思います。

民法は9月、行政法は10月に仕上げることに決め、模試を中心に据えて学習しました。10月9日にアガルートの模試を皮切りに市販模試を毎週一回、本試験までに5回受験しました。本試験に近い環境を再現しようと、会議用の机や椅子を使い、その日のうちに復習を完了させ、記述以外は2時間以内で解くことを目標にしました。得点は200点を超えることもありましたが、悪いこともありました。豊村先生がおっしゃていた解く順番等のトライ&エラーができたほか、他の資格試験でも本試験直前に感じた部分的な勉強不足感をあまり感じずに済んだように感じました。
直前ヤマ当て講義で的中していただいたおかげで、貴重な4点を得点できました。あの講義を受講していなければ、176点だったかもしれません。

中上級総合講義のご感想・ご利用方法

ジグザグ学習法で一日にテキストと問題集を1単元ずつ進めることを基本として毎日学習しました。時間が取れなかったり、難しく感じた部分は、1チャプターごとにテキストと他資格セレクト問題集の問題演習をジグザグに進めました。また、理解不足と感じたところは逐条ローラーインプット講義も並行して受講したり、模試の結果を踏まえて文章理解対策講座を緊急受講したりと、さまざまな工夫しながらテキストと問題集をほぼ全てこなしました。
多忙だったことで理想的なスケジュールではなく、広範囲詰め込み学習になってしまい、消化不良感、うろ覚えが多いことは否めませんでしたが、なんとか最後まで進めることができました。

膨大なテキストや問題集の物量に圧倒されたり、辛くて何も手につかなくなることもありました。本試験までの時間が不足して、焦りで不安に駆られることもありましたが、そういうときにこそ豊村先生の講義を拝見することで少しでも前に進む事ができたように思います。特に問題演習講義は解かずに読む、最初にマルとバツをつけてから読むという、私にとっては画期的な方法での解答法でしたが、非常にテンポよく、苦しみながらも進めることができました。

総まくり択一1000肢攻略講座のご感想・ご利用方法

本講義と他資格セレクト問題集、逐条ローラーインプット講義、総まくり記述80問攻略講座の受講後に開始しました。映像講義は1.25~2倍速で可能な限り時間をかけずに取り組みました。記憶の確認、整理のための取り組みには良かったと思います。深く考えず、解かずに読んでいたという感じですが、他資格セレクト問題集やテキストとは違う言い回しの問題文から正当を導き出すような訓練になったと思います。
講義を見終わったのが10月末頃でしたが、それ以降は、主役は他資格セレクト問題集とテキスト、六法でしたが、隙間時間を利用したり、気分転換のために読むこともありました。知識不足に気がついた時は、テキストや他資格セレクト問題集に戻るようにして深入りしすぎないように注意していました。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

テキストと他資格セレクト問題集、逐条ローラーインプット講義、の講義終了後に着手しました。記憶が不確かだったり、理解が足りていない部分が多く不安が大きかった時期です。総まくり記述80問攻略講座を受講を始めた頃に、豊村先生がおっしゃていた「壁塗り学習法」の意味が掴めてきた感覚がありました。
その時は、不確かだったり、あやふやだったり、不正確だった知識も多く、それらの補充・補強する意味合いからも私にとっては非常に重要な講義でした。
また、記述は問題文から文章として正当を出すだけの正確な知識が必要ですが、第六感というかインスピレーションのようなものも本試験では重要だと思いました。そういった感覚を養う上でも受講できて良かったと思います。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

テキストと他資格セレクト問題集の受講後に視聴を開始しました。テキスト、他資格セレクト問題集、条文が3本柱だとよく伺いましたが、テキストと問題集をこなしながら条文を確認するだけではどうしても手薄になってしまう部分がありました。そのため、条文だけを読み込む必要性を感じながら、講義を受講していました。私一人では条文を最初から最後まで読むのは無理でした。田島先生の解説を伺いながら読むことで、なんとか全部読めた感じです。

私は、他資格セレクト問題集や過去問は解けるのに、模試では同じような論点の問題が解けないということが度々ありました。特に行政法では苦手意識が生じてしまいましたが、逐条できた頃には苦手意識が和らいだように思います。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

本講義の受講と同時並行で文章理解対策講座を受講しました。文章理解の問題は、なんとなく解いて正解できたことも多かったのですが、非常に時間がかかっていました。10月に受験したアガルートの模試ではなんと全滅。
文章理解のテクニックを早急に身につける必要がありました。大急ぎで文章理解対策講座を受講し、その後毎週受験した市販模試では、短い時間で正当できるようになりました。
本試験では短時間で3問とも正解できました。また、文章理解の3問を短時間で解けることにより、記述の問題に時間を多く配分できることから非常に大きなアドバンテージになったと思います。

模擬試験のご感想・ご利用方法

私は10月9日にアガルートの模試を受験しました。多忙で学習開始が遅れに遅れ、かなり焦りもありました。その日のうちに自己採点と正解できなかった部分の復習を行いました。
憲法は全問正解しましたが、行政法、民法は半分、商法会社法は1問しか取れず、記述の行政法は全滅、民法は半分というところでしたが、最もショッキングだったのは一般知識が3問しか取れず、文章理解が全滅だったことです。このままでは一般知識が基準点に満たないため、隙間時間に「ニュース検定」を素読したり、就寝前に豊村先生のYoutubeを見ることで吸収しました。同時に、文章理解対策講座を緊急受講するなど、すぐに対策を講じました。

翌週、市販の模試を受験したところ188点でした。その後は毎週一度、豊村先生のアドバイスに基づき本試験のシュミレーションとして市販の模試を受験しました。合計5回しか受験できませんでしたが、不安定な会議用のデスクと椅子を使用し、記述以外は2時間以内に解き終わるように急いで解いたり、解く順番を入れ替えたり、ストップウォッチで問題ごとのタイムを計測したりと、本試験の作戦を立てるためのデータ採りができました。
他の模試よりも先にアガルートの模試を受験し、自分の弱みを知ることができ、すぐに対策を講じることで遅れていた学習を立て直すことができ、本試験合格への第一歩になったと思います。

講師へのメッセージ

豊村先生の講義のおかげで、どんなに学習が遅れていても、自分に力がなく学習が進まないときでも、無為に時間を過ごすことなく前に進む事ができました。いつも勇気をいただきました。
田島先生、自分一人で逐条するのは無理でした。
相賀先生、Youtubeの動画を拝見していました。親族編から民法に着手するヒントをいただきました。

先生方のおかげで合格する事ができました。
受験生活は辛いものでしたが、先生方のおかげで充実した良い毎日を過ごさせていただいたと思います。本当にありがとうございました。

カリキュラム・講座のご感想,講師へのメッセージ等

試験の前夜は先生方やスタッフの皆様が私を応援してくださっているような暖かく幸せな感覚を覚えました。
心から感謝申し上げます。