合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

現在、土地家屋調査士事務所にて実務習得のため様々な業務を経験しているなかで、農地転用が絡む土地地目変更登記を申請する際、自分で農地転用ができれば業務の幅が広がるのではないかと思ったことがきっかけです。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

令和二年度の土地家屋調査士試験に合格したときにアガルートアカデミーの講座にお世話になりました。
テキストがフルカラーで見やすいことと割引制度が利用できたこと、そして合格したら全額返金があるので他の予備校と比較することなく即決しました。

合格体験記・学習上の工夫

第一に気をつけたことは体調を崩さないことです。試験勉強を続けるには集中力が大事なので日ごろから万全な体調でないとインプットしてもすぐ忘れてしまいますし、復習しても中途半端になってしまします。人それぞれ違いますが寝不足にならない程度の睡眠時間と食生活、気分転換の運動を取り入れ、効率よく知識を吸収できるように自分なりに心掛けました。
しかし、4月から約1か月半体調を崩してしまい当初の計画が大きく狂ってしまい直前期にかなり無理をしなければならなくなったので、不測の事態が起きても軌道修正できるだけの余裕も考慮した方がいいと実感しました。
二点目は、行政書士試験は一般知識など対策が難しい科目があるので手を広げすぎないようにしました。限りある時間のなかで学習計画を誤ると肝心な部分が疎かになり点数を稼げなくなるので、アガルートのテキストと問題集をやることを主としました。民法は以前学習経験があり、司法書士の問題集を持っていたので併用しました。私自身、アガルートの教材だけで十分合格できると思います。
最後に記述問題対策としては条文や判例を丸暗記するのではなく、書いたら得点となるキーワードを押さえて自分の言葉で書けるように取組みました。私は記述問題では満点は取れないが20点は絶対確保すると決めていたので何かキーワードを書いてほかの言葉は自分の言葉で書けるようにして本試験に挑みました。結果として本試験では目標点数以上取ることができ合格に繋がりました。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

最初テキストを見たときはテキストを全部やりきることができるか不安になりました。 日中は仕事をしているので学習できる時間に限りがあるため、自分の中でいつまでに講義を見終えるか逆算して学習を進めました。講義動画は1コマが10分程度に細かく区切っているので、あまり集中できないときや時間が確保できない時でもテキストを読み進めることができたことはよかったです。
講義を1度見るだけではすぐに忘れてしまうので、朝の出勤までの時間や昼休み、車を運転する時間で講義の音声データを聞いて復習しました。自分が苦手と思ったところは何度も繰り返し聞き、記憶が定着するよう心掛けました。暗記しなければならないところはスマホで写真を撮り隙間時間で確認して限られた時間を有効に使えるよう努力しました。
講義内容については条文や判例内容を講師がわかりやすく例を出して解説してくださるので楽しみながら学習できました。また、出訴期間など訴訟要件との比較問題として出題されそうポイントや記述問題で出題されそうな箇所、そして繰り返し過去に出題されているところを教えていただけるので、自分でそのページに付箋を貼り試験直前まで何度も確認するようにしました。

短答過去問解説講座のご感想・ご利用方法

各科目のインプットを一通り終えてから過去問に取り掛かりました。最初から細かく問題に取組むことなく、行政書士試験の特徴・言葉遣い・出題の仕方など確認することを意識して1周目をやりました。2周目から本格的に問題を解き始めて間違えた問題や理解不足の部分については六法やテキストに戻り確認することを繰り返しました。
行政法・民法・憲法については点数のウェイトが大きいので重点的にやりました。3周目からは問題集を写真で撮り、それをタブレットに入れて年度毎に整理して平日は1年度の過去問を解くようにしました。休日に間違えた問題をもう一度解いて確認しました。年度毎に過去問をやることで、毎日試験範囲全体を満遍なくやることでき、問題を解く所要時間が把握できるので本試験では計画的に問題を解き進めることができました。
会社法・商法は時間の確保が難しかったので頻出の部分を重点的に行いました。
一般知識については1回だけ全体をやった後は、個人情報保護法に関する過去問だけ繰り返し行いました。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

私は記述対策を8月頃から始めました。本試験まであまり時間がない時期でしたので講義動画はほとんど見ることはありませんでした。記述問題を実際にやってみて気になることがある場合に講義動画を見るようにしました。記述問題は過去問と似たような問題は出題されないだろうと思い、1問当たりの解答する時間の確認、文章の書き方や問題の問い方の特徴に慣れることを意識して取組みました。
各年度の問題を解いてからテキストに戻り、周辺知識の再確認と出題されそうな条文や判例を確認しました。過去問についても決して無駄ではなく記述の知識が択一知識として役立つので、何度も繰り返しやることは無駄ではないと思いました。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

学習時間を逆算する中で全て視聴すると間に合わないと判断したため、行政法の行政手続法・行政不服・行政事件訴訟法に的を絞り講義動画を見ました。学習としては講師が大事という部分にマーカーで線を引き、条文を調べる時に六法と併せて確認しました。
民法の分野はほぼやらなかったため本試験を終えてからもっと時間を確保してしっかりやれば良かったと後悔しました。行政書士試験の特徴は行政法・民法ともに条文問題が比較的多く出るので、条文を完全に覚えていなくても一通り目を通しておけば問題の肢について正誤判断できたところがあったのでやって損することはないと思います。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

行政書士試験の中で一番不安だったのが一般知識で足切り点を取ってしまうことでした。それを防ぐためにも文章理解は最低でも2問正解しなければならないと思っていたので本講座は大変役立ちました。
私はあまり得意ではない分野なので最初は1問解く時間が30分で正解率も3割ほどで間違えてばかりでした。そこで、問題を解いて自分の解き方と動画を見て講師の解き方を比較して自分の解き方の無駄を無くして精度を上げていきました。接続詞があれば前後関係に注意するなど講義動画で文章理解を解くテクニックを見て、それから再度問題に取組みました。
その結果、文章の要点整理やポイントの押さえ方を流れ作業のように身に着けることができたので解答時間も早くなり、本試験では20分で3問全て正解することができました。

『択一式対策完成への問題』解説講座のご感想・ご利用方法

行政書士試験における民法の特徴は、債権分野からの出題が多いことだと思います。また、民法の出題数も多くないので過去問のみではなかなか網羅的に対策できず不十分だと思います。 私は総則・物権・相続法の分野については土地家屋調査士試験の時に学習していたので、本講座では1回取組んだ程度で間違えたところだけ再度確認する方法で学習しました。
債権・親族法の分野は事例の組み合わせ方で出題パターンが多岐に渡るので、ただ暗記するのではなくどの部分がどのように書かれていたら正解肢になるか細かく解説を見て学習しました。最初は1問解くのに時間を費やしていましたが継続したことによって時間も短縮することができ、かつ正確な正誤判断できるようになることができたと思います。本講座にて問題を解く機会を増やすことができたことは自分の実力の底上げに大いに役立ちました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は試験直前にやろうと決めていたので10月末に取り組みました。時間も13時から16時にして本試験と同じようにして時間配分も意識して行いました。その時点で点数が200点は超えていたものの一般知識で足切り点となってしまい、残りの期間どうしようか非常ものすごく悩んでしまいました。今思うと、模擬試験は8月頃にはインプットや過去問の正答率が不完全でもやってみて本試験までまだ余裕のある時期に自分の弱点を見つけておいた方は得策だと思います。
模擬試験で間違えた箇所は再度テキストに戻り、出題された問題の周辺知識もまとめて再確認するようにしました。模擬試験があったことで過去問では出題実績のない部分や自分の弱点・得意分野について自己分析できたので非常に有効だったと思います。

講師へのメッセージ

本試験が終わって合格発表まで不合格と思っていたので合格発表の日に自分の受験番号があったことは、嬉しさより驚きの方が大きかったです。行政書士試験の範囲は広く対策しにくい分野もありますので、相賀先生の講義を受講したことで効率よく学習できたと思います。この度はありがとうございました。