合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

総務部門に配属され、契約書に関わることが多くなり法律の勉強をしてみようと思いました。20年ほど前に司法書士の勉強を始め、挫折した経験があるため、リベンジで司法書士を目指そうと思いましたが、前回の挫折経験と勉強らしい勉強を長くしていなかったため、より身近な行政書士を目指してみようと思いました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

当初は司法書士を検討していたため、資料請求をしていましたが、その中に司法書士と行政書士のWライセンスを取得するというものがあり、行政書士に興味がわきました。

調べて始めたところ、ネット情報でアガルートの豊村先生の講義がわかりやすいと記載されている内容が目立ち、合格率70%と記載されていたので、資料請求をしてサンプル講義をみたところ、大変分かりやすかったためアガルートの受講を決めました。

合格体験記・学習上の工夫

初めての学習だったため、ガイダンス動画のとおりに、民法→行政法→憲法→商法の順番で講義を視聴し、該当の過去問を解くことを行っていました。9月から民法を開始し、11月ごろから行政法に入りましたが、最初の方の講義時間が比較的長かったのと、概念的な内容が多く苦手意識を強く持ったため、学習意欲が一気に低下し学習しない日も増えてしまいました。

1月末になっても地方自治法の前までしか1周目が終わりませんでした。地方自治法は暗記がメインと記載があったため、飛ばして、先に憲法の学習に入りました。2月末から豊村ゼミが始まり、民法の2周目に多くの時間を割くようになり、商法・会社法はほとんど手つかずのまま、1周目の締め切りの5月になってしまったため、地方自治法が未着手だったこともあり、この時点で商法・会社法をあきらめる選択をしました。

記述対策はオプションの記述80問と講義の〇記マークをひたすら暗記しようと決意し、1日あたり民法2問、行政法を1問と決めて、行き帰りの電車やスキマ時間に暗記し、寝る前に実際にその日覚えたことを紙に書くことを繰り返しました。

この記述80問の解説講義によって、ボヤっとしていた短答の知識も少しずつ固まっていったように思います。一般知識に関しては、昼休みに30分程度当初から少しずつ並行して学習をしていました。

学習を進めていく中で経済、社会が苦手だということが分かりましたので、中学受験生用の重大ニュースを活用し、少しずつ目を通すようにしていました。文章並び替え問題が少し苦手だったため、豊村ゼミのテキスト以外に公務員の類似問題が乗っている問題集を2、3冊購入し、解いて慣れるようにしました。

社会人なので、スキマ時間を活用することと少しずつ継続することを意識して進めていました。

豊村ゼミのご感想・ご利用方法

豊村ゼミが2月下旬から開始されたので、2周目をやりながらゼミでその内容を確認することができ、民法、行政法の理解が深まりました。最初は先生にあてられて答えられなかったどうしようと不安いっぱいで参加しましたが、先生のテンポのよい進行と、分かりやすい説明にそんな不安は吹き飛びました。

模試の予習で2周目、模試の復習で3周目と学習のペースメーカーとしても活用できました。コロナの関係で途中から通信に切り替え、最後までゼミに参加できなかったのが本当に残念です。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

入門総合講義のテキストだけでかなりのボリュームがあるので、講義とテキスト内容を反復し、過去問で傾向をつかむことができるので、合格レベルの学習に十分な内容が詰まっていると思います。

学習初学者だったため、最初は六法の使い方がよく分からず戸惑うことも多かったのですが、学習ガイダンスに沿ってとにかくこなすことに尽力しました。

ゼミを取っていましたが、他の人より学習進度が遅く、理解も他のゼミ生より遅れている気がしてかなり焦りましたが、本試験直前までゼミの内容とテキストを繰り返し学習しました。

入門講座には過去問以外の問題集がついていないので、オプションで総まくり記述80問攻略講座と総まくり択一1000肢攻略講座を申し込みましたが、結局学習時間が足りず1000肢の方は手つかずのままになってしまいました。

特に直前期は精神的に不安になり、その時期に出版される的中問題や対策講座などが魅力的に映りましたが、先生のコンサルでの「今の学習が不十分な人は新しいものに手を広げずに、100のふわっとした知識より10の確実な知識を目指せ」という言葉を信じ、ひたすらテキストとゼミ内容を繰り返したことが最終的に合格につながったと思っています。

また、学習当初は過去問が解けず悩んでいましたが、先生の本を読んで過去問を読み物にしたら逆に理解が進んだように思います。特に今年は定期的にコンサルが実施されると聞いていますので、先生が言ったことを素直に取り入れて進めるのがよいと思います。

短答過去問解析講座のご感想・ご利用方法

私は学習進度が遅く、時間が足りなかったこともあり、過去問解析講座はあまり利用できませんでした。民法は解答をみても意味がよく分からないものだけを視聴していましたが、行政法は解答をみても「?」なものが多かったため、行政法の最初の方を多く視聴していました。それ以外の科目は利用していません。

入門総合講義は問題集がついていないので、この短答過去問解析講座の動画も中上級講座のようにジグザクに組み込まれていてもよかったのかなとも思ったのと、その場合は講義と同じ先生が行った方がつながりがよいように思いました。

それと、問題ごとの短い動画に区切ってくれているので、この問題だけが聞きたいというときにとても便利でした。

記述過去問解析講座のご感想・ご利用方法

学習初期はなんとか記述問題を解こうと頑張っていましたが、うまく文章にすることができなかったため、問題の内容を見て、事例を図解し、キーワードと考えたことを書き出したのち、すぐに解答を見て解答の手順を確認するようにしていました。

特に行政法では最初何を書いてよいのかキーワードも浮かばず、解答をみてテキストに戻ることを繰り返していました。繰り返しにはなりますが、学習進度が遅く時間もなくなってきてしまい、記述過去問対策講座は途中までしか進められることができず、オプションで取った記述80問攻略講座の暗記に入ってしまいました。

本試験でも記述の点数が取れなかったので、もっとじっくり記述の基礎を固めるべきだったと反省しています。

『択一式対策完成への問題』解析講座のご感想・ご利用方法

入門総合講義には民法のみが付属されてきますが、他資格の問題で知識が深まりました。特に民法は過去問が少ないため、こちらの問題集で不足知識を補うことができました。講義を見終わった直後にこの問題集をやると正解でき分かったつもりになるのですが、2周目、3周目で解くと、忘れている部分も増え、できたはずの問題ができなくなり自信を無くしていった時期もありました。

しかし、先生の言う通り、できなかった問題の選択肢にふせんをつけ、繰り返し解くうちに知識が少しずつ固まってきたように感じました。学習当初はなぜ民法しか付属していないのか、行政法もつけてほしいと感じていましたが、直前期に近づくにつれ時間が足りなくなっていったため、もし付属されていてもこなすことができなかったと感じています。

模擬試験のご感想・ご利用方法

8月下旬から9月に体調を崩し、学習ができなかったため、模試は10月下旬に解きました。

模試の解説講義も充実していたため、もっとゆっくり時間をかけて理解をしたかったのですが、とにかく時間が無く、解答をさらっと読む程度しか活用ができなかったです。もう少し早めに問題を解き、解説講義で復習する時間を取れるようにすべきだったと反省しています。

講師へのメッセージ

初学者で何もわからなかったのですが、先生の講義のおかげでなんとか合格することができ、本当に感謝しています。また、通常の講義以外にもブログやコンサルを通じて私たちに情報や励ましのメッセージを送っていただき、本当にそれが学習継続の原動力になりました。もう講義が受けられないのだと思うとなんだかとても寂しいです。

もし今後行政書士講座以外に先生の講座が開始されたらまた是非参加したいと思っています。本当にお忙しい毎日だと思いますので、くれぐれもご自愛いただき、これからも多くの受験生の希望であり続けてください。本当にありがとうございました。

自由記載欄

コロナ禍の中、我々受講生のために教材や動画編集をしてくだったスタッフの皆様にも心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。