合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

将来、司法試験を受けようと考えており、自分自身に法律学の適性があるか確かめたかったというのが受験の一番のきっかけです。

また、転職の際に資格を持っていたら採用にあたり有利になるだろうとも考えました。

行政書士は,法律系の資格の中では登竜門的な資格として位置づけられることが多いですが、合格すれば自分の事務所を持てるという点も非常に魅力的でした。

受験にあたり、司法書士試験と行政書士試験のどちらを受けるかとても悩みました。自分の環境や試験の難易度等を考慮し、半年での合格が現実的である行政書士試験を選ぶに至りました。

行政書士試験の配点の多くを占める民法と憲法の学習経験があったことも、受験を決意する後押しになりました。

アガルートアカデミの講座を受講しようと思ったきっかけ

SNSやWebでアガルートの講義やテキスト(特に司法試験用のもの)がわかりやすいと評判だったのと、他の予備校と比べて費用が安かったこと、そして合格者への返金制度があることに惹かれて申し込みました。

申し込む前にYouTubeで各社のサンプル講義を見比べたところ、豊村講師の講義が非常にわかりやすく、見ていると元気が湧いてくるような感覚がありました。他社のものよりも自分に合うと感じたんです。

テキストも市販のものに比べて法律の制度趣旨に至るまで踏み込んだ解説がされており、自学自習に向けた構成となっていると思います。

また、どのように対策すればよいのかイマイチわからない一般知識の講義が充実していたことも決め手となりました。

合格体験記・学習上の工夫

基本的には、それぞれの科目別に集中して学習していきました。

試験科目のうち行政法・会社法については知識がなかったため、講義で全体の概要を掴んだあとにテキストの精読と過去問演習を繰り返しました。

アガルートのテキストは、とにかくわかりやすくどんどん読み進めていけました。

配点の大きい行政法と民法に関しては、とにかく過去問とテキストの往復ということを念頭に置いて学習しました。

市販の過去問集を7回,アガルートの過去問を10回以上は解いたと思います。

加えて、学習の効果測定として他社の模試パックを申し込み,3〜4週間に一度は模試を解いて受験者の中での自分のレベルを確認するようにしていました。

勉強をすすめる中で特に頭を抱えたのが、記述式問題でした。行政法の問題は、テキストの内容と過去問の内容が頭に入ってさえいれば容易に解答できるものが少なくありませんでした。

しかし、記民法は変わった問題が多く出題傾向もなかなか掴みづらかったです。

そこで、市販の問題集を10周して解答例を丸暗記。アガルートから出されていた、記述ヤマ当てレジュメを何度も読み込みました。

正直、あまりいい対策法ではないと最後まで思っていたのですが、時間も余裕もなかったのでこうする他ありませんでした。

一般知識については、文章理解と個人情報保護法を重点的に学習しました。政治経済社会は、スキマ時間や休憩時間に何度も豊村講師のYouTubeの講義を聞いて浅く広く学習しました。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

6月から学習を開始して、約2ヶ月半で憲法を除くすべての講義を見終わりました。憲法と民法以外は全くの初学者だったのですが、豊村講師のわかりやすい解説のおかげでどんどん先に進めていくことができました。

入門総合講義の中でも私にとって特に思い出深いのは、会社法の講義です。

行政書士試験を受験する人にとって,会社法の対策は悩みの種だと思います。

会社法は,300点のうち20点しか配点がないわけで、憲法と違って多肢選択問題があるわけでもありません。

また、内容も民法や行政法とほとんど関連がなく初学者にとってはなかなかとっつきづらい科目の一つです。

私も、受験の数ヶ月前にはじめて会社法に触れましたが、過去問をやってもほとんどわからず正直捨てたほうがいいのではないかと思っていました。

そんな中、改めて入門総合講義を見返し過去問を解き直すと、試験で問われていることはそれほど高度な内容ではないことに気付きました。

本番では、なんとか3問取ることができこれはまさに入門総合講義のおかげだと思います。

ほかにも、行政書士試験のメインである民法や行政法の講義においても豊村講師手書きの図や丁寧な解説によって理解がとても容易になりました。

短答過去問解析講座のご感想・ご利用方法

正直なところ、過去問の周回とテキストの精読にいっぱいいっぱいで短答過去問解析講座は利用していませんでした。

過去問の解説とテキストの記述だけでは知識がいささか不足気味になるところもあるため(特に民法)、短答過去問解析講座を受講することで短答式の対策にとどまらず、深い理解を必要とする記述式の対策にも繋がるのではないかと思います。

各科目の過去問集には、解説が付記されていますが独学では理解が難しい点も少なくありません。

また、年によっては変な問題が出ることもありますから肢ごとに重要度を判定することも必要です。

そこで、過去問の理解を助けるために試験まで時間に余裕があり、知識の抜けを少なくしたい方には利用をおすすめできると思います。

記述過去問解析講座のご感想・ご利用方法

記述式過去問解析講座については、短答過去問解析講座とは違いすべての講義を受講しました。

私が記述式の過去問に本格的に取り組み始めたのは、8月の中旬からだったと思うのですが、最初は全くと言っていいほど問題が解けませんでした。

民法の問題はもちろん、行政法の問題も全く解けず今までの勉強は間違っていたのだろうかと自信を失いかけました。

そこで、藁にもすがる思いで林講師の記述式過去問解析講座を見てみました。

林講師の講義は豊村講師の講義とは少し違い、淡々と解説をしていくようなスタイルでしたが、ところどころに挟まれる冗談にクスッとするような講義でした。

この講義を受けて、記述式には一定の解法があることを知り民法の第2問は難問が多いことから、解けなくてもあまり気にしなくても良いということも教えていただきました。

さらに、テキストに載っていないような注意点について解説がなされており暗中模索状態だった私にとって非常に助かる講義でした。

模擬試験のご感想・ご利用方法

他社の模試パックを利用していたこともあり、アガルートの模擬試験を解いたのは10月に入ってからだったと思います。

市販の問題集や他社の模試パックでは問われない論点についての出題が多く,

あまり点数が取れなかった記憶があります。アガルートの模試では行政法の基礎的な知識である,行政不服審査法や行政手続法の条文知識、個人情報保護法の少し細かい知識に関する出題があり六法の素読時間を増やすきっかけとなりました。

採点は自分で行うのですが、アガルート受講生の平均点を知ることができるような仕組みがあればよかったと思います。

また、記述式の採点を自分で行うといまいち何点なのかよくわからないので記述式の採点だけでも講師の方々にしていただけると助かると思いました。

行政書士試験合格を目指す方へのメッセージ

ほかの予備校と比べ、アガルートの講義や過去問はボリュームたっぷりです。

あくまで私の主観ですが、これらをやりきることができれば合格は射程圏内に入ると思います。はっきり言ってしまうと、スパルタ教育です(笑)。

しかし,豊村講師をはじめと、林講師、田島講師、相賀講師と個性豊かでフレンドリーな講師陣を擁するアガルートのサポート体制があれば難なく勉強を進めていけると思います。

テキストと過去問の往復という基本を忠実に守り、講師の先生のアドバイスに素直に耳を傾ければ短期合格も可能だと思います。試験途中、勉強の途中に無理だと思っても最後の一瞬まで諦めず合格をもぎ取ってください。

講師へのメッセージ

豊村講師ありがとうございました。

勉強のやるきが起きないときも、先生の力強い声やコミカルな講義のおかげで最後まで勉強を継続することができました。

私が合格できたのは、先生のおかげと言っても本当に過言ではないです。ありがとうございました。

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