合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

もともとは、身内の土地の関係でただ知識を身につけたいという想いで宅地建物取引士試験を目指して勉強をしていました。試験が終わった後、もっと法律の勉強をしたいと思い始めたのがきっかけです。

長男を妊娠中に何もしてない時間を有効活用したく、また、色々落ち着いた頃に仕事復帰できたらいいなと思っていました。

宅地建物取引士の勉強をしていた時の民法の勉強をもう少し深めたい、今後相続関係に携わる仕事に就きたいと思って調べて行き着いたのが行政書士試験でした。

その頃は、取れたらラッキー、取れなくても仕方ない、余った時間に勉強して損はない、くらいの軽い気持ちでした。

その後、全く意味が分からなかった行政法を少し理解し始めた頃には許認可関係にも興味を持つようになりました。

次男が産まれる頃には、家族の状況も大きく変わり独立開業を目指して勉強していこうと決意し、本気で取り組まなければと気持ちを切り替えて臨んだのが昨年度の試験でした。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

はじめは独学で令和元年度の試験に臨みましたが、174点と残念な結果に。

もっと低い点数であれば、勉強の仕方や根本的な部分と改善すべきところを自分で見つけられると思ったのですが、この「あと数点」という壁は独学で受けても同じ結果になるのではないかと考え、講座の受講を検討しました。

アガルートに決めた理由は、ネット情報での先生の評価やテキストの見やすさ、令和元年度の記述が2問出たというところで、やはり独学で力をつけられない分野に強い点。

受講相談の予約をした際、電話で「独学でここまで来られたのなら、来年度はアガルートの講義、テキストでもう少し取ってほしい行政法をしっかり身につけて、絶対合格させます。合格してほしいです」と強く言ってくださり、ここだ!と思って受講を決めました。

合格体験記・学習上の工夫

2歳と1歳の子供がいる中での勉強は、正直時間の確保が一番難しいところでした。自分の起きる時間を早め、夜は子どもが寝てから勉強することも多かったです。

工夫としては、他資格セレクトや総まくり1000で間違えたところに最初は黄色、次はピンク、緑……と段々濃いマーカーを上塗りし、何度間違えるんだ!と書いていき、自分仕様のテキストを作りました。

ほかには、テキストに先生が記述マークをつけてくださったところの前後をノートに書き写してトイレに置いたり髪の毛を乾かす時に読むなど、1回につき5〜10分の1人の時間をフルに使うよう努めました。

料理をする間やお皿を洗うときもテキストをまな板立てに挟んで置いて読む。

そして、直前期には、会社法の先生の講義と、先生のYouTubeの政経社ポイント講義をスマートフォンをポケットに入れ、イヤホンを片耳つけた状態でそれを聞きながら勉強時間を確保しました。

大事な部分、何度やっても間違えるところなどは紙に書いてキッチンに貼り、いつでも目に入る状況を作っておきました。

総合演習講義の感想・利用方法

3月から開始しました。

憲法、民法、行政法は先生の講義を聴き、他資格セレクトをやる。その時点で既に5月でした。

先生の講義は非常に分かりやすく、また一つ一つの単元も長くないので復習もしやすく、子供達がお昼寝から起きてしまっても次にやる時にどこまでやったか探す手間がなくて進めやすかったです。

この後に一般知識や会社法も..…と思っていましたが、行政法と民法の知識がまだ甘いと感じ結局後手後手に回り会社法をやり始めたのは10月に入ってからでした。

それでもアガルートのテキストは分野ごとにランクづけがしてあったのでAのところだけでも..という気持ちで進めました。時間が余った日にコツコツ進めてBまで行けましたが、正直なところCランクは手をつけていません。

アガルートのテキストは、独学のときには見たこともなかった知識もたくさん載っていて、だからといって難しいもの、細かすぎるものが多いわけではないので理解しやすいものでした。

先生が「一読程度でいい」と仰った部分は本当に一読しかしてないです。

必要な情報とそうでないもの、という区別をハッキリつけてくださったので何でもかんでも頭に入れなきゃ! という意識を持つことなく勉強を進められたので非常にやりやすかったです。

総まくり1000肢攻略講座の感想・利用方法

講義の後の他資格セレクト、その後の知識の確認に最適なものでした。

独学の時に同じように一問一答形式のテキストを使っていましたが、解説を飛ばしている問題も多く、その部分はもやもやしたまま、よくわからないままで終えていましたが、アガルートの1000肢は解説付き。これは本当に重宝しました。

解説を読んでも分からないところは、講義を開いて先生の解説を聞く。私にとっては質問ブースのような感覚で、スッキリした状態で次の問題にいくことができました。

予定があったり勉強時間が取れないことが予め分かっている日は、単発で終えることの出来る総まくり1000肢を回していくことで「今日は勉強してないな」という自己嫌悪感をどうにか薄くさせていました。

総まくり記述80問攻略講座の感想・利用方法

記述が本当に苦手だったので、何度も取り組みました。小学生の国語のノートの20マスを横に使ってとにかく書いて覚えることを意識しました。

模範解答のところに、ここが違っていたというマークを1回目、2回目、3回目とつけていき、それが回数重ねる毎に段々減っていくのが楽しくなっていきました。

解説もしっかりつけてくださっていたので、何が違うのか、またそれに関連することも書いてあったのでその問題自体の知識の前後の部分まで拾うことができました。

知識と知識が点と点の状態で挑んだのが昨年度だとすると、この前後の知識まで入れてくれていた記述80問の解説が、点と点を線にしてくれたのではないかと思います。

記述は知識がないと書けないのももちろんですが、これだけたくさんの問題をこなしていったんだという自信につながったのではないかと感じます。

模擬試験の感想・利用方法

模擬試験に臨んだのは、10月に入ってからでした。

3時間という時間が取れないので、思い付いたのが朝4時から7時までという時間帯。

そのため、もっと早くに起きてご飯を食べて落ち着いたところでスタート。丸付けをしたところ一般知識足切り、会社法惨敗。総合点も全く足りず朝から愕然としやる気も一気になくなり、もうダメだと諦めかけてました。

昼過ぎに重い腰を上げとりあえずやり直しをし、やる気のないままなんとなく豊村先生の直前期のメッセージ動画をみてみたところ、絶対に諦めるな、直前期ほど暗記が伸びる時期はない!と熱いメッセージが。

ここから、会社法を恥ずかしながら今年度初めて取り組み、また行政法や民法も甘々だったところをさらにやっていこうと思えて踏ん張りました。

模擬試験の細かい解説、ここは取っておいてほしいというところがこの時期仕様で明確になっていたのでとても取り組みやすかったです。

模擬試験がなかったら、会社法や一般知識をやらずに本試験に臨んでいたかもしれません。

行政書士試験合格を目指す方へのメッセージ

人それぞれ取れる時間、勉強量は違うと思います。ネットやSNSの情報に惑わされることなく、絶対に受かるんだという気持ちを最後まで強く持つことが一番大切だと感じました。

先生へのメッセージ

豊村先生の講義は全てを楽しく学べる場でした。

先生の講義では、一度も勉強を辞めようと思うことはなく飽きることもなく、直前期は先生の声を家族の声よりもたくさん聞いていた気がします。

行政書士試験をここまでやり抜いたことは私の人生の財産です。

今後の生活で壁にぶつかったら、豊村先生が熱く語ってくださった「絶対諦めない!」という言葉を思い出し自分を奮い立たせていこうと思っています。

豊村先生を最後まで信じてやってきて本当に良かったです。ありがとうございました。

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