アガルートアカデミーの国内MBA試験講座をご受講いただき法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科イノベーション・マネジメント専攻専門職学位課程に合格された受講生(女性・40代)の方の「合格者の声」を紹介します。

どのように勉強したのか、勉強時間、スケジュール、工夫など、学習に取り入れられる情報や、予備校講座を選んだ際のポイントなど、受験に役立つ内容盛りだくさんでお届けします。

合格者インタビュー

自己紹介(年齢・属性・学歴)

年齢:40歳
属性:会社員
学歴:駒澤大学 経済学商学科
合格校:法政大学大学院 イノベーション・マネジメント研究科 イノベーション・マネジメント専攻 専門職学位課程

MBAを目指すきっかけ

40歳目前に、自分の今後について考えました。

キャリア形成にスキルアップの必要性を感じ海外で働く希望を持ち渡航予定でしたが、コロナが蔓延し出国が難しくなったことにより国内で何が出来るかを考え、日本でもMBA取得が可能という事を知り受験を決めました。

アガルートをお選びいただいた理由

オンラインで受講が可能なため、自分の都合に合わせた勉強が出来ることが利点でした。

小論文、面接などの添削や練習が行える事、お祝い金やTOIECの受講がもらえる事も、合格以降に利用できるカリキュラムとして視野にいれておりました。

勉強の方針とどのように勉強を進めていたか

  • 勉強の方針

まずはMBAで学ぶ基礎能力として、基本になるMBAの本を購入し読みました。

方向性が決まった上で、独学では難しいと判断したので予備校を探しました。

特に、アガルートの教材の音声をメインで聞き流しをしておりました。

まず、基礎を叩き込みその上で肉付けが必要だと考えたので、最初の2か月はひたすら基礎講座を聞き研究テーマを探しました。

研究テーマについて概要が見えてきた段階で国会図書館で参考の文献を調べ読むことで、研究テーマを確定させました。

  • 勉強のスケジュール
3月 MBA受験を検討する
4月 ビジネススクールについて大学を調べる
5月 目標校が決まる。MBAに関する知識本を読み漁る
6月 予備校検討、オープンキャンパス参加、MBAに関する知識本を読み漁る
7月 予備校確定、MBAに関する知識本を読み漁る
8月 勉強開始基礎講座スタート(テレワークの仕事中、仕事後の運動中に音声を聞く)9月
9月 ・基礎講座(テレワークの仕事中、仕事後の運動中に音声を聞く)
・研究計画書講座スタート(テレワークの仕事中、仕事後の運動中に音声を聞く)
・国会図書館で研究計画書の作成に向けた先行研究を探す(毎週土曜日)
・見つけた文献に合わせて、自分の研究に必要な冊子を買い熟読
10月 ・最初の受験に向け研究計画書作成、基礎講座は毎日聞く事を徹底
・国会図書館で研究計画書の作成に向けた先行研究を探す(毎週土曜日)
11月 ・基礎講座は毎日聞く事を徹底
12月 ・受験に向け研究計画書作成、受験に向け研究計画書作成
・国会図書館で研究計画書の作成に向けた先行研究を探す(毎週土曜日)
1月 ・受験に向け研究計画書作成、受験に向け研究計画書作成、小論文講座スタート練習開始
・国会図書館で研究計画書の作成に向けた先行研究を探す(毎週土曜日)
2月 受験に向け研究計画書作成、受験に向け研究計画書作成、面談練習(アガルート飯野先生)

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法

▼基礎講座

音声をメインで受講をしていましたが、とても聞きやすく、理解しやすい。

音声だけでわからない場合、更に深く知りたい場合に教科書を読みました。

2回転聞いた後から、3回転目で教科書を合わせて学び始めました。

受験期でも気になる箇所をポイントに聞く以外は聞き流しを行い、MBAの研究や思考になるように徹底して聞きました。

8月から聞き始めて受験が終わるまでに20回転以上は聞いていると思います。

▼小論文対策講座(基本編)

小論文の組み立ての詳細まで説明があり、理解しやすかった。

実際、基本編の練習は自分の弱点を見つけるのに役立った。

地味に手書き練習用のマス目用紙があったのは便利だった。

▼小論文対策講座(大学院別対策編)

受験する大学はこの中に無かったのですが、基礎編の完了後に練習の為に行いました。

▼出願書類・研究計画書の書き方講座

研究計画書を初めて作成するので、最初に作成する時は本当に苦労したのですが、飯野先生の添削とコメントまとめられる事ができ、提出できる形まで作り上げ進めたと思う。

講座を聞いていても知識として学べるが、実際に書いて添削という所までのフォローが一番助かった。

▼面接対策講座

面接の内容や練習というより、正直、自分の受験に対する飯野先生の意見や相談が出来たことが一番良かったです。

スランプ・挫折、それを乗り越えるための工夫

受験の結果が出なく「挫折」した時は、自転車や縄跳びの身近な運動や、車で遠出をして人のいない所へキャンプやスノーボードで息抜きをした。(最高2日間勉強を全くしない)

スランプになった時でも、基礎講座の音声は必ず聞いて勉強から離れない様にする事と勉強する時間を短くして早く寝た。

関連コラム:法政大学ビジネススクール【入試対策】(中小企業診断士養成課程)

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

<テレワークの場合>

AM :仕事 + ラジオ(AMのラジオはビジネス系の話が多いので役に立つ)
お昼 :1時間休憩
PM :仕事 + 基礎講座など音声を聞き流し
夕食:1時間休憩 

or 

運動:1~2時間運動中に基礎講座など音声を聞き流し
夜 :論文や参考書を読む(試験間近は論文の練習)

<出社の場合>

通勤中、お昼に音声で講座を聞き流しと教科書を読む

帰宅後にテレワークの「夜」と同じメニューを行う。

直前期の過ごし方

<普段のテレワークと同じ>

AM:仕事+ラジオ(AMのラジオはビジネス系の話が多いので役に立つ)
お昼:1時間休憩
PM:仕事 + 基礎講座など音声を聞き流し
夕食:1時間休憩

夜:論文や参考書を読む(試験間近は論文の練習)

研究計画書の提出前には国会図書館のへ平日でも仕事の後に通い、研究計画書の参考文献を収集していた。

提出後も気になる書籍などは目を通していて、面接でも追加の検討を話せるようにしていた。

試験期間中の過ごし方

直前期の過ごし方と同じ

面接の準備

受験した時の手ごたえと合格した時の気持ち

  • 受験した時の手ごたえ

小論文:問いの理解がしっかりできた。自分自身の考えを問われる問題が多くあったが迷うことなく記載できた。手ごたえはあった。

面談:特に手ごたえを感じたわけではないが、面接官の雰囲気や態度と会話に好感触を感じた。言葉のキャッチボールが気持ちよかった。

  • 合格した時の気持ち

正直嬉しかった。

他大学で面接をした際に面接中に違和感やミスマッチングの様な気持ちになったこともあったので、とても気持ちよく面接や会話の出来た教授のいる学校へ進学できると思うと高揚した。

振り返ってみて合格の決め手は?それに、当該講座はどの程度影響したのか

  • 合格の決め手

教授のマッチと研究内容に近しい知識がある教授がいるかどうか。だと思う。

マッチしない大学では研究に関して一切触れない。

自身の研究内容について熱く語れた教授がいた事が合格の決め手と考えた。

  • 講座の影響度

ゼロからのスタートでしたので、かなり基礎知識が蓄えられました。

また、講座の中で「MBAホルダーになると~」というくだりが多いので、MBAは自分にとってどの様な可能性があるかを意識する事ができた。

かなり、具現化したイメージに繋がるので影響度は高いと思う。

卒業後のキャリアについて

  • MBAに期待するもの

経営学の基礎知識と底上げはもちろん期待をしているが、自分自身の視野と発想を鍛えるものとしたいと思っている。

  • 今後のキャリアビジョン

人材に特化したコンサルティングをしたいと考えているが、事業としてやりたい事もいくつかあるので、在学し知識を肥やしながらどこから始めるのがベストなのか、タイミングを検討したいと思う。

受験生に対するメッセージ

私の様に、経営の知識0からスタートさせた人間でも、学び続ければ受かるという実績が作れたと思います。自分のやる気と努力で受かります。

受かったからと言って、その先の方がよっぽど大変だと思うので、受かってから入学までは精一杯遊ぶことをお勧めします。また、学費の準備も段取りしておくことも必要です。