測量士補試験の特徴は、ずばり、「過去問が繰り返し出題される」ということです。

そのため、インプットを効率的に終え、過去問を使ったアウトプット中心の勉強をすることが、測量士補試験に効率的に合格するための王道の学習方法として知られています。

ここでは、本当に過去問だけで測量士補試験に合格することができるのか?を分析しながら、効果的な過去問の勉強法や進め方を解説いたします。

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測量士補試験は過去問だけで合格できるって本当?

測量士補試験は、絶対評価の試験であり、28問の出題中、18問以上の正解で全員が合格となります。

6割を超える(64.28%)問題を正解することができれば、合格です。

では、過去問の繰り返しの頻度はどの程度でしょうか?例として、令和5年の本試験の出題について、中山が分析してみました。

直近の本試験で出題されたすべての問、すべての肢について、同じ問題が出題されたかどうかで分析しました。

すると、以下のようになります。

100%だと、「すべての問題が過去問で出題されている」ということになります。

【1~9年前までの過去問で出題された割合】
1年前まで 40.74%
2年前まで 52.59%
3年前まで 61.48%
4年前まで 66.67%
5年前まで 74.07%
6年前まで 75.56%
7年前まで 80.00%
8年前まで 80.00%
9年前まで 80.74%

これを見てみると、4年分ほどの過去問が完璧にできれば、合格点(64.28%)を超えることができると分かるかと思います。

一方、7年分以上の過去問をやってもそれほど上乗せはありませんね。

通常、10年分の過去問をやることが推奨されています。

確かに上乗せは7年分から頭打ちですが、それだけ出題頻度が高い問題を数多くこなすことができるため、10年分の過去問をやっていれば万全ということになります。今回は令和5年の分析ですが、概ね他年の試験でも同様の傾向が見られます。

つまり、本当に過去問だけで測量士補試験に合格することができます。

過去問での勉強の仕方

では、過去問を効果的に勉強するためには、どのような勉強法をすべきでしょうか。

ヒントは、測量士補試験の出題内容にあります。

測量士補試験の出題科目は、以下のようになっています。

・測量に関する法規
・多角測量
・GNSS測量
・水準測量
・地形測量
・写真測量
・地図編集
・応用測量

これらの出題科目は、まったくの別物です。

使う機材や、測量の対象によって、使い分けています。

よって、あまり横のつながりがありません。

一方、それぞれの出題科目の中は、一連の測量手順に沿っていますので、測量士補試験の過去問は、「分野別」で勉強するのが最適です。

これらから、10年分の過去問を、分野別に整理した過去問による勉強が良いことになります。

「国土交通省 国土地理院」では、過去5年分の過去問・解答一覧がダウンロードできます。

過去問の解き方

まず、測量士補試験の出題は、「文章問題」と「計算問題」に大別することができます。

文章問題の解き方

先ほどのように、文章問題については分野別に整理した過去問が有効です。

ただし、測量士補試験は「過去問が繰り返し出題される」という特徴があるので、過去問をマスターすれば合格できる一方、複数の年度の過去問を演習すると、同じ問題を何回もやることになってしまいます。

確かに、出題頻度が高い問題を自然と多い回数解くことになるので、そういう意味では効果があります。

特に、学習初期には有効です。

ただし、10年分の過去問を演習するとなると、1年度分で平均的に1時間ほどの時間を要しますので、全体の学習を終えるためには10時間かかることになります。

学習初期には仕方ないことですが、直前期などに短時間で知識を確認したいときなどは、時間がかかりすぎることになります。

そこで、例えば、アガルートの「測量士補試験|3時間で押さえる文章問題」や、中山の「改訂版 1冊合格!測量士補試験」などの、肢別に分解し、重複を除いた過去問を使用した教材を使用することで、より短時間で効率よく学習することが出来ます。

計算問題の解き方

ずばり、計算問題はパターンです。

測量士補試験の受験を考えている方に「数学が苦手だから」と敬遠されることが多い計算問題ですが、実は、出題パターンは20数パターンに限られており、問題の中の数値を変えて出題されています。

よって、パターンを押さえることで、「数学が苦手でも」得点源にすることができます。

この点は、例えば、アガルートの「測量士補試験 3時間で押さえる計算問題」などでは、問題をパターン化して学習することができるので、数学が苦手でも問題が解けるようになります。

また、文章問題と計算問題に共通していることですが、測量士補試験の出題は一連の測量手順に沿っていますので、単純な暗記ではなく、測量の背景をインプットで学習することで、より効率的に使える知識として蓄積することができます。

これは過去問だけの学習では難しいため、アガルートの「測量士補試験 合格カリキュラム」などの受講が有用です。

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測量士補の試験問題及び解答一覧(令和2年~令和6年)

令和2年~令和6年の過去問を以下にまとめました。

年度問題解答
令和7年度試験問題集1(pdf)
試験問題集2(pdf)
試験解答(pdf)
令和6年度試験問題集(pdf)試験解答(pdf)
令和5年度試験問題集(pdf)試験解答(pdf)
令和4年度試験問題集(pdf)試験解答(pdf)
令和3年度試験問題集(pdf)試験解答(pdf)
令和2年度試験問題集(pdf)試験解答(pdf)

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この記事の著者 中山 祐介 講師

中山 祐介 講師

2008年 法政大学 文学部地理学科 卒業
2010年 東京都立大学 大学院 都市環境科学研究科 修了
2012年 土地家屋調査士試験を全国1位で合格(択一1位・書式2位)
2013年 測量士 登録
2014年 行政書士試験 合格
2015年 特定行政書士考査 合格

独学で土地家屋調査士試験全国総合1位合格の同試験を知り尽くした講師。

「すべての受験生は独学である」の考えのもと、講義外での学習の効率を上げ、サポートするための指導をモットーに、高度な知識だけでなく、自身の代名詞でもある複素数による測量計算([中山式]複素数計算)など、最新テクニックもカバーする講義が特徴。日々、学問と指導の研鑽を積む。

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