【2026年】予備試験の一般教養科目は捨てるべき?対策・勉強法を解説
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予備試験の一般教養科目は、完全に捨てるのではなく、得点しやすい問題に絞って最低限の対策をとることが合格への近道です。
仮に一般教養科目が0点でも、法律基本科目で8割取れるなら、合格圏内に入ることができますし、出題レベルは大学卒業程度のため、この科目が0点になることは基本的にありません。
本記事では予備試験での一般教養科目の概要や効率的な勉強法などを解説していきます。
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予備試験の短答式試験で一般教養科目は捨てるべき?0点でも受かる?

予備試験の一般教養科目は最悪0点でも合格可能ですが、完全に捨てるのではなく、一定の分野を中心に最低限は抑えておいた方がいいでしょう。
短答式試験の一般教養科目が0点でも合格できる理由は、短答式試験(270点満点)における配点がわずか60点(約2割)に過ぎず、法律基本科目(210点)で8割程度を得点すれば合格ラインの160〜170点を超えられるためです。
さらに、一般教養科目のレベルは大学卒業程度であり、実際にこの科目が0点になるということはまずありません。
そのような意味でも、一般教養科目の学習優先度は低いと言えます。
詳しくは以下の動画でも解説しています。
予備試験での一般教養科目の出題内容・配点・試験時間
一般教養科目は人文科学・社会科学・自然科学・英語の4分野から約40問が出題され、そのうち20問を選択して解答します。試験時間は90分、配点は1問3点(満点60点)です。
4つの分野は特定の分野に偏ることはなく、バランスよく配分されます。
予備試験の一般教養科目は廃止される?
予備試験の一般教養科目が完全に廃止される予定は、現時点ではありません。
ただし、司法試験の短答式試験における一般教養科目はすでに廃止されており、予備試験についても「試験負担の軽減」の観点から、出題形式や配点の見直しに関する議論が断続的に行われています。
受験生の間で「廃止される」という噂が流れるのは、こうした司法試験側の廃止や、予備試験の論文式試験における一般教養科目が2022年(令和4年)から廃止されたことが混同されているためです。
現在は「短答式試験のみ」で一般教養科目の出題が継続しています。
「いつか廃止されるかも」と期待して対策を怠るのではなく、現行の制度を前提とした正しい戦略を立てることが重要です。
予備試験の一般教養科目への向き合い方のポイント
結論、予備試験の一般教養科目は短答式試験の中でも優先度が低いため、まず法律基本科目(210点分)の得点力を固めることが先決です。
一般教養科目は社会科学を中心に最低限の対策にとどめ、過度に時間を割かないことが合格への近道となります。
論文式を突破するためにも法律基本科目>一般教養科目を優先する
学習の優先度は、一般教養科目よりも、法律基本科目の方が高くなります。
なぜなら、法律基本科目は、短答式試験(270点満点)のうち約8割の配点(210点)を占めているためです。
また、短答式試験の法律基本科目対策は、論文式にも活用することができます。
裏を返せば、ある程度短答式試験の法律基本科目の点数を取れるレベルになっておかないと、論文式試験を突破できないとも言えます。
ですから、短答式の法律基本科目だけで8割取れるように普段から勉強しておくことが理想的です。
加えて、一般教養科目には論文式試験が課されておらず、短答式試験対策のみで完結するため、学習効率の観点からも優先度は低いと言えます。
このように先を見据えて考えると、論文式試験を通過するためにも、法律基本科目を優先した方がコストパフォーマンスは高いと言えます。
最低限頻出知識は押さえておく
一般教養科目の学習優先度は低いものの、最低限、頻出知識は押さえておくと良いでしょう。
おすすめは「社会科学」を中心に対策することです。
社会科学では、政治学・経済学・社会学からの出題となり、他の3科目に比べて出題範囲を絞りやすいという特徴があります。
人文科学や英語はハイレベルな出題内容が多く、対策に時間がかかるため、優先度は低くなります。
また、過去問から傾向をある程度把握できるため、問題集や対策テキストをこなすようにしましょう。
法律基本科目を差し置いて勉強する必要まではありませんが、一般教養科目も最低限の対策を打つことで、短答式試験の突破が容易になります。
予備試験における一般教養科目の勉強法と対策
予備試験の一般教養科目は人文科学・社会科学・自然科学・英語から出題されますが、社会科学(政治・経済)に絞った対策が最も効率的です。
そもそも予備試験の一般教養科目は、40問程度の中から20問を選択すれば足りるため、全ての分野を学習する必要もありません。
また、他の分野については、問題で聞かれている内容自体がわからなくても、日本語の意味として成り立つかどうかによって正誤を判断できるものもあります。
さらに一般教養科目は、試験時間が1時間30分と比較的長いため、ゆっくり問題を読む余裕もあります
正解できそうな問題を探して解答していけば問題ありません。
ただし、英語については内容が非常に高度な問題が多いため、よほど英語に自信がある方でない限り、英語の問題を選択することはお勧めしません。
予備試験の一般教養科目受験時の注意点
予備試験の一般教養科目では、解答欄とは別に「選択欄」へのマークが必須です。
選択欄にマークしていない問題は解答欄に記入しても採点対象外となるため、必ず選択した20問の番号を選択欄に記入してください。
この点は、一般教養科目のマークシートにも注意書きがしてあります。また、法務省のホームページでは、司法試験予備試験の一般教養科目のサンプル問題集を公表しています。
一般教養科目では、どのような分野について、どのように聞かれているのか、参考になると思いますので、サンプル問題集を1度見てみることをおすすめします。
アガルートアカデミーの一般教養科目対策講座
アガルートアカデミーでは、過去の一般教養科目の出題を徹底的に分析した上で、対策の即効性が高い社会科学・人文科学に学習内容を絞った「一般教養科目対策講座」を開講しています。
一般教養科目は捨てられないけれども、そこまで対策に時間をかけられないという方はぜひご検討ください。
まとめ
予備試験の一般教養科目は、捨てるとまではいかなくとも、優先度はそれほど高くありません。
短答式試験の次に待ち受けている論文式試験を突破するためにも法律基本科目7科目の学習の方が重要になりますので、こちらを優先して進めた上で、一般教養科目も範囲を最低限に絞って学習するといいでしょう。
特に直前期は一般教養科目の中で自分の得意な分野を勉強することをおすすめします。
得意な分野がない場合は、「社会科学」に絞って学習しましょう。
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この記事の監修者 谷山 政司 講師
2003年 中央大学法学部法律学科卒
2010年 中央大学法科大学院既修者コース修了
2011年 (新)司法試験合格
2014年 伊藤塾にて、予備試験ゼミ・司法試験ゼミ(倒産法)・特進ゼミ等を担当
2015年 司法修習修了(68期)
同年12月 弁護士登録、法律事務所ASCOPE所属
2016年 アガルート参画 個別指導事業立ち上げ
2017年 個別指導や「予備試験1年合格カリキュラム マネージメントオプション」から、予備試験1年合格者を多数輩出
谷山ゼミ受講者のうち、およそ70名ほどが予備試験に合格。谷山ゼミ出身者で、最終的な予備試験の合格率は7割を超える。
自身の受験経験だけでなく、答案の徹底的な分析やゼミ生への丁寧なカウンセリングの結果確立した論文作成ノウハウをもとに、アウトプットの仕方はもちろん、インプットの仕方までをも指導するスタイルは、ゼミ生の圧倒的支持を受けた。
また、期をまたいだゼミ生の交流会等を定期的に行うなど、実務に出た後のフォローも積極的に行っている。
谷山講師の紹介はこちら
ブログ:「谷山政司のブログ」
Twitter:@taniyan0924