自己紹介

名前:M.Sさん
年代:20代
受験資格:予備試験合格者

受講されていたカリキュラム

■ 予備試験1年合格カリキュラム
■ 旧司法試験 論文過去問解析講座
■ 予備試験 論文過去問解析講座
■ 旧司法試験・予備試験型答練
■ 司法試験 論文過去問解析講座
■ 倒産法 3講座パック
■ 民法改正対策 中上級者向けパック

合格体験記

私は令和2年予備試験に合格しましたが、予備論文終了後(昨年10月末)から予備口述対策以外の勉強をほとんどしていない状況でした。

まともに司法試験の勉強を始めたのは予備試験口述試験が終了した2月上旬からでした。


司法試験の過去問も選択科目も全く勉強したことがなかったので、3か月しか対策期間がない中で合格水準まで引き上げなければなりませんでした(ただし、これは多くの予備試験ルートの司法試験受験生に当てはまることと思います)。

しっかり勉強しておけばよかったと後悔の念に駆られましたが、アガルートを信じてやれることをやろうと思い、優先順位を①選択科目の勉強②司法試験の過去問演習③短答式試験対策とし、合間にペースメーカとして司法試験型答練を受けるという勉強計画を立てました。

まず、谷山先生に受講相談をさせて頂き、選択科目は民事系科目と相性のいい倒産法に決めました。

ひたすら講義を聴いていきましたが、倒産法の総合講義は単純明快でわかりやすく、司法試験における出題可能性についてもお話をしてくれるので、短期間であってもメリハリの利いた勉強をすることができました。

講義を聴いていない時間は7科目や倒産法の論証を詰めていきました。

とはいえ、このような急ごしらえで間に合うはずもなく、3月に受験した他社の司法試験模試では合格推定圏内に入ることができませんでした。

選択科目はもちろんのこと、得意なはずの公法系科目でも2科目ともE判定をもらってしまい、今年はダメかもしれないと焦りが募りました。

司法試験の過去問については、当日までに直近4~5年分潰すことができました。

実際に時間を測って答案を書きますと、1科目2時間以上はかかってしまいますし、その上過去問を自分で分析をしようとするといくら時間があっても足りません。

しかし、過去問講座で工藤先生がしっかり分析してくださるので、自分で文献を漁ったり判例を調べたりする時間を削ることができ、過去問演習にかける時間を最小限で済ませることができました。

また、倒産法の過去問についても、谷山先生が「合格答案」と「不合格答案」、「上位答案」と「合格答案」の境目について教えてくださるので、「ここを書ければよいのだな」という最低限を守る感覚を自分に叩き込むことができました。

こうして4月に受験したアガルートの司法試験型答練では、ある程度の成績をとることができ自信になるとともに、問題の質が非常に高く、また手薄になりがちな分野からの出題が多かったので、効率よくインプットをすることができました。

迎えた本番では、3か月前の自信のなさが嘘のように消え、自信をもって臨むことができました。