自己紹介

名前:森﨑 蓮さん
年代:20代
属性:学生
受験資格:法科大学院卒業

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。

合格者の方の受講年度と異なります。

■ 労働法 3講座パック

合格体験記

【法科大学院での学習】

法科大学院では事例演習形式の講義が多かったので、これらの講義で取り扱った事例問題について答案を可能な限り作成し、そこに先生から頂ける解説と質問内容を書き記した自分だけのまとめノートを作成していました。司法試験の勉強に当たっては、インプット重視なのかアウトプット重視なのかは大きく分かれるところかと思いますが、自分はアウトプット中心の学習を重ねて演習の中で分からなかったところを重点的に基本書や予備校のテキストを確認しました。

その後、演習で出題されなかった分野で、司法試験での出題可能性が考えられるものを補充的に基本書で確認しました。また、このほかに各科目演習書を各1~2冊こなしました。 令和2年度の司法試験は、個人的に法科大学院で出題された期末試験や演習課題と親和性の高い問題が多かった印象があり、法科大学院で培った思考力が活きたのではないかと考えています。

【司法試験過去問】

過去問については、選択法以外の七法については、法科大学院在学1年目の秋に自主ゼミを組んで解きはじめました。司法試験はとにかく時間との闘いだと思っていました。そこで、30分計測し、時間内に全設問について解答の方向性を固め、答案構成を行うことをゼミでは取り組んでいました。最初は全設問を検討することができないなど困難もありましたが、回数を重ねるにつれて徐々にこなせるようになりました。

本番でも現場思考の問題などが出ましたが、ゼミの成果もあり、落ち着いて問題を検討することができ、全科目途中答案なく終えることができました。また、過去問演習後は、ゼミ仲間や法科大学院の同期と時間をかけて問題に関する議論を重ね、論点に対する理解を深めました。 選択法については、アガルートの労働法講座を受講させていただきました。労働法の過去問解説は、七法とは異なり充実した過去問解説が見当たらない中、アガルートの過去問講座は詳細に事案を解説してくださり、かつ解答例も充実していたので、本番まで多用しました。