自己紹介

名前:T.Hさん
年代:20代
属性:学生
受験資格:法科大学院卒業

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。

合格者の方の受講年度と異なります。

■ 重要問題習得講座

合格体験記

私は、短答式試験に苦手意識を持っており、短答式の合格ラインを超えることについてはともかく、140点以上の高得点については期待していませんでした。したがって、とにかく配点の大きい論文式試験において、安定して中位以上の点数を出せるようにするという目標を掲げ、それに向けて必要な対策をとっておりました。

具体的には、まずは、基礎力を身につけることです。典型的な出題パターンに対して、確立されているアプローチを身につけることで、多くの受験生が本番で書けるであろうレベルの記述において書き負けないことを意識しました。 次に、過去問を用いて、上記の基礎力を前提に、事案に食らいついて基礎を応用する能力を伸ばすように努めました。もちろん、中には難しいものも多く、受験生の中でも満足に検討できないほうが大多数であるような事項もあります。

そこで、実際の合格水準に照らして、なにができるべきで、なにはできなくてもよいのか、今の自分が優先的におさえていくべき事項はどれなのかといった選り分けを行うために、採点実感等を活用しました。また、基礎的なものであっても、よりよい記述を行うためにも、採点実感は非常に有用でした。

たとえば、ある事項に関する出題がされたときに、採点実感では非常に多くの指摘が記載されますが、これを可能な限り一般化させることで、他の分野の論述の際にも参考にできる部分が多いため、当該出題で問題となっている部分以外のテーマについても、何かしらのヒントを得ることができました。

この2つによって、基礎固めと、応用の中でも特に優先度の高いものを身につけることができたと考えています。結果的にも、芳しくない評価(D以下)を得た科目は一つもありませんでしたから、決して上位ではないものの、危なげなく合格をすることができたと感じています。