自己紹介

名前:G.Sさん
年代:20代
属性:学生
受験資格:予備試験合格者
総合:77位・公法系:77位・刑事系:27位

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。

合格者の方の受講年度と異なります。

■ 司法試験 論文過去問解析講座
■ 国際私法改正法(平成31年4月施行分)対策講座

合格体験記

私は予備試験が終わるまで、司法試験の問題を解いたことがほとんどありませんでした。

そのため、どのような出題がなされるのか、そしてどのような答案を書けばいいのか全く見当がつかず、しばらくはやみくもに過去問を解いたり、「論証パターン」を回したりするなど、無計画な勉強をしておりました。

しばらくして、これではいけないと思い、とりあえずアガルートの「司法試験論文過去問解析講座」を受講しました。

そこで、講義の解説を拝聴し、初めて自分が司法試験の過去問に対しての向き合い方を知らなかったと痛感いたしました。

まず、司法試験はロースクール入試や予備試験とは違って、完全解に近しい起案をすることが非常に難しく、合格水準は完全解よりかなり下回っていることを知りました。司法試験の問題は難易度が高く、予備試験の難易度とのギャップに半ば絶望感を抱いておりましたが、完全解を理想とすべきでないことを実感しますと、「みんなが点数を取れる範囲で取る、そしてその部分は絶対に逃さない」という目標を立てることができました。

そして、講師は再現答案を研究することを推奨しておられました。私も自分なりに研究してみたのですが、確かに合格者は典型論点を落とさず、そして、事案を可能な限り拾おうという姿勢を見ることができました。

このようにして、私は司法試験5カ月前ごろに基礎を盤石にしつつ、事案を拾うなどの現場思考に慣れようという指針を立てることができ、むやみに教材を増やすことなく、なんとか司法試験に合格することができました。