自己紹介

名前：Y.Nさん
受験資格：法科大学院卒業

受講されていた講座

※現在販売している講座と名称が異なる、また講座が販売終了している場合がございます。

• 短答過去問解説講座Ⅰ 憲法・民法・刑法
• 論証集の「使い方」
• 刑法事例演習教材」解析講座

アガルートアカデミーを選んだ理由

安価であるにもかかわらず質の高い講座を受けることができると思ったからです。司法試験は一時期と比べると予備校の熱量が下がってきており講座の値段が上がっているにもかかわらず内容の質が下がっているといわれてきました。その中でオンライン講座をいち早く導入しCM等も流すなど景気のよさそうだったのでアガルートを選びました。アガルートの講座を受けてみて特に良いと思った点は2点です。まず、申し込んだ日から視聴することができたことです。得意な分野は倍速で、苦手な分野は繰り返し聞くなど自分の理解度に合わせて聞くことができます。次に、後日テキストが紙で送られてくることです。デジタルで勉強をされる方には関係がないかもしれませんが講座を聞きながら手を動かしたいと思うことが多く紙でテキストをいただけるのは経済面でも非常に助かりました。もちろんデメリットもあります。オンラインであるため視聴期限があること。自分で計画を立てないと最後まで貫徹できない可能性があることです。音声のみはダウンロードも可能ですが動画は保存できません。苦手な分野など気を抜くと聞き流してしまっているということもあり聞くだけで勉強した気になってしまうので心配な人はオプション等を使ってしっかり指導を受けることも考えるべきかもしれません。

合格体験記

もう何年も司法試験の勉強をしてきたので、実際にどの勉強が実を結んだのかはわかりません。しかしながら、実際に書いた答案と評価について友人たちと検討をしたところ論点を捉えられなかった科目についてはD以下の評価がついていると思います。今回の刑訴のように設問が短く論点が明らかな問題に関しては、受験生のレベルが高く論証を完璧に書くことは当然ながら趣旨や事実の拾い上げ評価の仕方等分量を書かないとA評価がもらえないと思います。この分析を踏まえると、今回の試験のために去年の11月ごろから週3回友人達と即時起案をしてきたことが良かったと思いました。2時間で論証が正確に書ききれるか事実をどう評価するかを自分で確認すると同時に、起案を読み合い意味の通じないところ等できているつもりの部分につき意味が通じるようになるまで皆で再考しました。今回の商法等現場思考の問題については即日起案をしていたおかげで自分の設定していた構成時間の中で書く方針について早期に決断することができました。試験時間が2時間しかないこと、自分の書くスピードと書きたい分量を計算して構成にかけられる時間を知っておくことは重要です。その上で、初見の問題で構成時間が20分前後しかないことを意識して勉強をすることが合格につながると思います。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法（使い方）

短答過去問解説講座Ⅰ（上３法）

とりあえず短答が苦手だったので各科目をひたすら解いておりました。付箋でどこまでやったかわかるようにし、苦手な分野は3回ほど回しました。音声については1回目に聞いて後はひたすら問題を解く中でひっかかった問題のみ聞けばいいと思います。直前期は憲法の統治と民法の家族法をやり込み確実に点数が取れるようにしました。

【選択科目】知的財産法 論証集の「使い方」

コンパクトに論証がまとまっているので最後まで使っていました。論証については少し足りないところもあると思いますので加筆しながら利用しました。論証は少し長かったり足りないと思ったりするところもあるので自分が書きやすい言い回しに直していました。あまり時間がかけられない選択科目の対策には非常によかったです。

刑法事例演習教材解析講座

刑法は特に得意だったのですが評価が思ったよりも良くない年が続き、確認のために受講しました。なぜそうなるのかという部分についての解説が少ないのですが参考答案がついてくるので自分の答案と確認をしながら勉強ができます。参考答案の作成者が各問題によって異なっており答案作成者のくせが出ているためそれに気がつけるようになればかなり力がついているということだと思いますのでしっかりやりこんでみてください。