自己紹介

名前:A.Yさん
年代:20代
属性:法科大学院生

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。
合格者の方の受講年度と異なります。

■ 総合講義300
■ 重要問題習得講座
■ 国際私法 3講座パック

合格体験記

この度,3回目の挑戦で予備試験に最終合格することができました。

私は,工藤先生の以前いらっしゃった予備校の,入門講座工藤クラスを受講し,その後,工藤先生がアガルートを設立された際に,重要問題習得講座(以下,「重問」とする)を受講しました。

そもそも予備試験を受験しようと考えたのも,工藤先生が講座内で頻繁に予備試験について言及していたためです。

そして,工藤先生の受け持つゼミ生の中から,2年連続最年少合格者が出ていたというのもあり,工藤先生を信頼して学習を続ければ,私でも予備試験に合格するチャンスがあるのではないか?と考えました。

予備試験1回目(平27年)は短答で落ち,2回目(平28年)は論文で落ちました。

2回目の論文で落ちた際の敗因として,典型問題の処理が不正確であったことを自覚しました。

その当時の勉強は,重問を3周ほどしたのみで潰したと思い,流行っていた演習書をつまみ食いしていました。

そのせいで,本番(平28年)では,重問で見たことのある論点だけど,いざ書いてみたら論理の流れが曖昧,論証のキーワードもうろ覚えという状態でした。

もっとも,その状態でも論文合格まであと数点という成績であったため,「重問に出てくる問題を完璧に処理できたら確実に合格するな」と確信しました。

また,「仮に重問を潰したのに予備論文に落ちたら,それは問題を厳選したアガルートのせいだ」と思うようにし,アガルートと心中することを決意しました。

それ以降は,重問をひたすら解き,今年の論文試験までに最低10周は回したと思います。

また,解く姿勢も変え,従前は適当に答案構成をし,解答・答案例を見るだけだったのを,論点が出てくる時は,論証を頭の中で言う,論証の絶対外せないキーワードは実際に書く,あてはめで使う事実と事実の評価も頭の中で言う,などし,頭の中でフルスケールの論文を思い描くようにしました。

その頭の中の論文と,重問で記されている答案例を比較し,至らなかった部分に印をつけて,次回以降はできるように意識しました。

この方法で,何回も重問を回したことで,典型問題の処理は,自身を持って行えるようになりました。

その結果,成績は良くないですが,なんとか今年の予備試験に最終合格できたので,アガルートを信じて良かったなと思っています。

私は,地方在住で,通学可能な範囲に司法試験予備校もありませんし,通っていた地元の大学・ロースクールともに今まで予備試験合格者もいなく,本気で予備試験に取り組む人も周りにほとんどいませんでした。

そのため,自分の相対的な実力もわからず,首都圏の受験生とは予備試験に関しての情報格差がかなり生じていたと思います。

そのような中でも,アガルートの教材と工藤先生を信じて,合格することができましたので,他の地方在住の方も,アガルートと心中する決意をして,来年度の合格を掴み取って欲しいと思います。

私も,平成30年度の司法試験合格体験記を書ける立場になるべく,引き続きアガルートを信頼して学習しようと思います。