合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

内定先

国税専門官

公務員を目指した理由・契機

私は大学3年の夏頃就職についての不安が多くありました。
何か就職について対策したいけど何をすれば良いかわからず、不安を抱えたまま暇な時間を過ごしていました。そんな時に高校時代の親友にゲームの誘いをすると「悪い。今日用事あるから。」と言われて断られました。理由を聞くと公務員試験対策をしているらしく、その時面倒くさいしどうせ無理だろうと思っていたが昔は目指そうとしていた公務員への就職について考えました。その親友や予備校に務めていた経験のあるゼミの先生に相談したところ「まだ間に合う。」という話を聞いて「ずっと何もしないのも嫌だし、試験勉強やるだけ得でしょ!」と思い公務員を本格的に目指すことにしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

公務員を目指すために予備校に通おうと考えましたが、公務員試験の予備校に通っている親友は約40万円受講料として払ったと聞いて「高すぎるだろ」と思いました。相場自体知らなかったので予備校はやはり高いのだなと思いながら調べているとアガルートを見つけました。
この値段なら今の手持ちで払えるし内定したら内定特典でむしろプラスじゃん!と喜び受講を決めました。

勉強の方針と進め方

勉強の方針としては比重の大きいものと自分の得意なものの二種類をまずマスターしようとしました。教養試験では数的処理、専門試験では憲法・民法・行政法の比重が多きいと感じたのでまずはそこに着手しました。
ですが憲法・民法・行政法はやるべき科目であってやりたい科目ではなかったので集中力が続きませんでした。
ですので息抜きとして自分が好きまたは得意な経済学や経営学、化学などを途中に挟んで同時進行しました。その他財政学や政治学などは暗記科目として後半に詰め込みました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

公務員試験を通して失敗したと感じたことは、試験前日についてです。前日は寝ようとしても「民法まだ弱くないか?物理の公式なんだったけ?」などの不安が付き纏います。
また、面接前日も「もしこの質問きたらどう答える?」などのあらゆる可能性について考えてしまいました。結果2時間しか寝られなかったり、国税での面接時は一睡もせずに本番に臨むなんてこともありました。
この反省を活かして、前日はなかなか寝付けない時のためにかなり早くからベッドに入っておく、不安な点は当日の移動中などに確認するようにしました。

 教養試験対策講座のご感想・ご利用方法      

教養試験は基礎から教えてくれる先生ばかりで事前知識が怪しい人にも優しい設計だと思いました。
私は数的処理が比較的得意で化学や生物等も事前知識がありましたので、既に知っている基礎や知識は飛ばして見ていましたが、オンライン講義の良さとして自分の足りない知識だけ効率よく補えるところがあると感じます。
自然科学や歴史などは先に問題集を解いて分からなかったところを動画で確認するといったようにしましたが、数的処理・判断推理は自分なりの考え方よりも講師の方が教えてくれる正しいやり方を覚えてから問題集に取り組む方が効率的でした。

人物試験対策講座のご感想・ご利用方法

  私は人物試験対策講座は全体を一度軽く見て面接再現を何度か見た程度でした。事前に民間企業の面接受けた感触としても悪くありませんでしたし、緊張もほとんどしなかったからです。
しかし、結果として面接評価はAもあればCもあり、県庁では筆記試験は良かったのですが面接で落とされてしまうという結果となり、しっかり対策しなかったことを反省しました。
人物試験対策講座を見ることは、面接時における重要な点を理解するだけでなく、面接への不安を軽減させたり自信を持たせるなどのメンタル面の対策も大きいと思いますのでよく見るべきです。

学習時間をどのように確保し,1日をどのように過ごしていましたか?

私は既に大学の必要単位を全て取得しており、バイトもお休みをいただいたので学習可能時間は多くありました。私は集中力があまり続かなく勉強だけ何時間もするというのが苦手でした。
ですのでとにかく常に講義動画を見るためにスマホ・パソコンと問題集を持ち歩いて「少しやって集中力が切れたらやめて」を毎日繰り返していました。
車の運転中なども講義の音声を聞いていました。何時から何時まで勉強して、何時から何時までは自由時間のような方針ではなかったため、正確な1日あたりの勉強時間は分かりませんが、勉強が日常生活の一部のようになっていたのでそこそこ勉強できていたと思います。
オンラインで講義が受けられるため、好きな時間に好きなだけ見ることができることが魅力的でした。

直前期の過ごし方

直前期は得意な経済学で失点しないように定期的に復習、苦手な民法を繰り返す、政治学など暗記系を詰め込むといった感じで勉強しました。
勉強時間はいつも通りでした。試験への心構えとしては基本的にリラックスして「俺ならできる」のような気持ちでいましたが、本当に直前の時期(前日、前々日)は「もっとやればよかったなあ」と思ってしまいました。
科目によっては直前期にどれだけ全力で詰め込めるかで大きく伸びるものもあると思うので、時間の余す限りは勉強して損はないと思います。

試験期間中の過ごし方   

試験期間中の過ごし方は少し中だるみしていたと思います。
特に面接対策はギリギリにやれば大丈夫だろうといった甘い考えで、筆記試験後はゲームをしたり遊びに出かけることも多かったです。結果、国税専門官の面接では前日前々日に詰め込みすぎて寝る時間がなく失態を起こしてしまいました。
これを反省して国家一般職は早い段階から対策したところA判定を貰えたので筆記試験が終わっても気を抜かないことがとにかく重要と感じました。

教養試験を受験した時の手ごたえ

手応えは試験区分によって様々でした。国税専門官は簡単に感じた一方、国家一般職では数的処理において時間内に解けない・難しい問題が多かった印象です。
一方県庁の問題はこれらに比べて圧倒的に簡単に感じました。全体を通して一番課題と感じたのは時事問題でした。なんとなくで覚えていて二択までは絞れるが・・・のようなことが多く時事問題についてもっと対策をするべきだったと感じます。
文章理解(現代文・英文)については全ての試験において現代文は簡単で、英文は県庁以外少し難しかったです。

人物試験を受験した時の手ごたえ    

国税専門官:「あ・・・絶対落ちた」と思いました。
理由は単純に志望動機が最後まで言えなかったからです。一睡もすることができなかったことと変な固定概念で「志望動機はベタすぎて聞いてこないだろう」という謎の慢心が原因だと思います。しかし結果はC評価でした。
国家一般職:国税専門官での反省を活かし、「早く寝る」ということを最重要視しました。面接ではほぼ全ての質問が想定内で全て上手く答えられたの自信があった一方面接官が優しすぎて逆に不安でした。結果はA判定でした。
県庁:「これはダメかもなあ」と思いました。面接カードに書いた志望動機に対してのダメ出しをかなり長い間され、もっと違う書き方をすればよかったという反省と相手に自分の伝えたいことが伝わらなかった悔しさがありました。結果は面接前の順位が40位面接後が90位くらいでした。

合格・内定した時の気持ち

まず、私が内定を貰ったのは国税専門官ですが多肢選択式試験は自己採点で一次通過できることが分かっていたので予想通りといった感じでした。
しかし面接で志望動機を上手く言えないという失態をしてしまっていたため、最終合格できた時は本当に嬉しかったです。
開示によると面接も小論文も良い結果ではなかったので教養試験・専門試験対策をがんばったアドバンテージがあって良かったと、今までの試験勉強が報われたように感じました。

いま振り返ると,合格の決め手は何だと思いますか?

合格の決め手は、教養試験・専門試験対策だと思います。国税専門官は小論文と面接の比率が低いため、多肢選択式試験の段階でアドバンテージをとっておくと安心することができます。
公務員試験勉強のほとんどは教養試験・専門試験対策だと思うので、それが大きく影響して合格に結びつくのは大きな達成感がありました。
また、私が公務員試験勉強をしていることを気にかけて親切な言動をしてくれた、家族、恋人、友人がいてくれたから途中で折れることなく努力し続けることができたことも決め手としてあると思います。

公務員として実現したいこと,取り組みたいこと

私が公務員として実現したいことは、良い意味で噂になる職員となることです。国税専門官は納税者に直接感謝されることはあまり多くない職業だと思います。ですが納税者と関わる中で、税に関する話題以外にも多くの対話をすることで信頼される職員になりたいと考えています。そして「あら、長沼さんじゃないの!ちょっと聞きたいことがあるんだけど。」のように気軽に相談される頼れる存在となりたいです。職務上でも優秀な実績を持つことはもちろん、多くの関係者と交流することで初対面の人からも「ああ、君が噂の長沼君ね」のように言われる職員を目指したいです。
取り組みたいことは、とにかく知識をつけることです。質問された際に答えられなかったり、知識がないせいで必死に調べながらしがみついて仕事をすることはしたくありません。

受験生に対するメッセージ

私が受験を通して反省したことについて書いておきたいと思います。私の失敗を活かして同じ過ちをしないよう参考にしてください。
まず一つ目が計画性です。私はどちらかというとがむしゃらに勉強していたので科目によって理解度にムラがありました。また、直前期に苦手な単元がどこかいまいち理解しておらず暗記系ばかりしていました。
二つ目に中だるみです。筆記試験が終わると一気に緊張が溶けると思います。ですが、そこで中だるみせずにコツコツ面接対策をした方が良いです。面接直前期になって焦ってしまいます。
最後に本番前日の過ごし方です。とにかく早く横になった方がいいです。寝ようとしてもなかなか寝られません。横になりながら考えてしまった不安なことは考え込まず当日の朝に対策しましょう。朝ごはんを食べましょう。

民間企業向けの就職活動はしましたか?       

はい

どのような業種・職種を志望されていましたか?          

 JA