合格者インタビュー

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

内定先

長崎市役所

公務員をめざした理由・契機

私が公務員を目指した理由は大きく2つあります。
1つ目は地元で社会人になりたかったという点です。大学時代も含め、私は地元長崎県長崎市で生まれ育ってきました。そのさまざまな場面で市民の皆様に支えられて生きてきていることは事実であり、
私もこれから育っていく未来の若者や、これまで支えてくださった高齢者の方々、多くの市民の皆様が安心してき暮らすことができるような仕事につきたいと思ったからです。
そういった仕事は民間企業でもできることもあるかもしれませんが、安心した暮らしの土台を作る仕事は公務員の仕事ではないかと考えているので、私はそういった仕事を慣れ親しんだ環境でしていきたいと思ったことが公務員を目指したきっかけです。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

私は、大学の授業はもちろん部活動を週4で行なっていました。加えて、週3でアルバイトも行っていたので、その中で専門学校に通うことは大きく行動が変わってしまうなと思いました。
なので私は通信講座を用いることで、現在の生活習慣に大きく影響を与えることなく学習を自分のペースで進めることが可能かと思ったからです。そこでいくつかの情報を集めたのち、解答解説集が最も自分にしっくりしたので、アガルートを受講しました。

勉強の方針と進め方

私は、問題一問一問特にあたって、それぞれ時間を測ることに重きを置いていました。
部活動等に時間を割いていたので、1日に取れる勉強時間が少なかったこともあり、時間をかけて考えればわかる問題はいくつかありますが、そうではなく、時間通りにできなければ、すぐに回答を確認。じっくり読んだのち、考えて理解ができないものを動画で勉強をするという形をとり、効率的に勉強を進めていきました。
そういった効率を重視しなければ早い段階でスタートした人と差をつけられてしまうと思ったからです。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

模擬試験等を受けてこなかったことです。初めて試験を受けるまで、どういった問題が出題されるのか、自分に合った時間配分はなんなのかといったことなどが把握できず、不安な気持ちを消し切ることができなかったということです。
模擬試験は、自信と不安を与えてくれるものだと思います。ほとんど同じ問題は出ないのだからという気持ちがあれば無理に受ける必要はないと思いますが、漠然とした不安を抱えたまま勉強を進めることは、効率性に欠けてしまうので、不安ならば、受けることをお勧めします。

教養試験対策講座のご感想・ご利用方法

社会科学と数的判断を主に利用していました。社会科学は高校生までのカリキュラムで全く触れていなかったので、1から利用しました。例題ごとに動画が分けられていたので、自分が理解できなかったことを重点的に学ぶことができました。数的判断に関しては、大きな得点源になると思ったので、自力で解けない+解説を読むだけでは足りない、と思ったときに復習で利用させていただきました。
自分では考えつかない解法を動画という形で理解できたのは本当に役に立ちました。

人物試験対策講座のご感想・ご利用方法

主には利用していませんでした。もともと大学のゼミ活動で、社会人基礎力の育成プログラムに2年ほど参加していたこともあり、面接等には自信がありました。
地方だったこともあり、オンラインではなく対面で行うことがより緊張感を得られることになると思ったので、ヤングハローワーク等の就活支援等を用いることで面接練習を行なっていました。
地方の方は、そういった機関を併用することも戦略の一つになるんじゃないかと思います。

学習時間をどのように確保し,一日をどのように過ごしていましたか?

大学の部活動に所属しており、3年生の12月まで行っていたので、そこまでは2〜3時間ほど数的判断と文章理解に用いていました。部活動を引退し時間が取れるようになってからは、毎日5時間を最低条件として、勉強していました。大学の図書館が長く開館していたので、毎日足を運んで集中できる環境の中で勉強をしました。1日のうちの5時間はどの時間とは問わなかったですが、基本的には12時あたりから図書館に着くように動いていました。

直前期の過ごし方

基本的には、数的判断、社会科学に厚みを置いていましたが、そこに加え、寝る前の30分を暗記科目である、自然科学、人文科学に回していました。暗記科目は、問題数が少ない中で範囲が広いので点数自体が伸びることは難しかったですが、知識としては入りやすい科目だと思っていたので、寝る前の時間に無理ない量を勉強し、睡眠をとることでいちにち勉強し得た知識を整理することで、勉強を進めました。
あまりわからない問題に手をつけるよりは、頻出問題の中で点数を取りこぼさないような勉強を心がけました。

試験期間中の過ごし方

自信をつけるような勉強を行いました。理解が比較的に浅いものを見てしまうとまだ理解が足りていないのかと不安な気持ちを駆り立てる結果となってしまうことになるので、暗記科目等の一文に時間のかからないものを反復することでその範囲の完成度をあげ、その中の問題が出題されたら、絶対に得点を得るという気持ちを作れるような勉強をすることで、自信をつけて試験期間を過ごし、同時にわからないところは仕方ないという気持ちを作ることを意識しました。

教養試験を受験した時の手ごたえ

時間内に全問解き切ることができまずは一安心しました。文章理解と数的判断は時間を測って勉強していたこともあり、そこで時間を取られることがなかったことが解き切ることにつながったのかなと思っています。
時事問題が多く出題され、あまり手厚く勉強していなかったことがあり、不安になった瞬間もありましたが、初めに手をつけた文章理解や、最後の時間を用いた数的、判断の自信があったので、大きく焦ることがなかったです。

人物試験を受験した時の手ごたえ

面接は全部で2回行われました。一次面接では、主に事前に提出した面接カードの内容をもとにした質問が多かったので、事前にハローワーク等で練習したことが大きく結果に影響を及ぼしたなと思います。イレギュラーな質問も中には入っていたため、少し時間のかかる結果を要しました。なので手応え自体に大きく自信があるわけではなかったです。
その後の最終面接では、一次面接の際より質問が簡単に感じました。そのため、手応え自体は感じていたものの、面接官は興味がないのかと思っていました。
結果として、一次面接の順位の方が最終面接の順位より高かったので、興味を持たせるような内容を意識しなければ、手応えは信用できないかと思いました。

合格・内定した時の気持ち

素直に嬉しかったです。周りには予備校に通い、対面で授業を受けるような人や、大学の講座を受講する人が多かったりとは不安になる要素は多かったため、筆記試験を受けるまでは、直接自信に繋がりにくかったです。しかし、テキストを進めていくうちに解くスピードは速くなり、知識はついているのではないかと思いながらの不安定な勉強だったので、今となって得点を開示したのち、あの時の勉強がよかったんだなと思えました。
圧倒的な個人戦なので、不安なことは誰にでもあるので、しっかり根気よく力をつけていくことが大事になってくるんだな思いました。

いま振り返ると,合格の決め手は何だと思いますか?

毎日の最低勉強時間を設定していたことです。丸一日何もしない日で、気を休めるようなこともしていましたが、基本的には同じくらいの勉強量をこなすことでモチベーションを下げたり上げたりしないことがよかったなと思いました。
勉強が習慣化することで、勉強自体に対してマイナスな思いをすることなくすみました。試験勉強期間が長いため、やる気がガス欠しないように毎日同じスピードでコツコツ進めることが最も効率が良く勉強することができるので、そういった習慣化が合格の決め手だと思いました。

公務員として実現したいこと,取り組みたいこと

私は地域振興に関する仕事をしたいなと考えています。
大学三年次のゼミ活動で私は、地域振興に関するテーマのもと活動を進めてきました。その中で地域振興に必要な力はもちろんのこと、社会人に必要な力を学ぶこともできました。そういった力を学んだのち、私は長崎に住む市民の皆様が暮らしやすいような場所になるためのお手伝いのできるような仕事をしたいと考えています。
希望しているような課に配属されることはないとしても、さまざまな形で市民の皆様の暮らしに貢献できるという点ではどの課に配属されても可能な事だとは思っているので、そういったことを取り組むのは、公務員が最適な職だと思うので、そんな公務員になってさまざまな仕事に取り組みたいなと思っています。

受験生に対するメッセージ

受験をするにあたって不安なことはさまざまあるかと思います。実際私もそうでした。受験勉強期間は長く、もしかすると周りに同じような境遇の方もいなく、勉強に対してモチベーションを保ちきれないかもしれません。しかし勉強をしたからといって必ずしも全員が合格する、とまでは言い切ることはできませんが、努力が無駄になることは絶対にないです。成績がうまく伸びない時期も、やる気が出ない時も人間なので絶対にありますが、そんな時でもコツコツ勉強することが本当に大事になってきます。そうすれば試験結果は自ずと付いてきます。みなさん諦めることなく決して腐ることなく、コツコツ頑張ってください。皆さんの出会った勉強法、講座は決して間違っていません。勉強する範囲が広いので、不安になるとは思います。何度も言いますが、諦めず一歩一歩進んでいきましょう。

使用していた教材とおすすめの使い方

数的、判断に関しては他社と比べても相当レベルの高い教材と、解説だったと思います。数学に苦手意識を持っている人はもれなく考え方を理解できない人が多いのではないかと思います。そんな方でも1週目は解説動画を見ながら考え方の理解に徹することで、少しずつ解けるようになってくるようなものではないかと思いました。私も判断推理は苦手意識がありましたが、解説動画のおかげで苦手意識が少しずつ薄れ、試験では大きな得点源科目となりました。