受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。

合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由

定年退職後に資格を生かした仕事をしたいと考えたためです。

そこで、現在勤務している会社の先輩に早期退職後、行政書士の資格を取り、事務所を開設している人がいることを思い出しました。

自分も同様に行政書士の資格を取り、将来に備えたいと考えたのが本資格取得の理由です。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

YouTubeでの豊村講師の講義を観たのがきっかけです。

1年目は、合格率と価格の安さから他社の通信教育を受講し受験しましたが、テキストへの深い理解や問題演習量が足りずに不合格。

2年目は独学で挑戦しましたが、もう一歩得点が足りず不合格。

そこで、3年目はアガルートを選択しました。

学習上の工夫

計画的に、すべての講座を受講できたことが良かったと思います。

最初に行政書士試験を受験しようと決意したのが、2018年8月でした。

ネットで通信教育を調べたところ合格率が高く価格も手頃な他社の通信教育の受講を申し込み、2019年11月に初受験をしました。

その際は、行政書士試験の難易度もよく理解しておらず、実力不足のまま受験し、予想通り、118点で不合格でした。

2020年度の試験では、独学で問題集中心の学習を続け、模試では記述抜きで160点台まで実力をつけましたが、本試験は168点で不合格。

2年間学習に時間を割いてきたこともあり、受験をやめるにやめられず(これまでの時間を無駄にしたくなかった)。

3年目は何としても合格するために、これまでと同じ学習方法では駄目だと認識しました。

色々な学習情報を調査した結果、アガルートの通信教育が自分には向いていると考え、電話での受講相談も受けました。

そして、本講座を受講することにしました。

学習上の工夫は特段無く、本講座をすべて受講し、内容理解に努めれば、必ず合格すると信じられる程の量と充実した内容でした。

強いて言えば、計画的に早め早めに各講座を受講し、すべての講座を終えられたことが良かった点と思います。

本試験の結果は、択一問題192点、記述問題42点、計234点で合格できました。

本当に、ありがとうございました。

図表まとめ講座の感想・利用方法

内容については、各分野の要点がまとめられ、また適切な解説動画がある本講座は、学習内容の復習や整理をする上で役に立ちました。

特に、他の参考書ではなかなか要点を整理できない一般知識や基礎法学の内容も良かったと感じています。

今回で3回目の受験となった私の場合、一通り全科目について学習を行っていました。

よって、全内容をすべて初めから講義を聴講するのは時間がもったいないと考え、本講座を選びました。

他の参考書にも同様に重要論点をまとめたものがあります。

しかし、このテキストは重要な判例や論点の比較がコンパクトに、分かりやすくまとめてあり、動画での解説も非常に理解しやすい内容でした。

何度も受験した者にとって、全体は一定程度理解していても、自分でまとめノートを作成するのは膨大な時間を要す困難な作業です。

その点、本講座のテキストを利用することにより、その手間を省くことができました。

また、過去問や模擬試験の学習でも、分からない論点が出てきたら、本テキストと動画を繰り返し見て理解を深められ、有用な講座でした。

「START UP 判例」解析講座の感想・利用方法

判例を勉強する上では、非常に役に立ちました

学習初期の2か月余りで全判例の動画を聴講し、判例の深い理解ができたと思っています。

まだ時間に余裕のある早い時期(3月)までに、全部の動画で学習できたことは、その後の学習の基礎力に繋がったと感じています。

判例の量が多いため、全編を2回聴講することはできませんでしたが、確認したい判例は再度聴講しました。

また、豊村講師の話がテンポよくユーモラスな説明であったため、途中で飽きることなく、最後まで学習できたと感じています。

おそらく他の予備校には無いカリキュラムかと思いますが、アガルートのこの講座はお薦めの講座と思っております。

行政書士試験過去問ベストセレクション講座の感想・利用方法

行政書士過去問ベストセレクション講座は、過去問の中でも、特に選りすぐられた問題であると思います。

2周解き、また何度も間違える問題を更に繰り返し解き、重点的に学習しました。

2年目受験の際に他社の肢別過去問を解いていたので、あまり抵抗無く過去問ベストセレクション講座にも取り組めました。

ただし、学習中盤以降は、再度学習する機会はほとんど無く、他の講座への学習に移行しました。

基礎力を固める上でも、この講座は6月から7月末までには終了し、問題も9割以上は正解できる力を備えておくこと。

これがその後の学習を進める上で重要と感じております。

他資格試験過去問ベストセレクション講座の感想・利用方法

そこで、他資格の過去問を解くことは、法律の理解をより一層深めるのに非常に役に立ちました。

というのも、行政書士試験では同じ問題は出ないということも分かっており、行政書士の過去問学習のみでは不安を感じたからです。

司法試験の予備試験問題など難易度の高い問題も多々ありましたが、法律の本質を知ることができました。

また、商法・会社法などは、行政書士用の問題集では試験範囲を十分に網羅できていない場合が多くあります。

ですので、この講座を受講することにより、本試験の範囲をカバーできると感じました。

他の講座の学習もあり、3周程度しか解けませんでしたが、何度も間違える問題は直前期には見直しを行いました。

総まくり択一1000肢攻略講座の感想・利用方法

各分野で学習したことを再度確認することを目的に動画解説とともに利用しました。

というのも、この講座は、基本的で重要な問題を集めた問題集であるからです。

問題数量を多くこなしたかった行政法と民法を重点的に学習しました。

この講座は、初学者の場合は理解のチェックとして有用な内容と思います。

しかし、何度も受験した者にとっては、この問題集を解くことに時間をかけ何回も回す必要はないのではと感じました。

裏を返せば、他の講座の内容が充実しているので、本講座も完璧に何回も回す必要はないのでは、と思います。

そのため、私の場合は2周程回した後は、他の問題集と関連する時に、知識のチェック用として活用しました。

総まくり記述80問攻略講座の感想・利用方法

記述はこの講座1本に絞り、他の問題集に手を出すことはしませんでした。

記述式問題は苦手で、過去受験の場合も3問全問を解き終えることができず、どのような学習や問題集が良いのか迷っていました。

そこで、この講座のテキストや解説動画を見て、中身の充実度や解説の分かりやすさから、この講座1本に絞りました。

実際、本テキストに記載されている内容を理解することで、択一問題への対応力も養われた気がします。

直前期には、各問題のキーワードを覚えることに重点を置き、本試験に臨みました。

記述では20点以上を目標としていましたが、結果は、42点を取ることができました。

他のカリキュラムで学習されている方もこの記述講座は学習することをお勧めします。

逐条ローラーインプット講座の感想・利用方法

本カリキュラムの中で、一番と言ってもよい講座でした。

条文学習は行政書士試験で合格するためには必須と言われますが、独学で法律の条文を素読し、理解を深めることは困難です。

しかし、本講座は重要な条文を懇切丁寧に解説し、また別のレジュメも用意してあり、大変充実した講座でした。

また、講師の田島先生のキャラクターも良く、時折入る雑談も面白く、学習意欲がかき立てられる内容でした。

4月頃から講座を聴講しましたが、さすがに量が多いため、全法律を2回聴講することはできませんでした。

ですが、行政法は隙間時間を利用し、通勤時などにスマホで繰り返し聴講することにより、理解を深めることができました。

他予備校にはない優れた講座です。

文章理解対策講座の感想・利用方法

文章の本質を理解することにより、確実に実力アップを図ることを目的とした講座であることが良かったと思います。

記述問題と同様に文章理解の問題は、苦手な問題の1つでありました。

よく行政書士の文章理解の問題はテクニックを覚えれば解けるというようなことを聴きます。

本講座では、確実に実力アップを図ることができ、この点が他の参考書や問題集と異なり良かった点でした。

実際、最初の頃は、なかなか正答を導くことはできませんでした。

しかし、他社の模試の問題も含め、数をこなすことによって、正答率も上がってきました

本講座で教えられた文章構造の理解を進めることで、自然と実力がついてきたものと感じております。

本講座は私に適した内容であったと、今振り返って感じています。

模擬試験の感想・利用方法

本模擬試験を含め、計7回の模擬試験を受けました。

本模擬試験は8月に実施しましたが、民法で点数を取れず、かなり落胆した記憶があります。

全体的には良問ぞろいと思いますが、他社の模擬試験とは少し傾向が違う内容でした。

本模擬試験で思ったより点数が伸びなかったことで、慢心せずに、その後の学習を進められたので、かえって良かったのかもしれません。

また、間違えた問題は繰り返し解き、正解できるまで繰り返し確認したことも実力向上に繋がったと考えています。