受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。

合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由

初学者ながらも「宅建」と「管理業務主任者」の試験合格。この勉強熱が続いているうちに、更なるステップアップを考え、親和性のある「行政書士」を目指そうと思いました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

12月の「管理業務主任者」の試験が終わってから、「簿記2級」と「行政書士」のどちらを受けるか2週間ほど熟考し、各予備校選びも含めて比較検討していたところ、豊村先生のYouTubeの講義動画を拝見。

とても聴きやすく耳なじみが良かったため、2021年は「行政書士」1本に絞り、アガルートで豊村先生についていこうと決めました。

学習上の工夫

受講開始当初はメモやノートを取りながら受講していました。

民法を終えたところで、現状のスピードでは5科目終えるのにかなりの長期間を要することが分かったため、それ以降はテキストやノートへの書き込みは極力控え、先生の話に集中することに。

1月から6月で5科目の基本講義と他資格セレクト問題集の1周目を終え、7月から8月は他資格セレクト問題集をさらに2周しました。

9月からは「総まくり択一1000肢」と、本年度分の市販模試及び各予備校の模試(合計26回分)に移りました。

各問題集の回転数は2~3回と少ないのですが、1問解いたら解答を見て、解説をじっくり読むようにしていました。

記述の勉強までは手が回らず、ほぼ勉強できていない状態でしたが、本試験では記述抜きで188点獲得できたのでほっとしました。

本番での失敗点としては、マークシートの見直しがきちんとできていなかったことがあります。

「マークミスで落ちているかもしれない……」とネガティブな気持ちになり、自己採点では記述抜きで180点を超えていたものの、結果が出るまでとても不安でした。

同じ不安に陥らないように、時間が無いなかでも、マークシートの見直しだけはしっかり行わないといけないなと反省。

演習総合講義の感想・利用方法

「行政書士」試験は初受験だったため、入門講座と迷いました。「宅建」の勉強で民法をかじっていたこともあり、演習総合講座でも問題なくついていけました。

ただ演習総合講座の問題集は行政書士の過去問ではなく、他資格セレクト問題集でしたので、初学者の場合は入門講座でも良かったかなと思います。

個人的には、他資格試験より行政書士試験のほうが、問題の文章にクセがあり、難しく感じました。

そういう意味では、他資格問題のほうが、素直で取っ付きやすい印象を受けました。

なかには専門分野に特化した他資格問題ならではの難解なものもありました。

ただ、講義動画の中で各選択肢についても図を用い詳細に解説していただけるので、1問1問立ち止まることなく取り組めました。

豊村先生が推奨しているテキストと問題集のジグザグ学習は、受講動画がそのとおり並んでいるので、いちいち画面を移らなくても順番どおり視聴すればよかったので、その点もストレスなく取り組めました。

また、講義はテキストや問題を映しながら進行してもらえるので、手元に本が無いときでも、動画だけで学習が進められるので助かりました。

個人的には利用しませんでしたが、音声ダウンロード機能もあり、外出時でも視聴できるため、便利だと思いました。

総まくり択一1000肢攻略講座の感想・利用方法

「総まくり択一1000肢」は講義を視聴しながら1周目を解き、2周目は間違えたところだけ、3周目で再び全問解きました。

こちらの講座もすべての問題を講義で解説していただけるのが良かったです。

気分的に勉強が進まないなと思うときでも、動画を流しているだけでも否応なく問題を読む状態になるため、本試験前日の夜と当日の朝にも動画を流しっぱなしにしていました。

「他資格セレクト問題集」と「総まくり択一1000肢」を併用することで、応用力がつき記憶も定着するようになりました。

総まくり記述80問攻略講座の感想・利用方法

記述対策は時間的にほぼできませんでした。

ただし、直前ヤマ当てフェスや模試などを中心に予想される条文にチェックを入れ、前日・当日など最後にひととおりチェックできる状態に。

講義では問題文の解説、解答の解説、参照条文についてなど、一問一問とても詳しく説明していただけます。

そのため、記述対策をしながら、択一対策としてもより深い理解につながると思いました。

また、民法と行政法の基本講義内でも、記述で予想されるところは先生がその都度指摘してくださる点が良かったです。

「テキスト」と「記述80問」、「ヤマ当てフェス」で繰り返し記述対策ができるようになっていて、スケジュール的に厳しい場合でも、各講義のどこかの段階で無理にも記述に触れられました。

逐条ローラーインプット講座の感想・利用方法

条文読みがなかなかできず、六法は購入していましたが、あまり使用していませんでした。

時間も限られているため、こちらの講座を当初は使用しないつもりでしたが、行政法を視聴したところ、散らばっていた知識が整理され、条文を読むことの有効性をあらためて実感。

一つひとつの条文の解説も詳細で、横断的に知識をつなげていただけることで、さらに理解が深まりました。

六法が無くてもこちらの講座だけで十分カバーできると思いました。

民法は時間が無く視聴できませんでしたが、テキストが横書き形式で条文が読みやすく、メモ欄もあるため出題が予想される論点をチェックしておくのにとても重宝しました。

模擬試験の感想・利用方法

アガルートの模試は1回しかないため、市販模試や各予備校の模試も利用しました。

模試では合格点を超えることがほとんど無く、一般知識も足切りばかりで、かなり不安になりました。

そこで不安を払拭するためにも、とにかく間違えた箇所を重点的に見直しました。

解説には条文も書かれているので、そのタイミングで周辺の条文知識も合わせて確認するようにしました。

直前の2か月は模試を中心に勉強し、何度も繰り返すことで、知識の定着度が上がっていることを実感。

点数にも反映されるようになっていきました。

講師へのメッセージ

カウンセリングや質問制度などは一度も利用しなかったため、豊村先生とお話しする機会がありませんでした。

合格できた際は直接感謝をお伝えしたいと思っておりましたが、コロナ禍もあり最後までお会いできなかったことが心残りです。

直前期にアップされる動画も多数あり、その都度熱い応援メッセージを発信してくださっていたので、あきらめずにがんばれました。

本当にありがとうございました。

行政書士試験合格を目指す方へのメッセージ

勉強を始めてから11か月間、トータルで1000時間以上勉強していました。

9月以降の各模試で合格点を超えたのは2割くらいで、試験日に近づけば近づくほどまだまだ勉強量が足りないのではと、どんどん不安になりました。

それでも豊村先生が直前期には急激に伸びると常々おっしゃっていたこともあり、模試の点数は気にせず、淡々と勉強を続けました。

仕事との両立はとても大変です。

その大変だった思いがあるからこそ「絶対に1回で受かるんだ!」という強い気持ちが原動力となり、本番まで途切れることなく継続できました。

勉強してきた時間は決して裏切りません。自分を信じて最後までがんばってください。