合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

仕事がら行政書士と働く機会が多くありまして、より行政書士の方とスムーズに働けるようになりたいと感じたのが主なきっかけです。また、現職の業務上、契約書のレビューであったり、法的な思考を求められる場面もあったことから自分の知識を磨いていきたいという想いもありました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

講義動画の長さやテキストの分厚さ等の網羅性の高さが一番の理由です。自分の性格的に講義やテキストで触れられていない論点があると不安に感じるので、アガルートの手厚さは魅力でした。他には、合格実績の高さもアガルートを安心して受講できた理由です。

合格体験記・学習上の工夫

とにかく配点が多い民法と行政法を得意にしようと思い、重点的に学習しました。講義を受けた後、関係する過去問を開いて知識が定着しているかを確認するというサイクルを作ることで、実際に出てくる問題のレベル感を理解しながら、実際の問題に答えることができるレベルにしました。
民法は図を書くことによって、登場人物や時系列の整理を行うことを意識して、講義の中で書かれたイラストは自分でも書くようにしました。
行政法はとにかく暗記が重要になる科目ということもあり、過去問を回し続けるようにして、試験当日まで回転数を稼ぐことを意識するように努めました。後は、主要論点の行政手続法・行政不服審査法・行政事件訴訟法は混同しやすくなるので、今どこの話をしているのかを確認するようにしました。
憲法は判例が面白く、学習することが苦ではなかったので、比較的取り組みやすくて楽しかったです。統治部分はスマホに音声を入れて、条文を聴くようにしていました。
商法については、ビジネス実務法務検定や中小企業診断士を持っていたこともあるので、アガルートの講義のみで対応していました。
一般知識については、アガルートの教材とニュース検定が主要な教材です。去年はロシアやウクライナが注目される年でしたので、両国についての一連の歴史は流れだけでも理解しておくように努めました。
私は速習コースを受講したのですが、思ったよりも教材のボリュームが多く、一般知識は駆け足になってしまったので、もし再度受講するのであれば、講師がCランクと言っている部分は思い切って2倍速程度でさらっと流す等のメリハリを付けて学習した方が良いかと感じています。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

どの講義も試験で優先して出題される内容にランク付けをしていただいたおかけで、自分が優先して学ぶべきポイントを明確にすることができました。特に行政法と民法については何度も見ることができないほどに膨大な量ですので、AAランクを優先して、Cランクは一旦切るなどの戦略を取ることができました。
勉強法については、毎日少しでも講義を聴くようにしていました。週末は3〜4時間は確保できたので、そこで演習を中心に行い、分からなかった部分を平日の講義視聴を補うというスタイルが自分には合っていました。
法律の授業となると、ついつい単調な雰囲気で睡魔に襲われるようなイメージがあるかもしれないですが、豊村講師が抑揚をつけて話していただけるほか、たまに出るその項目に関連した脱線話で脳をリフレッシュすることができました。
教材についてはかなり分厚く、持ち運ぶ際には複数科目をやるよりも1科目を集中して勉強するという意識で1つの教材のみを持ち運んでいました。

短答過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問は全ての科目で5周以上行いました。過去の他資格での経験からも、国家資格では、過去問が一番の教材になると思っておりましたので、確実に過去問われた内容は答えることができるようにしようという意識を持っておりました。自分の中で、アガルートの過去問を9割以上取れるようにするという意識を持って周回することで、Cランクの過去問は落としても良いが、Aランクは落とさないようにしようという意識づけを行うことができたので、良かったのではないかと思っております。
また、過去問を使う正解の選択肢だけではなく、不正解のどこが間違えているかを見ることが重要だと思っております。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

記述の対策は短答を十分に行ってからと決めていましたので、開始は試験1か月前と結構遅かった記憶があります。
記述の対策においては、短答の過去問とは打って変わって、過去問を重視しすぎないようにしておりました。過去と同じ問題が出る可能性は低いと見込んでいたため流す程度に行い、予想問題などでの学習に注力いたしました。
さらに言えば、記述の採点はブラックボックスということもあり、どのような戦略で取り組めば良いかが分かりにくいこと、短答の知識をそのまま活かすことができるということもあり、短答で180点以上取得することを目標にしていました、というのが正直なところです。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験については試験の1週間前に行いました。こちらについても、過去問を重視した学習を私は進めていましたので、過去問を新たな切り口で聞かれた場合の予行演習という意味づけで模擬試験を利用しました。ただ、講義時間がかなり長いことを解き終えてから知り、もっと早めに学習しておいた方が講義を聴けるという意味では役に立ったかもしれないと思ったことは覚えています。
模擬試験では一般知識をかなり意識して復習しました。何が出るか分からないのであれば、専門家が作成した問題だけは最低でも取れるようにしておこうという意図でした。

講師へのメッセージ

豊村講師の授業を何度も聴き返したことが合格に繋がったのかと思います。法律というとっつきにくい分野において、噛み砕いて教えていただきありがとうございます。