合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

  • 合格者の声
    アガルートには合格体験談が多く、講座をどのように活用されていたか具体的に記載されています。いくつか拝見するうちに、私が受講したときのイメージができました。
  • 合格特典
    3回目の受験ということもあり、どこかのスクールを利用したいと考えていました。アガルートは他スクールにはない全額返金の合格特典があり、合格すれば実質無料になるため大きなモチベーションになると思いました。受講料が高額という声を耳にしたことがありますが、合格特典があったので私にとっては問題ではありませんでした。
  • 合格率
    合格者がアンケートに回答しやすい傾向があると思い、他スクールにはない高い合格率が魅力的でした。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

豊村先生というカリスマ講師がいらっしゃったのと、TwitterなどのSNSでアガルートで合格した方の声が多かったのがきっかけです。取り寄せたサンプルテキストのレイアウトが見やすく、本テキストのボリュームが多いことも聞いておりましたので完璧にすれば合格できるだろうと考えていました。

合格体験記・学習上の工夫

会社勤めでしたので、月並みですが隙間時間は全て勉強に充てるよう工夫しました。通勤時間(片道電車50分)と寝る前の約3時間を毎日の勉強時間として確保しました。
独学の2年間は条文学習を怠り、問題集以外の条文が絡む問いに対しての応用力がありませんでした。その反省から、9月以降は条文素読の割合を増やして通勤時間で読み込みました。問題演習の際にも条文をチェックする癖をつけました。また、講義は常に1.75~2倍で視聴しました。回転数を増やすためと、ペースが速い方が集中して視聴できるので私の性格に合っていました。

他に工夫した点は以下の通りです。

  • アガルート以外の参考書には手を出さない
    他の参考書に手を広げるよりも、1冊を完璧に仕上げた方が効率的と思います。ただ、独学時代に使用していた過去問集は使っていました。本試験の問われ方に慣れるためです。
  • 直前期の9月頃までは民法、行政法に絞って学習
    配点が高い主要2科目の精度を上げるほうが合格に近づくと考えました。
  • 趣味を制限
    絶対に今年で合格すると決めていたので、好きなゲームや友人との時間はほぼ全て断ちました。
  • 夜遅くまで勉強
    私の場合早起きがどう頑張っても難しく、時間を作れないので夜遅くまで勉強していました。自分の体質に合わせて1日の勉強時間を確保するのが良いと思います。
  • 記述抜きで180点オーバーを目指す
    合格点ギリギリを狙うと、難易度が例年以上に高かったり記述の採点が厳しかったりする年の場合に非常にリスクがあると考え、模試では常に記述抜きで180点以上を目標にしていました。私の場合、令和4年の本試験は択一166点、記述22点の188点でした。高い目標を持つくらいでちょうど良いです。

中上級総合講義のご感想・ご利用方法

申込みが完了し、教材が手元に届いたときは厚さと講義数の多さに圧倒されそうになったのを覚えています。それと同時に、ボリュームが多いアガルートの講義内容を全て理解し、アウトプットできるようになれば合格レベルには十分到達できると考えました。
私が受講したのは中上級総合講義ですが、特別な知識の上積みがあるような印象はありません。大事なのはあくまで基礎知識で、問題を見てすぐ何の論点か気づき現場思考で解答できることだと思います。本講義でもインプットの量は非常に多いので、基礎知識の習得に不安な方にもお勧めです。
また、「ジグザグ方式」と呼ばれるインプットとアウトプットを交互に取り組む勉強方法も非常に効果的でした。教材を読み込んでインプットすれば勉強した気になりますが、問題演習で知識を使えなければ意味がありません。ジグザグ方式の勉強法では、単元ごとにインプットが終わればすぐに問題集に移ります。どこで躓いたのか、理解したつもりになっていた部分など早めに気づくことができるので勉強自体のペースもはかどります。私のように自己流の勉強法で効率が悪い例もあるため、実績が多い勉強方法に倣って進めるほうが最短で実力を伸ばせると思います。
月次のAWESOMEコンサルティングも活用しました。メリットとしては、豊村先生が目安となるペースを教えてくださり、他の受験生の進捗も聴けるのでスケジュールを見直すきっかけになります。例えば5月に民法/行政法を1周であれば私は2周したり、他の講義も先に進めたりと数をこなせば良いわけではないですが、目安以上のペースで学習することを心掛けました。

総まくり択一1000肢攻略講座のご感想・ご利用方法

他資格セレクト問題集が3週くらい終わってから取り組み始めたと記憶しています。総まくり択一1000肢攻略講座すべてに豊村先生の解説がついており、正誤だけでなく根拠条文など参照しながらなぜそうなるのか丁寧に教えていただきました。
また、他資格セレクト問題集は膨大な演習量がある分、持ち歩くには重いのでコンパクトな総まくり択一1000肢攻略講座の問題集はどこでも気軽に勉強できました
市販の問題集も素晴らしい教材かと思いますが、アガルートのセレクト問題集と総まくり択一1000肢攻略講座の問題集を完璧に(解答の根拠含めて)仕上げることができれば十分合格圏内に入ることができると考えています。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

本試験では22点と伸び悩み、最後まで苦手なままでしたが独学の2年間では知ることがなかった点が多くありました。
一周目は1問ごとに解説の講義を視聴し、2週目以降は演習のみ行いました。何度も間違える問題は解説だけでなく総合講義の該当分野に立ち返って理解するよう努めました。試験一か月前には3日に1周ペースで回し、全ての問題を解答できるようになったと思います。
どの論点から出題されているのか、絶対に記述しておくべき単語などは何度も練習しなければ身につかない気がします。また本講義の記述対策で択一の知識も向上したと実感しています。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

前述のとおり、私は独学時代に条文学習を怠っていました。過去問や問題集で問われる条文については解答できますが、逆に言うと問題集で接したことがない条文については全く太刀打ちできませんでした。
逐条ローラーインプット講座では、重要度別に条文を網羅できるので知識の底上げにつながります。特に、重要度別にランク付けしてくださるので直前期には重要な条文を中心に素読していました。講座は1周しか視聴していませんが、テキストは空いた時間は意識して目を通しました。本試験当日まで常に持ち歩き、一番利用したと思います。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

本試験の文章問題は全て正答することができ、得点を見込めない一般知識の中で得点源になってくれました。
田島先生の講義を視聴して例題をいくつか解き、問われやすいパターンを一通り学習できたのが大きかったと思います。独学時代の2年間は特に対策せず、感覚で解いていました。模試では正答率が良かったため油断していましたが、感覚だけで挑んだので緊張する本番では2年とも1問しか正解できませんでした。
田島先生の講義ではどのような根拠で正解にたどり着けるのか、基礎から教えていただきましたので本番でも落ち着いて解答できました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模試自体は9月の2週目ごろから開始しました。一番初めにアガルートの模試を受け、基準点に満たなかったので焦っていたのを覚えています。ただ、慢心せずに直前期を過ごすきっかけになったので初めに取り組んで良かったと思います。
市販の模試を2冊(3回ずつ)、アガルートと合わせて計7回受けました。スクールごとに解きやすさの違いがあり、癖のある問いもあったので模試の点数が本試験に直結するわけではないと思います。
本試験1か月前からは試験と同じ時間に解き、本番を想定して取り組みました。また時間が足りない場合を考慮して、2時間半で解き切るように意識しました。

講師へのメッセージ

田島先生
逐条ローラー講座では演習だけではカバーできない条文が紹介されているほか、ランク付けされていることでメリハリつけて学習できました。条文学習を怠った私には、3年目にして新たな気づきが非常に多くありました。娯楽の時間を削っていたため、講義中の雑談は数少ない息抜きになり楽しかったです。
豊村先生
苦手な分野でも例を使われたり、図やイラストで説明されたりとスムーズに理解することができました
本試験の1か月前に第一子が生まれ、3度目の受験でもあり今年で絶対に受かるという強い気持ちを持ち続けていました。そのため、試験が近づくにつれてプレッシャーが強くなり、何度も心折れそうになりました。講義やYouTubeで先生に励ましていただき、おかげさまで最後まであきらめずに頑張れました。合格できたのは豊村さんを信じて努力したからです、本当にありがとうございました。

カリキュラム・講座のご感想,講師へのメッセージ等

受験生時代の経験はもちろん人生に役立ちますが、早く合格して実務に入るに越したことは無いと思います。私は3回受験しましたが、もっと早くアガルートの講座を受講していればよかったと反省しています。
アガルートの教材や講義には文字通り最短ルートのノウハウが詰まっており、覚悟決めて努力すれば合格できますので信じて頑張ってください。