合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

以下、リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

不動産の土地売買の取引で農地転用が必要になる事案に遭遇し、行政書士について調べたのがきっかけです。既に保有していた宅建士と民法科目が共通していることを知り、知識が薄れる前に受験したいと思い決心しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

他校の通信講座を利用して2度受験して、どちらも170点代で不合格でした。3度目の受験に向けて勉強方法を改めたいと思い、講座を探していたところ、YouTube で豊村講師の授業を見つけ興味を持ちました。
WEBで調べたところ上級総合カリキュラム(フル)なら、あと一歩というところから、余裕を持って合格ラインに到達できるレベルに引き上げてくれるかもしれないと期待し、受講を決心しました。

合格体験記・学習上の工夫

他校の通信講座を利用して2度の不合格を経験しました。1度目が174点、2度目が172点でした。3度目は絶対に余裕を持って合格したいと強く思い、勉強方法を大きく変える決心をしました。
私が使用していた教材は、それぞれの分野を噛み砕いて解説してくれるのでとてもわかりやすいものでしたが、条文に重きを置くのではなく、過去問演習を通して、実力をつけていくというようなメソッドでした。それで多くの受験生が合格しますし、私も2度とも170点代まで漕ぎ着けることができていました。
しかし2度目の不合格の際には絶望し、勉強法を見直さないとまた不合格になってしまうと思い、遅すぎですがようやく自分の勉強方法を分析するに至りました。辿り着いた答えは条文のインプットから逃げないという事でした。他の受験生は当たり前にする事なのでしょうが、私はこれまで他校の教材の教科書や過去問の解説から条文を拾う程度で、六法を開いて条文を読み込むということをした事がなかったのです。
そして、恥ずかしながら、3度目の受験で初めて六法を購入しました。最初はあまりの分厚さに問い惑いましたが、間違った問題について六法に書き込んだり線を引いていくことで、これまで頭の中にバラバラに置いてあった条文たちが、体系的に繋がりのあるものとして捉えられるようになりました。
また、仕事で机に向かえない中でも出張の車内BGMを逐条ローラーインプット講座と条文解説の講義にすることで、ただ条文を読むだけでは理解できない部分を枝葉をつけて解説してくれるので知識に奥行きができ、忘れにくくなりました。
試験の2週間前からは限られた時間で何をすべきなのか、混乱してしまいそうだったので、条文の素読を徹底して行いました。不思議なことに条文を読み進める事で頭が整理されていき、安心感を得られました。
また、一般知識の講義も2週間前から見始めました。これは正直、付け焼き刃すぎましたが、私が合格した年の一般知識の問題はアガルートの一般知識講座でかなりの部分がカバーされていて、試験当日になってとても驚きました。私は集中力が高く頭が冴えている間に勘を駆使して解きたいという考えで、一般知識、民法の順番で問題を解くようにしているのですが、その一般知識を終えた時点で足切りは回避したという自信を持てた事はその後の科目に大きくプラスに働いたと思います。

図表まとめ講座のご感想・ご利用方法

図表まとめ講座については、特に行政法、民法を勉強する際に多く活用しました。私はこれまでの2度受験で大まかに試験範囲のインプットは終わっていたので、知識の確認のためにまず最初に講義動画を確認しました。机に向かって動画を見る時間は十分に取れなかったので8割くらいは音声のみ(1.5倍速)での再生でしたが、講師の説明がとてもわかりやすく、これまでのインプットの再確認ができただけでなく、知識の穴を埋めることができました
私の場合はこれまでの勉強で先取特権や質権など、どうも苦手で曖昧なままにしていた部分が図表で見比べることでクリアになり、とても助かりました。それでも覚えるのに苦労しましたが、講義動画で先取特権の簡単なゴロ合わせを教えてくれたりもあり、なんとか覚える事ができました。
また、問題演習の際には、解きながら、間違えたところについては六法を開いて条文を確認するようにしていましたが、わかったつもりで繰り返し間違えてしまうポイントについての暗記をする際に使用しました。簡潔に要点だけをまとめてくれている上に、混同して間違えそうな項目や別論点で類似のものまで確認できるので、これまで多かった勘違いによるミスを減らす事ができました。

「START UP 判例」解説講座のご感想・ご利用方法

主に民法、行政法、憲法で使用しました。憲法は特に条文が少ない分、判例が大切なのはわかっていましたが、これまでは過去問を解きながら、解説を通して判例の主旨や言い回しを覚えていくという勉強方法でした。それが理由で、同じ判例でも違う部分を抜き取られたり、論点が変わったりすると答えられないという感じでした。
「START UP 判例」解説講座も聴き流しのみの受講でしたが、事件の概要や、判決に至った理由など細かく解説してくれているので、特に苦手だった憲法の人権分野が得意になりました。
民法、行政法も同様に豊村講師の説明がとてもわかりやすく、頭に残るものばかりで、細かな雑学も交えてくれるので、飽きやすい私でも最後まで楽しく学ぶことができました。

「START UP 判例」解説講座はこちら▶

行政書士試験過去問ベストセレクション講座のご感想・ご利用方法

これまでの勉強法が過去問を回す事に重きを置いていたので、手薄な商法以外はほとんど間違える事なく進める事ができました。同時に「START UP 判例」解説講座や逐条ローラーインプット講座、図表まとめ講座などの講義で知識に奥行きが増していく事で、今までの勉強法がいかに表面的なものであったかを思い知らされました。確かに過去問はある程度、解けるようになっていたのですが、論点については「理解する」というよりも、「覚えている」という状態だったので本番での応用力に欠けていたのだと気づきました。
ベストセレクションというだけあって、問題集も分厚すぎず丁度良いボリュームで網羅してくれているおかげで、他資格ベストセレクションやその他の演習に時間を割くことができてよかったです。

短答過去問解説講座はこちら▶

他資格試験過去問ベストセレクション講座のご感想・ご利用方法

アガルートの受講を決めるにあたって、他資格試験過去問ベストセレクション講座はとても魅力的に感じていた教材の1つでした。過去問を擦り倒して暗記してしまっていた私にとって、とても新鮮な問題集でしたが、いざやってみると、ほとんど全ての問題でつまずいてしまい、正答率は散々なものでした。解く時間もそうですが、見直しやインプットに追われて1周目はすごく時間をかけてしまいました。
しかし、自分の力が足りていないポイントが明白になり、力がついていっているのを実感できたので、ゆっくり時間をかけて、丁寧に進めていく事にしました。民法、行政法、憲法はそれぞれ3周しましたがこれが今回の受験においてとても力になってくれたと思っています。

『他資格択一80』解説講座はこちら▶

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

総まくり記述80問攻略講座は試験の2か月程度前から本格的に解くようにしました。解き始めてみると見た事ない問題が多数で、解答が全く思い浮かばず1週目は散々たるものでしたが、間違いから条文や論点を確認していくという作業のおかげで、理解が深まり、肢別の分野においてもプラスに働いてくれたと思います。
だいたい1日に行政法と民法を合わせて10問程度解いていました。記述の論点になりそうな条文は直接六法に記述の目印をつけて、六法の素読をする際には気をつけて確認するようにしていました。
本番の試験の記述式においてはこの問題集で解いていた部分が出たので落ち着いて解答する事ができました。また今回の試験での論点となった無権代理人を本人が相続する場合における考え方(信義則の法理)については、総まくり記述80問攻略講座だけでなく、逐条ローラーインプット講座や民法判例の講義で繰り返し解説してくれていたのが頭になんとなく残ってくれていた事で書けました。とても感謝しています。

総まくり記述80問攻略講座はこちら▶

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

今回の試験勉強において一番身になった講義だと考えています。
今まで条文から逃げていた私にとっていきなり六法を読んでインプットするというのはハードルの高いものでしたが、講義を見ながらまたは聴き流しながら、それぞれの条文を確認していくというのは、手をつけやすく進めやすいものでした。
講師の方が途中で雑談を交えてくれたりなど、条文を逐一確認していく作業がとても根気がいるものであるという前提で進めてくれていたので最後まで終える事ができましたし、終わってみると、六法へのハードルがなくなり、軽い気持ちで読み込みを行えるようになりました。所々に条文と絡めた論点の解説も法的思考を構築する上でとてもためになったと思っています。

逐条ローラーインプット講座はこちら▶

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

こちらの教材については、以前より文章理解問題が得意だったこともあり、1周だけ読んで確認した程度にとどまりました。教材自体はとてもわかりやすいものになっており、丁寧な解説がしてあるので、苦手な人にとっては本番までに練習を重ねることができるのでおすすめです。
一般知識に置いて文章理解を落としてしまうと足切りの確率がぐっとあがるので、全ての受験生にとって絶対に落としたくない分野になるかと思います。限られた時間の中での勉強なので、苦手分野の克服にリソースを割くことを優先した結果、私の場合は文章理解にあまり時間は使えませんでしたが、今までなんとなく解いていたものについてのロジックが確認できて良かったです。

文章理解対策講座はこちら▶

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は9月末頃に行いました。結果は記述合わせて160点程度でとても焦ってしまいました。見直し作業では簡単なミスばかりで何故間違ったのか不思議に思うような問題がたくさんありました。おそらく頭の中がプレッシャーと焦りで混乱状態にあったのだと思います。
やってきた勉強は間違っていなかったはずだと考え、そこからはバラバラに詰め込まれた知識を整理整頓していく事に費やしました。具体的には六法の素読をメインに、図表まとめ講座で細かい部分を確認するという作業を中心に勉強を行いました。この時間を設けたおかげで、覚えていた事が一本芯が通ったような感覚になり、落ち着いて本番を迎えられました。

模擬試験はこちら▶

講師へのメッセージ

田島講師、豊村講師、本当に有難うございました。講義動画はとても長く、先生方も大変だったかと思いますが手抜きのない、丁寧な解説のお陰で合格することができました。
豊村講師の話し方やテンポはとても聴きやすく、眠たくならずに受講できました。判例解説なども論点がわかりやすく、頭に残るものでした。服装や髪型が講義によって変わるのも新鮮でとても楽しみにしていました。
田島講師の逐条ローラーインプット講座にもとても助けて頂きました。話がわかりやすいのはもちろんですが、雑談を含めユーモア溢れる例えのおかげで 頭に残りましたし、鬼のように長い逐条ローラーインプットを楽しく勉強する事ができました。