合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

20年以上前の学生の時に、法律の世界に興味があるくらいの軽い気持ちで行政書士を独学で目指しました。不合格のままでしたが、近年、親戚の相続手続きをお手伝いする中で再び興味がわき、受験することにしました。自分にはこれがある、という自信の持てる資格が欲しかったのも背景にありました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

受験するからには絶対に合格したいので、その手段として可能性が高いものを求めました。
そして、ネットで検索してアガルートの合格率の高さや豊村先生の評価を知り、サンプル教材を利用して、これなら頑張れそうだと思ったのです。自宅で好きな時間にできることも決め手になりました。

合格体験記・学習上の工夫

勉強は2月20日頃スタートしました。平日は朝小学生の子供を送り出してからできるだけ早く家事を済ませ、下校までほとんどの時間に勉強しました。
子供が帰宅すると、そこから夕食作りを始め、習い事の付き添い時間にはテキストを持ち込み、お風呂上がりには髪を乾かしてあげながらテキストを読んで暗記に努めました。
土日祝日は平日ほどはできないものの、夫にお願いできる用事は頼み、別室に閉じこもって頑張りました。家族の協力のおかげで時間がたくさんあったことが合格の大きな要素になったと思いますが、モチベーションが上がらない時でも、講義動画を立ち上げると、やる気のある世界に引き込まれるので、豊村先生の講義はとても有り難かったです。AWESOMEコンサルティングでも、その時点での残り時間をどう使うかを計画することができました。
私は今の自分には満足できない、自信のある資格を持って仕事をしたいという思いが強かったのです。また、既に40代ですが、知人から「人生100年時代なのだから、まだ前半だ」と励ましてもらいました。それで、まだ新しいことに挑戦する気持ちになったのです。実際に勉強を始めると20代よりも記憶力が落ちているのが分かり、嫌になりかけたこともありましたが、繰り返し努力を重ねることでカバーしました。
こんなに早く合格できるなんて予想外でしたが、ダメ元で精一杯頑張ってみたのが良かったのだと思います。豊村先生の言う通り、諦めないで良かったです。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

20年以上前に受験したことがあったのですが、当然ながら法改正も多々行われ、法学部出身でもないので、入門総合講義を受講することにしました。勉強方法は豊村先生のガイダンスを参考にして、講義を受けた後に条文チェック、過去問、他校の問題集をこなしていきました。
民法は4月始めまで、行政法は5月末まで、憲法は6月末までにひと通り終えました。先生は難しく入り込みにくい条文や判例を分かりやすく面白く説明してくれたり、図解してくれるので、興味を持って学ぶことができました。
7月からは一般知識を中心に2回目以降の民法行政法憲法をしていきましたが、講義は分からないところだけ再度受講し、テキストの読み込みと過去問は何回繰り返したか分からないくらい繰り返して、知識の定着を図りました。私は文字を見て頭に定着するタイプだと思ったのと、講義は理解に必要だけど時間を取られるものなので、見過ぎず最小限に利用するように心掛けました。
商法会社法も受講したかったのですが、他の教科の仕上がりに不安があったので、そちらを優先しているうちに時間が無くなり、結局試験後に勉強することになりました。
試験日が近づいてくると、タイムリーな情報を元に試験で出そうな講義を追加してくれたことも良かったです。何よりやる気が出る、それが豊村先生の講義の魅力の一つだと思います。

短答過去問解説講座のご感想・ご利用方法

入門総合講義の後に過去問を解き、解説を読んでも分からないところがあったところだけ、講義動画を見ました。
受講すると、こちらの先生も分かりやすく、時には面白く説明してくれるので良かったのですが、全ての動画を見ていると時間をたくさん使ってしまいます。それよりも繰り返す回数を重ね、解説文を読み込んだ方が良いと思いました。
問題は講義でインプットした範囲を、鉛筆で薄く解答を書いておき、自信がない箇所はチェックをつける、その後に正解と解説文を確認する、というやり方をしました。
問題ページの鉛筆で書いたところは次回解く時用に消し、解説には赤ペンで何回でもチェックしました。最低2回は解き、間違いが多いところはさらに確認しました。何回も同じように間違えた時は自分に嫌気がさしましたが、できないのならできるまでやるのだ、と気合を入れました。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

8月から他校の問題集も併せてこの講座を取り入れました。自分はまだ記述ができる程に仕上がっていないと思って避けてきていて、実際に問題を解いてもはじめはろくに書けなかったのですが、解く、解説を読む、正解通りに書いてみる、を繰り返し、必要と感じた時に解説講座を聴いているうちに実力がついたと思います。先生のアドバイス通りに条文をチェックするのも良かったです。記述を勉強する時良いと思う点は、民法や行政法の理解が進むことです。もっと早くやってみても良かったかなと思いました。
本試験では配点が60点もあるので、これが合否の決め手なると考え、試験直前は広範囲に書けるように練習しました。本番では28点ありました。択一で174点取れていたので、記述を練習して本当に良かったです。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

こちらの講義は時間が無くなりほとんど利用できませんでしたが、講義や過去問も解く時にはいつも六法は開いておき、いつもチェックするようにはしていました。チェックをする度にペンで書くように教わり、その通りにしたので、試験前には大事な箇所がすぐに分かるようになっていて、見慣れた感覚で覚えられるものが多々ありました。
豊村先生も、条文から出題されるのだからチェックすれば良いのだとおっしゃっていましたし、是非細目に見て六法集を使い込めば良いと思います。
本試験でも、もっと条文が頭に入っていれば自信を持って解答できたかな、と思うことがありました。大事な講義だと思うので、時間があれば是非とも利用したかったです。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

文章理解には自信があり、過去問でもほとんど正解できていたので、時間の制約もあり、講義は最初以外、ほぼ利用せずじまいでした。
しかし、本試験では3問中2問を落とす事態になり、今では油断したことを後悔しています。近年はそんなに難しい問題は出題されず、全問正解が当たり前の可能性があります。当講座は一般知識の足切り対策になる良問だと聞いていたので、残念でした。
これから受ける方には、3時間の中で他の問題よりも時間を費やすところだと思うので、いかに他を短縮して時間を捻出するか、の練習も必要かと思います。

『択一式対策完成への問題』解説講座のご感想・ご利用方法

こちらの講義も時間が無くなり受講することができませんでした。先生も他を優先して良いとおっしゃっていたので、結果的には良かったかなと思っています。
しかし、本試験で解いてきた過去問よりも難しい問題が出た時には、焦り、準備不足を感じました。行政書士試験の過去問だけではカバーしきれない範囲の問題も学習できるので、時間を用意して利用できれば、より高得点を目指せたかもしれません。行政書士試験の過去問をしっかり押さえた上で、取り組めば良いかと思います。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模試は9月から試験日までに、他社を含めて計4回、2週間に1度くらいのペースで、自宅でしました。採点後は間違えた箇所を中心に解説を読み、条文とテキストのチェックをしました。4回目の模試で択一で160点くらいでした。記述式で点数が取れたら合格できるかもしれない、と考え、過去問を毎日5題は解いて、正解例を見ながら、本番で再現できるようにひたすら書く練習をしました。
試験日までにまだ伸びるという先生の言葉を信じ、ギリギリでも合格するつもりでいました。本試験の結果は択一で174点、記述式で28点取れていました。やはり諦めないで良かったです。

講師へのメッセージ

豊村先生、いろいろ教えていただきありがとございました。講義そのものだけではなく、勉強方法やスケジュールの立て方、モチベーションの保ち方、全て良い参考になりました。お陰様で合格できました。ようやく自信が持てそうです。
余談ですが、先生は登場する動画によってはふっくらしていたり痩せていたりするので、体調大丈夫かな?とかどうも同年代みたいだな、とか考えながら受講していました。お体に気をつけて、これからも合格者を輩出して下さい。 本当にありがとうございました。