合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

プラントエンジニアリング会社の営業職として、公共事業における入札、契約、特定目的会社の設立など、仕事の中で、民法、行政法、地方自治法に触れるうちに、業務上必要とされる法的知識を体系的に習得したいと考え、行政書士試験の学びを始めるに至りました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

勉強を始めるにあたり、優先順位は①家庭、②仕事、③勉強と決めていました。この条件に当てはまったのがアガルートで、主に次の5点から、アガルートに決めました。
1.オンライン授業で、いつでも受講できること。
2.再生速度を調整できること。
3.1回の動画時間が短いこと。
4.オンライン講義ながら、紙テキストを併用できること。
5.豊村先生の教え方が分かりやすかったこと。

合格体験記・学習上の工夫

1年目は、某大手予備校の市版テキスト(基礎テキスト、肢別問題集)を利用し、独学で挑みました。テキストを読み、声に出し、紙に書き…チカラ技で記憶に叩き込むも、あえなく玉砕。妻のアドバイスもあり、オンライン講座の検討を始めました。その折、twitter(勉強アカウント)で懇意にして頂いている、アガルート卒業生の方からのおすすめがあり、豊村先生の「中上級総合カリキュラム」の講義を体験視聴し、受講を決めました。
学習を進めるにあたっては、すきま時間の有効利用に努めました。まず、テキストの表裏には無地の紙とラミネートシールを貼り、パッとみて何の冊子かわからないようにし、毎日持ち運びました。これにより、通勤電車でも周囲を気にせず、テキストの読み込みに集中できました(=なんか本読んでいる会社員くらいにしか見られなかったと思います、たぶん)。
夜はもっぱら、講義動画の視聴&問題演習に充てました。講義動画は、1コマ数分~数十分に細分化されていて、すきま時間での視聴には最適でした。1日に数コマ視聴でき、講義を消化したという、小さな達成感を日々味わえるのも、モチベーション維持に役立ったと思います。テキストは、文字と図表を中心に構成され、余計なイラストやキャラクターもなく、シンプルで使いやすかったです。

中上級総合講義のご感想・ご利用方法

豊村先生の講義は、物事の本質を丁寧に解説して下さるので、記憶に残りやすかったです。例えば、判例では、単に要旨だけ覚えるのではなく、事件が起きた背景や、訴訟の経過などを織り交ぜながら解説して下さり、興味関心を欠かずに学習を進めることができました。語呂合わせや無理なこじつけに頼らない点もよかったです。
また、講義動画は再生速度を調整でき、私は1.5~2.0倍速で視聴していました。豊村先生の口調は、もともと早すぎず、丁寧に解説して下さるので、再生速度を上げても聴きにくさは感じませんでした。講義とは無関係な雑談がほとんどなく、講義に集中できたことも、良い点と言えます。
講義は、テキストに補足事項を書き込む形式で進んでいきます。書き込む作業を伴うことで、学習内容が記憶に深く刻まれ、知識定着に繋がったと思います。記述での出題可能性がある箇所には、アンダーラインと「マル記マーク」を付けて下さった点も、復習時に役に立ちました。
ログインして講義画面を開くと、さながらホームルームのような感覚さえありました。大学受験以来の受験生として、行政書士試験に挑む中で、青春のフラッシュバックというか、楽しく学ぶことができたと思います。

総まくり択一1000肢攻略講座のご感想・ご利用方法

受講期間全体を通して、中上級総合講義のテキストと総まくり択一1000肢攻略講座のテキストを基本書として使用し、中上級総合講義で学習した箇所から問題を解いていき、不正解箇所には付箋を貼り、再度解き直す作業を繰り返しました。付箋がビッシリになり、テキストが膨らんでいた時期もありますが、付箋をはがして捨てる作業がなかなか快感で、やり方としては良かったかなと思います。
総まくり択一1000肢攻略講座は、行政書士試験以外の過去問(公務員試験、司法試験など)も収録されており、多様な出題パターンに触れることができる点も良かったです。
市販の択一問題集には、総まくり択一1000肢攻略講座より問題数が多いものもありますが、多くの問題に手を出し消化不良を起こすのなら、少ない問題をしっかりマークする方が得策だと考え、択一は当講座テキストで対策しました。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

行政書士試験に挑むうえで、記述問題でも確実に点数を取りたいところです(60/300点)。私は、記述式も総まくりで対策しよう…と意気込んでいたものの、時間不足に陥ったため、読み物として、総まくり記述80問を移動中に読み込むのが精一杯でした。ただし、問題数は80問に厳選されており、時間がなくとも無理なくたたき込める分量でした。テキストは片手に収まるサイズ感で、問題ページの裏面に、解答例と解説がついており、解答の検討と答え合わせがしやすかったのも良い点と言えます。
ちなみに、令和4年度試験の記述問題は、総まくり記述80問を読み込んだおかげで解答できた問題が2問あり、諦めずに読み込んで正解でした。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験については、他のテキスト類とは異なり、試験の直前期に問題冊子、マークシートが宅急便で送付されました。時期的なものもあり、本番を意識して模擬試験に取り組むことができました。私は当初、模擬試験〇回パックのような市販本を併用し、とにかく回数を積み上げようか悩みましたが、消化不良になりそうだと考え、結局アガルートの模擬試験を1回だけやりました。
その代わり、時間配分や解答順序(第1問目は、受験生の心を折るような難問奇問がくる可能性大、との豊村先生のアドバイスも踏まえ)は緻密に考えて取り組みました。

講師へのメッセージ

豊村先生には、ただただ感謝しかありません。1年間、多々お世話になり、ありがとうございました。