合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。

合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

外国人雇用・労働の問題に関心があったからです。

もともと海外に興味があったため、大学卒業後は、新卒でタイの企業に就職し2年間働いていました。その後、Uターンで帰郷した地元の新潟で、日本の企業で働く外国籍の方々と出会う機会が多くありました。

異国の地で「外国人労働者」として働くことを身をもって経験していたため、今度は逆の立場で自分が日本人として、彼らの生活をサポートできるのではないかと考えるようになりました。

行政書士として関与できるのは、出入国管理業務である在留資格に関わる部分が主となります。それを機縁として、今後は外国人雇用・労働の問題に目を向け、日本が多文化共生社会に近づいていくことを目指していきたいです。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

資格取得を志したのが、かなり遅い時期だったことに加え、法律も全くの初学者だったので基礎固めが確実にできる通信講座を探していました。

各社の講義サンプル動画を見比べてみて、豊村先生の快活な話し方とテンポ感がひときわ目を引きました。仕事をしながらの受験勉強となるため大変なことは覚悟していましたが、豊村先生の講義なら明るい気持ちで学習を進めていけそうだと感じ、アガルートに即申し込みました。

また、私が申し込んだ講座は、速習カリキュラムというもの。価格もより手頃で、内容もコンパクトにまとまっていたので、初学者の私にはピッタリだなと思いました。

合格体験記・学習上の工夫

5月末に学習を開始したので、すでに多くの受験生に遅れをとっている自覚がありました。

しかし、行政書士試験は絶対評価であるので合格点の180点まで自分のペースで到達しようと考えました。

学習時間の最低ラインが500~600時間と目にしたので、1ヶ月最低100時間と決めて、短期集中型で取り組もうと思いました。

試験まで時間がないという焦りが自分に発破をかけてくれて、やるぞ! と気持ちを奮い立たせることができました。

学習方法はアウトプットが大切だと合格者の多くがいっていたので、講義動画のインプットと同時に問題を解くアウトプットのプロセスをスタートさせました。とはいえ、問題を読んでも意味が分からず条文も読めない時期がしばらく続きました。

科目は、とにかく民法・行政法が肝になるため、Aランクを中心に全体をまんべんなく理解するように心がけました。講義動画を聞いても理解が曖昧だった部分は、一般のYoutube動画なども活用して別の角度から理解を深めていきました。

会社法・商法、個人情報については、学習最後まで理解できた感じがせず、自分の試験勉強においては無駄が多い部分だったかと思います。試験当日は、憲法・民法・行政法では、勉強の成果を出しことができ良かったです。

記述については、自分が対策していなかった箇所が出題されたため焦りましたが、重要ワードだけは拾えるように努めました。

また、十分に対策の時間が取れなかった一般知識が、予想外の得点源となり奇跡的に182点でギリギリ合格することができました。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

講義動画を全て視聴し、テキストも1冊隅々まで使用した教科は、民法、行政法、憲法の3科目です。

学習開始の初めの約2ヶ月で、民法や行政法など問題集を含めて2周しました。学習が進むと、動画においても問題集においても苦手な箇所、よく間違える箇所のみを繰り返して学習していました。

私は、ノートは作成せず、講師が重要といった点や図をテキストにそのまま書き込むスタイルで進めていきました。自分が覚えにくい箇所や表は、テキストをコピーして、自宅の目につきやすい場所に貼って繰り返し見るようにしていました。

アガルートの講義動画は、速度設定を細かくできる点が使いやすかったです。

短答過去問解析講座のご感想・ご利用方法

速習プログラムでは、講義動画は視聴できないため問題集を利用しました。

講義動画がないので、最初は問題を理解するのに苦戦しましたが、学習が進むにつれて講義動画なしでも問題なく解けるようになりました。

民法、行政法、憲法の科目で間違った箇所を何度も繰り返すことで、基礎力がついたと思います。

記述過去問解析講座のご感想・ご利用方法

記述に関しては、自信がなかったため記述なしで択一180点とれるようにと学習していました。

また、択一の勉強を優先したので、実際に自分で記述を回答し始めたのは直前期の10月でした。アガルートの教材では、過去問集より直前期に配信された「ヤマ当て講座」がとても良かったです。

記述のみでなく、択一問題(司法試験ベストセレクション)や一般知識の講義動画も内容がよく練れており、短期間で力を伸ばすのにとても役に立ったと感じています。

模擬試験のご感想・ご利用方法

自宅受験なので試験の緊張感はありませんでしたが、当日の時間配分と自分の問題を解くペースをチェックするのに役立ちました。

模試は学習3ヶ月目から取り組みましたが、学習中盤の9・10月は点数が伸びなくなり、非常に落ち込みました。模試に関しても、間違った問題を何度も繰り返し解いたことが力につながったと思います。

行政書士試験合格を目指す方へのメッセージ

合格率10%前後というのは、ハードルがとても高く感じると思います。私も、まさか自分が本当に合格できるとは思ってもみませんでした。

受験勉強はもちろん楽ではないですが、自分と向き合って精一杯取り組んだことは、その後の人生にとって必ずプラスになるのではないかと私は思っています。

私は試験合格後、地元の行政書士事務所に入所しました。

実務家として、また一からのスタートです。ともに頑張りましょう。

講師へのメッセージ

豊村先生の講義は、本当に分かりやすかったです。

ありがとうございました。

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