行政書士試験の受験を目指すには、揃えなければならない書籍があります。

書店に行くと沢山の種類のテキストや問題集などが並んでおり、どれを選べばよいのか悩ましいところではないでしょうか。

ここでは、行政書士試験のために揃えるべき本の種類や選ぶときのポイント、効果的な使い方などについて解説していきます。

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行政書士試験の受験勉強のために揃えるべき本の種類

行政書士試験の勉強を始めようと思っても、手元に何もなければ始めることができません。

勉強するためのアイテムである本が必要です。

まずは、どのような種類の本が必要になるかを大まかに紹介します。

最低でも必ず入手する必要がある本は、

①基本書(基本テキスト)
②過去問題集

です。

法律の勉強自体が初めての人や資格試験になじみがない人などは、基本書の前に入門書を入手することをおすすめします。

また、①問題集、②科目別対策テキストもあった方がより効果的な試験対策につながります。

さらに、①六法、②判例集も手元にあると役に立ちます。

以下では、それぞれの本の役割や選び方などについて、具体的に解説していきます。

行政書士の勉強に必要な本 入門書

法律の勉強自体が初めての人や、本格的な勉強の前に行政書士試験の全体像をつかみたい場合には、まずは入門書を通読することをおすすめします。

入門書は、基本的な法律用語の説明法律の勉強を進めるための基礎知識を学んだり、行政書士試験がどのようなものかの全体像を把握することを目的としています。

入門書は、途中で挫折しないように、

自分にとって読みやすくすんなりと頭に入ってくる
最後まで読み通せる分量

のものを選ぶとよいでしょう。

入門書は、まずしっかりと一冊を読み切ることが大切です。

入門書だけで試験の知識を身につけようと気張ってしまう必要はないので、途中で投げ出さずに読み切ることを目標にしましょう。

関連コラム:【行政書士試験】正しい入門書の使い方とおすすめ本4冊

行政書士の勉強に必要な本 基本テキスト(基本書)

基本テキストは、行政書士試験の受験科目についての教科書です。

基本テキストで試験に必要となる知識を身につけることになるため、勉強を進めるにあたり一番重要なものといえます。

そんな基本テキストを選ぶときのポイントは、

分かりやすく読みやすく書かれているかどうか
必要な情報がしっかり網羅されているかどうか

です。

分かりやすさ、読みやすさについては、試し読みをして自分自身の感覚で確かめることが大切です。

説明がわかりやすく、頭に入ってきやすいものがよいでしょう。

また、全てカラーになっているもの、図表やイラストが多いもの、文字が大きめのものなど様々なタイプがあり、視覚的に理解しやすいものもおすすめです。

基本テキストは、繰り返ししっかりと読み込み、知識の定着を目指しましょう。

適宜書き込みをしたり、アンダーラインを引くなどして、自分にとって分かりやすいオリジナルのテキストになるように使い込んでいきましょう。

テキストはあれこれ手を出さずに、まずは一冊をしっかりと使い込むことが大切です。

テキストをしっかりと読み込んで理解したうえで、それを確認するために問題を解きます。

問題が解けなかったり、理解が不足していると感じたら、その都度しっかりと該当箇所のテキストを読み返して知識を確固たるものにしていきましょう。

関連コラム:【行政書士】独学におすすめのテキスト12選!基本書・科目別 用途別に紹介

行政書士の勉強に必要な本 問題集

問題集を解くことで、基本書で学んだ内容についての理解度をチェックしたり、受験の実践的な対策ができます。

テキストは知識をインプットする役割があるのに対し、問題集はアウトプットの役割があります。

問題集には様々な種類があり、総合的に行政書士試験の出題範囲を網羅している総合問題集(基本問題集)、択一問題や多肢択一式選択式問題対策の肢別問題集、記述問題対策の記述問題集などがあります。

まずは、基本テキストに対応した総合問題集に取り組み、出題範囲全体の理解度をチェックすることが大切です。

問題集は基本テキストと同じシリーズを使うのがおすすめです。

同じシリーズであれば、基本テキストと問題集が相互に対応しており、内容に矛盾もなく効率的に学習が進められます。

関連コラム:【行政書士試験】 記述式問題集を使う際のポイントとおすすめ本4冊

行政書士の勉強に必要な本 過去問題集

過去問題集は、過去に出題された試験問題をまとめたものです。

最低でも直近5年分以上の過去問題集を選ぶとよいでしょう。

行政書士試験は、過去に出題された論点が繰り返し出されることが多く、過去問をしっかり分析することが大切です。

実際の試験でどのような問題が出題されるのか、過去問を解くことで傾向や難易度などを体感し、把握することができます。

過去問の内容自体はどの本を選んでも同じなので、解説が詳しくわかりやすいものを選びましょう。

過去問は、基本テキストでの学習が済んでから挑戦しましょう。

解けなかった問題については、答え合わせだけでなくしっかりと解説を読み、その箇所の基本テキストをしっかりと読み返しましょう。

関連コラム:【行政書士試験】過去問・問題集のおすすめ本7選!使い方も解説

行政書士の勉強に必要な本 六法

六法は日本の主要な法律をまとめた法令集です。

独立した六法が行政書士試験対策で絶対に必要とはいえませんが、できるだけ入手することをおすすめします。

テキスト内の条文を読むだけよりも、条文を自分で引いて読む方が案外すんなりと頭に入り記憶に残ることも多いものです。

条文そのものが試験問題として出題されることもあるため、条文を頭にしっかりと入れておくことは大切です。

関連:行政書士試験に向けた六法の選び方とおすすめ4選

行政書士の勉強に必要な本 科目別対策テキスト

基本テキストは行政書士試験の出題範囲全体を網羅していますが、その分一つの科目ごとの情報、内容は限られてしまいます。

科目ごとにもっと深く踏み込んで勉強したい場合や、苦手意識のある科目がある場合には、科目別のテキストを別途入手するとよいでしょう。

行政書士試験の合否を左右する科目である行政法、民法に関しては、できる限り科目別テキストも併用してしっかりと理解を深め、点数を取れるための対策をしておきたいところです。

行政法、民法は、試験の出題範囲も広く、難関の問題も出題されるため、基本テキストの内容だけでは十分とは言い切れません。

また、総合問題集を解いたり過去問を解いてみると、自分の苦手な科目、分野を把握することができるので、苦手科目については科目別テキストでしっかりと対策を取って苦手意識をなくしておければ安心です。

行政書士の勉強に必要な本 判例集

重要な裁判例をまとめた判例集もできれば一冊持っておきたいところです。

判例は試験に出題されることが多く、特に行政法の国家賠償法、行政事件訴訟法、民法の債権の分野、憲法の人権の分野の判例は重要です。

基本テキストの中にも主要な判例は掲載されていますが、独立した判例集があると判例をまとめて読むことができるのでおすすめです。

関連した判例をまとめて読むことで、理解をより深めることができ、知識の定着にもつながります。

判例集は、行政書士試験で重要な行政法、民法、憲法、商法・会社法の重要な判例が十分に掲載されているものを選びましょう。

行政書士試験用の六法であれば、行政書士試験に必要な判例が厳選されてまとめてあるので便利です。

関連コラム:【行政書士試験】正しい判例集の使い方とおすすめ本5冊

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