アガルートアカデミーの国内MBA試験講座を受講いただき、青山学院大学大学院国際マネジメント研究科国際マネジメント専攻に合格された布施 寛大さんを紹介します。

どのように勉強したのか、勉強時間やスケジュール、工夫など受験に役立つ内容盛りだくさんでお届けします。

合格者インタビュー

自己紹介

氏名:布施 寛大(ふせ かんだい)

年齢:23歳

所属企業・役職:高島平スポーツスクール・アルバイト

最終学歴:東海大学 文学部 アメリカ文明学科卒業 学士

合格した研究科:青山学院大学大学院国際マネジメント研究科国際マネジメント専攻

MBAを目指そうと思ったきっかけ

私の実家は蕎麦屋を営んでいます。

祖父と父が経営者ということもあり、幼い頃から会社経営に強い憧れがありました。

それは今でも変わっていません。

経営を効率良く学ぶ方法をネットで探していたとき、偶然目に留まったのがMBAでした。

調べてみて感じたのは、海外MBAは語学スキルが必要で、入学できても最初の数ヶ月は授業についていけないかもしれないという不安です。

そこで、日本語で授業を受けられる国内MBAを取得し海外MBAに負けない知識と能力を身につけようと決めました。

これが、国内MBAの取得を目指すようになったきっかけです。

アガルートアカデミーを選んだ理由

何社か調べてもっとも印象に残ったのが、アガルートアカデミーでした。

飯野講師の雰囲気と私が求めているる講師像が一致したという感覚が大きかったです。

勉強の方針・スケジュール

勉強の方針

まずは基礎講座を受けて、小論文でインプットしたことをアウトプット。

私の志望校は基礎的な知識がめちゃくちゃ必要という校風ではなかったので、経営に関する大枠を捉えることに専念しました。

勉強スケジュール

ざっくりとした私の勉強スケジュールはこのようなカタチです。

7月・・・アガルートアカデミーを受講し基礎講座スタート
8月・・・基礎講座を参考に研究計画書等を書きはじめる
9月・・・10月に受けるTOEICに向けて試験勉強
10月・・・受験書類の準備を進める
11月・・・飯野講師と模擬面接(リモート)を行い、良い評価をいただく
12月・・・早稲田の秋募集に応募するが、1次で落選。青学も受けようと決める
1月・・・早稲田と青学に応募、TOEIC受験
2月・・・早稲田は1次で落選するも、青学に合格

受講した講座の良さ・学習方法

基礎講座

聞いて、読んで、書いて、話して覚える

夜寝る前と朝起きてから教科書を読むのが日課になっていました。

小論文対策講座(基本編)

講義で重要な部分をおさえて各章の大枠を捉える。

その後、小論文を提出するという流れで進めました。

ありがたいことにそこまで悪い評価を受けることがなく、提出4回目あたりからコツを掴めたような気がします。

小論文対策講座(大学院別対策編)

早稲田の小論文対策を中心に行いました。

経営とまったく異なる部分から問題を解くには、全体の知識が必要だったからです。

また、知識系の問題が出題されたときに備えて公立大学の問題を解くこともありました。

出願書類・研究計画書の書き方講座

早稲田の出願書類をベースに、青学の書類を書きました。

私は第一志望が早稲田だったので、青学の添削を受けられず友人や知人に添削をお願いすることもありましたね。

早稲田の書類は3回目の添削でGOサインをいただいたので、細かい部分を整えて提出。

出願書類・研究計画書の書き方講座のおかげで論文を読むようになり、国会図書館へ行くこともあしました。

面接対策講座

教科書を読んで「何を聞かれるのか」「どう答えるべきか」を文字に起こして必要な情報を整理。

自分を相手にどうアピールできるかが重要だと考え、相手にわかりやすく伝える話し方を意識しました。

スランプや挫折を乗り越えるために行った工夫

スランプや挫折とは違いますが、本当に“今”MBAへ行く必要があるのか考えることが多かったです。

「もっと英語のスキルを上げてからの方が良いのではないか」「実務経験を積んでから入学した方が学びが深まるのではないか」と、1ヶ月近く悩みました。

そこで、MBAへ行く動機付けのために私が行ったのが未来予想です。

MBAへ行った場合と行かない場合を想像したとき、もっとも利益があると感じたのが「今、MBAへ行くこと」でした。

それからは、MBAの勉強に集中して以下のスケジュールで勉強を進めました。

・・・教科書と日経ビジネスを読みながら朝食を済ませる
 ・・・英語の勉強
夕方・・・アルバイト
・・・1日の勉強の復習

直前期の過ごし方

自分で文字を起こした面接の回答を音読。

完璧に答えるというより、伝えたいキーワードをおさえることを意識して答える練習をしました。

受験したときの手応え

面接本番では質問にパッと答えらない場面もあり、落ちたと思いました。

ただ、大事なキーワードはおさえられていたと思います。

合格したときの気持ち

郵送で合否の通知が届き封を開けて合格の2文字が見えた瞬間、本当に嬉しかったです。

喜びで手が震えました。

MBAを受験すると伝えていた学部生時代の教授や部活で世話になった先生方に、すぐ報告しました。

試験がようやく終わり、心の底から晴れ晴れとした気持ちになりましたね。

振り返ってみて合格の決め手は?

実務経験を問わない青学の校風が自分と合っていたからだと思います。

青学は国内MBAにおいて生徒の平均年齢が若く、私が思い描く将来の姿と似ている部分があったことも合格の決め手になったのかもしれません。

卒業後のキャリアについて

MBAに期待するもの

MBAを通じて、自分と同じような考え方やキャリアを目指す人と出会うきっかけになったら嬉しいです。

今後は、身につけた基礎知識をしっかりアウトプットできる授業を期待しています。

今後のキャリアビジョン

卒業後は、青年海外協力隊に参加してMBAで学んだことを活かせるよう活動ができれば考えています。

国内MBAで得た知識やスキルが世界で通用するのかどうか挑戦してみたいんです。

受験生へのメッセージ

勉強だけでなく、ときには友人と遊んだり散歩して外の空気を吸ったりリフレッシュすることも大切だと思います。

根を詰めすぎず、息抜きしながら目標に向かって頑張ってください。

講師へのメッセージ

飯野講師の講義は勉強になることが多く、毎回楽しく学ぶことができました。

本当にありがとうございました。