受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

MBAを目指すきっかけ

①(大学院のきっかけ)

大学院に入学し、就職時期をずらそうと決めたことがきっかけ。就職が満足にできないだろうという予測があった。そのため就職時期を2年間遅らせたいと思い大学院進学を決めた。

②(MBAのきっかけ)

ビジネスに役立つ知識・経験が欲しかったことがきっかけ。大学時代にゼミで出場した金融系の討論大会において、自分が経営学部で学んできた知識が提案に活かせなかったことで、自分の能力不足を感じた。そのため、MBAにおいて経営学を社会人になっても活かせる形で習得したいと思った。

アガルートアカデミーをお選びいただいた理由

①飯野先生のビジュアルと喋りのギャップ

②情報が少ないMBA入試において様々な情報を公開しており好感が持てたから。

勉強の方針とどのように勉強を進めていたか

①勉強の方針

 研究計画書と面接対策を頑張る。

 学部時代経営学はある程度学んでいたので、新たに知識を入れる必要はそれほどなかった。代わりに、論文を書くような研究を行ったことはなかったので、研究計画書をアガルートの添削にお願いしながら執筆した。

面接も苦手意識があったので、自分で想定問題集を作り、友達や講師の方にお願いして面接練習を何度も行った。

失敗体験としては、第一志望だった一橋の英語を舐めていたこと。私はTOEICが約800あり、飯野講師からも700以上あれば一橋の英語は解けると言われていたのでほとんど対策を行わなかった。

しかし、本番の試験は長文の英文を和訳して文字起こししなければならず、TOEICの形式とは全く違うものだった。ニュアンスだけで英語を解いてきた私はあっけなく撃沈し、おそらく40点取れているかどうかだった。

経営学の方は自己採点ではあるが90点近くは取れた。そのおかげもあってか1次は突破できたが、総合評価の2次で落とされた。面接はそこまで出来は悪くなかったが落とされてしまったので、英語が足を引っ張ったのだと推測する。

②研究計画書のテーマ設定までの流れ

1.一橋(ある程度の研究計画が必要だったため)

 自分の証券ゼミナール大会で感じた銀行・証券業界の課題を整理し、関連する先行研究や本、雑誌記事を国会図書館で読み、まだ手が付けられていない分野をテーマとして設定した。

2.青学、慶応、立教(研究計画はないので志望理由)

 これらの学校に関しては証券ゼミナール大会での自分の失敗談から改善したい能力を3つ抽出し、それぞれをカリキュラムでどう克服するのかを考えた。

③勉強のスケジュール(実際に行ったことや心がけたことを記載してください)

1月

2月

3月

4月 アガルートの講座を購入、しかしあまりやる気が出ず放置してしまう。

5月 アガルートの基礎講座、筆記試験対策を一通り終わらす

6月 そろそろ研究計画を準備しなければと思い7月提出の一橋の研究計画に取り掛かる。時間がないことに気づき毎日国会図書館へ通い研究テーマ探しを行う。しかし3回くらい最初からやり直した。

7月 前半は一橋の研究計画を引き続き考えた。研究計画書提出後は筆記試験対策。経営学を主に対策した。同時に立教の志望理由書対策(半分一橋と同じ内容)。

8月 一橋の試験。落ちたと思ったので慶応の志望理由書に取り掛かる。青学出願書類はほぼ一橋、慶応と同じ内容で書けた。

9月 一橋から一次突破のメールが来て慌てて面接に臨むも不合格、立教面接&合格(滑り止めだったがとてもいい安心材料になった)、慶応の志望理由書引き続き執筆、青学の志望理由書書き始める

10月 慶應一次通過。青学面接、慶応面接。慶應落ち、青学合格。

11月

12月

1月

2月

受講された講座の良さ,当該講座の学習方法(使い方)

▼経営学の基礎講座

 経営学の基礎を網羅できた。特に事例とともに理論を解説している場面が多く、学んだ理論がイメージしやすい形で頭に定着させることができた。

 特に授業動画では飯野講師がテキストを画面に映しながら説明してくれるため、外出先にテキストを持ち運ばなくても見れることが良かった。

▼小論文対策講座(基本編)

提出した回数:1回

基礎理論をアウトプットする場としてよかった。また文章を書く練習にもなった。添削のフィードバックもよかった。

▼小論文対策講座(大学院別対策編)

提出した回数:3回

大学院の特色を知れた。添削に出す資料の末尾に質問を書くと講師の方が丁寧に答えてくださったので非常にありがたかった。

▼出願書類・研究計画書の書き方講座

提出した回数:5回

添削が非常に丁寧だった。

完成した状態で提出して一から書き直しとなるのが嫌だったので、ダメ元で未完成の状態で出したが適切にフィードバックをいただけた。自分が書くべき事柄の道標を示してくださったことで、非常に効率的に書き進めることができた。質問にも丁寧に答えてくださった。

▼面接対策講座

授業動画でいつも見ていた飯野講師に担当していただけた。質問への答え方の癖などを指摘していただきながらも良い点も添えてくださり、自信につながった。

スランプ・挫折,それを乗り越えるための工夫

私は今まで学術論文を書くような研究はしていなかったので、研究計画が必要な大学院を受ける際は非常に苦労した。

まずは自分のゼミの教授と密に連絡を取った。ゼミで学んだことがらからどのような研究ができそうか、どんな分野が自分に合っていそうかなど意見をもらった。

次に、先行研究の閲覧や研究計画のアイディア探しに国会図書館を活用した。これが非常に役に立った。国会図書館は日本で出版されているすべての書籍や雑誌が閲覧できるため、文書検索で様々なワードを組み合わせて自分の研究に使えそうな資料を読みまくった。

1か月ほど毎日開館から閉館の時間まで籠り、研究計画に使えそうなアイディアを探した。ここに資料がないなら仕方がないと割り切ることができたため、図書館に居るだけでとても安心感があった。J-stageも使ったが、無料で読める資料が限られるため、国会図書館の論文集を主に活用した。

学習時間はどのように確保し,一日をどのように過ごしていたか

大学の単位は3年次ですべて取っていたので、一日のほとんどの時間を入試対策に使えた。大学のことを気にしなくてよかったため集中できた。

とはいえ一日すべてを準備に使っていては頭も凝り固まるので、適宜筋トレやランニングをしてストレス発散を行った。

直前期の過ごし方

面接に関して、どの大学院もアガルートの面接対策テキストをもとに自分で作った想定問題集を自分の言葉で伝えられるまで練習した。練習には講師はじめ友達や親に面接官を務めてもらった。

心構えとしては、これだけ練習したんだから失敗したらしょうがないというスタンスで臨んだ。青学を受けた際にはすでに2校受けた後だったので、かなり心に余裕を持てた。

試験期間中の過ごし方

複数の大学の面接、出願書類提出が重なることが多く、内容がごっちゃになってしまう(慶応の面接で青学の出願書類で書いた志望動機を話してしまうなど)ことを防ぐのに苦労した。

面接や提出期限の3日前からはその大学の対策に集中するなど事前にスケジューリングして対策した。

受験した時の手ごたえと合格した時の気持ち

①受験した時の手ごたえ

 終わった瞬間合格を確信できた。9割の質問は自分が想定した中での質問だったので自信をもって答えることができた。残りの1割もすでに2校受けた経験が功を奏したのか、その場で答えを用意することができた。

②合格した時の気持ち

 とても安心した。

振り返ってみて合格の決め手は?当該講座はどの程度影響したのか

①合格の決め手

たくさん大学院を受験したこと。私は4校受験し、経験値をたくさん貯めることができた。特に一橋など自分では受かるわけがないと思っていた学校も受験してみたことで、常に高いレベルに自分の目線を置くことができた。

そのため青学を受けた際は余裕をもって準備でき、自信をもって面接を受けることができた。

②講座の影響度

高い。特に大学院別面接対策テキストのおかげで大学院ごとの特色を知れたので、逆算して志望理由書を作成したり面接対策をしたりすることができた。

卒業後のキャリアについて

①MBAに期待するもの

・経営学を実際の社会に活かせること

・出会った社会人といつまでもつながり、自分の視野を広げること。

②今後のキャリアビジョン

面接では金融機関のマーケティング部門に就きたいと話していたが、それにこだわらずゼネラリストとしてキャリアをスタートし、自分には何の適性があるのかを様々な実務を経験しながら見つけていきたい。

学生生活

①実際に入学してみて

まだ入学して1週間ほどであるが、分かったこととしては教授も生徒もコミュニケーション能力が高いこと。みんなどんどん友達を作っていくので、私も座った席の四方は声をかけるようにしている。

②時間割と1週間のスケジュール

1年前期はほぼ必修のみ。月、火、木曜授業で2,3コマ。少し暇なので就活や資格試験に打ち込める(後期からは内容も難しくなるし青山アクションラーニングの準備もあるので忙しくなるそう)。

③入学前とのギャップ

中国人がとても多いこと。日本人の割合が少ないとは聞いていたが、ここまで中国の方が多いと思わなかった。

ただ今までほぼ日本人の中で生活してきた身としては、中国人の勤勉さやポジティブな価値観に囲まれながら勉強できるのでいい環境だと思う。

【推薦書について】

①提出されましたか?

提出した。

②提出された方はどなたに推薦書をご依頼しましたか?

私のゼミの教授。

【受験生に対するメッセージ】

たくさん学校を受験することをお勧めします!私はダメ元で受けた第一、二志望に受からなかった身ですが、この2つを意識することでもう少しで受かるところまで行けたので、自分の可能性を信じてレベルの高いところでも受験してみてください。

受からなくとも必ず経験値として身になります。大学受験に比べ、並行してやらなければならない勉強や仕事が増え大変なことも多いと思いますが、できる限り準備して試験に臨んでください!