合格者インタビュー

自己紹介

氏名: 安髙早紀(やすたかさき)

年齢:23歳

最終学歴:青山学院大学

合格した研究科:青山学院大学国際マネジメント研究科

受験校

一橋大学 経営分析研究科 9月入試 不合格

青山学院大学 国際マネジメント研究科 11月入試 合格

MBAを目指すきっかけ

アートなどを媒介としたビジネスモデルの構築はできないだろうかと思ったから。さらに、ビジネスをするには、経営計画、マーケティング、資金調達、投資判断、組織と人材マネジメント等の基本的知識と経験が当時の自分にはなかった。また当時の知識と経験ではキャリア構築どころか、全く太刀打ちできないとの認識に至った。

そこで目的を達成するにはゼネラリスト型MBAが最適であると考え志望した次第である。大学の専門科目、会社での実務では学べない理論と実践の両面から2年間の投資をして学ぶことで将来のキャリアの背骨を作り、どんな職場にいてもしっかりとしたぶれない自分の構想を描け、意見を論理的に形成し、具体的な行動ができる指針とツールを身に着けたいと思った。

アガルートアカデミーをお選びいただいた理由

コロナ禍であり、外出が困難であった為、オンラインで受講できる塾を探していたところ、アガルートアカデミーの存在を知った。

アガルートアカデミーは、時間や場所関係なく受講が出来、更に何回も受講できるため、自分のペースで理解が深められると思った。

また、講義で分からないところがあった際は、受験生限定のFacebookグループを通じて質問できるところにも、魅力を感じた。オンライン上での他の受講生の質問やそれに対する回答も閲覧できるため、より学びが深められると思った。

勉強の方針とどのように勉強を進めていたか

①勉強の方針

勉強の方針は2つ立てた。まず、経営学の基礎的な知識を一通りインプットする事、2つ目は、インプットした事を小論文でアウトプットするというものである。

経営学の基礎的な知識を確実にインプットする為に、1つの講義を確実に理解出来るように、分からない部分は何回も動画を見たり、Facebookのグループで積極的に質問をした。そして、理解が出来たと思ったら、小論文を書いて、添削の方に提出をした。あまり時間が無かったため、一気に動画をみて1つの章を一通り理解する事もあった。

②研究計画書のテーマ設定までの流れ

元々、アートと経営の繋がりに関心があったため、それに関する本を購入し、研究した。しかし、それだけでは研究計画書のテーマを書くほどの情報や知識への理解度や学びには足りないと思った為、国立国会図書館へ毎日通い、沢山の先行研究を読んだ。毎日通っていくうちに、これまで言語化できなかった自分が研究したかった事が明確化してきた。そして、その後、自分が研究したい内容と見事に合致している先行研究を見つけたため、そこでテーマを決定した。

③勉強のスケジュール

4月 下旬にアガルートに入会する

5月 経営学の基礎的な知識をインプットしながら、小論文を書く

6月 経営学の基礎的な知識をインプットしながら、小論文を書く、先行研究のテーマ探し

7月 経営学の基礎的な知識をインプットしながら、小論文を書く、先行研究のテーマ探し、先行研究を書く

8月 5月から7月にかけて行った事をひたすら繰り返す

一橋大学一次試験

9月 面接練習、

一橋大学二次試験

10月 青山学院大学、一次試験(面接)

受講された講座の良さ,当該講座の学習方法(使い方)

▼経営学の基礎講座

経営学の知識は大学で学んでいた事も時々あったが、確実に自分の理解へ落とし込むには、実際に小論文を実際に書いて、アウトプットする事が重要だと思った。

受講した講義の良さは、やはり自分のペースで勉強を進められる点だと思う。結構理解している分野、少し理解している分野、全く無知である分野等、個人によって元の理解度が異なる。対面で受講するよりも効率的に進められるのは魅力的である。

また実際に分からない事があれば、その場で質問できる環境がありがたいと思った。

▼小論文対策講座(基本編) ※フルカリキュラムの方のみ

提出した回数:すみません、覚えていません。

可能な限り沢山提出しました。

▼小論文対策講座(大学院別対策編) ※フルカリキュラムの方のみ

提出した回数:こちらも、正確な数字は覚えていませんが、可能な限り多く提出しました。

▼出願書類・研究計画書の書き方講座

提出した回数:こちらも、正確な数字は覚えていませんが、可能な限り多く提出しました。

▼面接対策講座

面接対策講座は1度だけ行った。当時は、あまり自分に自信が無かったため、それが出ていた。面接対策を行ってくださった講師の方が「そのままの自分を出せば大丈夫」と言ってくれたため、心が軽くなった。

スランプ・挫折,それを乗り越えるための工夫

先行研究のテーマを探している時が一番大変だった。その時は、出来るだけ多くの情報に触れて知識を増やすようにした。

経営学の基礎的な知識をインプットする事や、先行研究のテーマ設定など、新しく挑戦する事だった為、当時はとりあえず質よりも量をこなす事を重要視して行動した。

また、上記にも入力したが、面接対策講座を行っていた時に、あまり背伸びせず等身大の自分の実力で受験しようと思った時に、肩の力が抜け、より一層勉強に集中できるようになった。

学習時間はどのように確保し,一日をどのように過ごしていたか

当時は、大学4年次であり、大学の講義もほとんどなく、アルバイトもお休みをもらっていた為、一日中勉強に集中できた。

朝、7時頃起床し、単語の復習を行い、12時まで英語テストの対策を行った。対策方法は、ハーバードビジネスレビューを翻訳し、分からなかった文法や単語を理解するといった内容である。

午後は、経営学の対策を行った。基礎的な知識をインプットし、小論文を書く作業を行った。

夜は、英語と小論文でやり残したことを行った。(英単語の復習や知識の理解等)

直前期の過ごし方

直前期も、いつも通りの勉強を行った。

一次試験の前日の夜は、やりきったのでなんとかなると思っていた。

試験期間中の過ごし方

試験期間中は、一次試験の対策ほどの勉強は行わなかったが、その分面接に向けて練習を沢山行った。面接対策を行う際は、大学院に提出した資料を読み、自分で「なぜ?」を問い、答える作業を何回も行い、何を聞かれても答えられるようにした。

また、志望動機など内容を確実に言えるようになるだけではなく、相手にどのようにしたら、志望度の高さが伝わるのか研究して、練習した。

更に、上記でも述べたが、背伸びせず、等身大の自分を見せる事を最重要視した。

受験した時の手ごたえと合格した時の気持ち

①受験した時の手ごたえ

一橋大学の一次試験
小論文に関しては、結構手ごたえを感じていた。しかし、英語に関してはあまり手ごたえが感じられなかった。

一橋大学の二次試験
正直、全く手ごたえが感じられなかった。かなり圧迫気味の面接であり、焦った為、言葉を冷静に選べなかった。また、表情や声なども緊張で固まってしまった為、自然に話す事が出来なかった。

青山学院大学の面接
一橋大学の面接よりは手ごたえがあった。一橋大学の面接の失敗を活かして、相手にいかに志望度を伝えるかなど、話し方も練習をした事が発揮できたと思った。

②合格した時の気持ち

嬉しいよりも安心が勝った。

試験が終了して、合否発表が出るまでは就職活動も始めていた為、大学卒業後自分が何をするのか全く目処が立っていない間は、ずっと不安だったため、純粋に安心した。

振り返ってみて合格の決め手は?それに,当該講座はどの程度影響したのか

合格の決め手

経営学の基礎的な知識のインプット、小論文でのアウトプット、面接練習、一橋大学の面接での失敗等、全てが役に立ったと思う。青山学院大学の面接において、経営学の知識は、必要なかったが、知識がない時よりも深い内容の話が出来たと思う。

② 講座の影響度

かなり大きいと思う。この講座では、ただ小論文の添削や経営学の講座を行うだけではなく、それぞれの大学院の入試の傾向なども教えてくれる為、その情報発信にもかなり助けられた。大学院への受験に関しての情報はあまりネットや本には掲載されていないため、その道のプロの人から、経営学を教えてもらいながら、院試に関する情報を享受できる点において、この講座の影響度はかなり大きい。

卒業後のキャリアについて

①MBAに期待するもの

正直、まだわかりません。現在、毎日の講義を通じた勉強の中で見つけていきます。

②今後のキャリアビジョン

こちらも上記と同様、正直、まだわかりません。現在、毎日の講義を通じた勉強の中で見つけていきます。

学生生活

①実際に入学してみて

これまで、自分が興味のあった分野を存分に学べるため、非常に毎日楽しい。

また、大学時代は苦手であったグループディスカッションが取り込まれた講義もある為、大きな成長経験になっていると感じる。

青山学院大学のカリキュラムは、机と向き合って勉強を行うというよりも、実践的なカリキュラムが多いため(どちらがいいと言うつもりは全くありません)、実践が好きな自分には合っているため、ありがたいと思う。

②時間割と1週間のスケジュール

必修が週に2回あり、それ以外の講義を自分の興味のある分野から選択する。

選択する分野として、マーケティング、ファイナンス、会計学等がある。私は、マーケティングへの学びを深めたいため、選択科目はマーケティングを多く選択している。

③入学前とのギャップ

同じ年代の人たちが集まっているが、バックグラウンドがそれぞれである事が一番のギャップである。そして、それぞれの目標がはっきりしている為、刺激を受ける事が多い。

推薦書について

提出されましたか?

一橋大学の時は、提出した。

提出された方はどなたに推薦書をご依頼しましたか?

大学2・3年次に行動経済学の講義でお世話になった教授。

受験生に対するメッセージ

大変な事も多々あると思いますが、応援しています!!!