会社経営で直面する様々な課題を解決するには、幅広い分野の知識が必要となります。

経営者にMBAは必要なのか、経営者が直面する経営課題に対してMBAは解決の糸口になるのかについてお話していきます。

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経営者にMBAは必要なのか

経営者にMBAは必須ではありませんが、優秀な経営者になる近道であると言えます。

なぜなら、MBAで学ぶことで、経営をしていくために必要な知識を幅広く学ぶことができ、課題解決を効率的に出来るようになるからです。

経営者は、会社の責任者として、日々、様々な事柄を決断し社内外の人々を動かさなくてはいけません。

専門的な知識は事業には不可欠ですが、経営をするには不十分です。

事業や業界に詳しいからと言って、経営について無知であれば、一時的に利益を得たとしても、会社の規模を大きくしたり、継続していくことは難しくなります。

MBAのカリキュラムでは人的資源管理、組織論、財務会計、ファイナンス、情報・マーケティング、経営戦略、統計学、経済学といった科目を中心に構成されており、経営に必要な知識と技術を体系的に学ぶことができます。

MBAで学ぶことで、自社の課題を見つけ、解決するというサイクルが回しやすくなります。

またMBAを持っている人(MBAホルダー)から見ても、MBAホルダーの経営者は、共通言語を持って、より高度な議論が出来ますし、仕事相手として安心感を感じられます。

MBAに通うことのメリット

  • MBAという確立したプログラムの中で体系的に、効率的に、集中的に経営について学ぶことが出来る
  • 情報収集、分析、議論、問題解決、結論に至る、経営上必要なプロセスを身につけることが出来る
  • 他業種の様々な人たちとのネットワークができ、困った時に相談にのってもらえる
  • 自分の知識や能力の底上げができる
  • 経営に関する難しい書物がより簡単に読めるようになる
  • 他のMBAホルダーや優秀な人たちと共通の用語で意思疎通できる

MBAの学位を持っている代表的な経営者CEO

ハーバードビジネスレビューが2019年に発表した世界でも最も優れたCEOの1位から10位までのCEOのMBA取得率を見ますと、必ずしもMBAを持っているわけではありませんが、10人中5人は持っているということが分かります。※ハイライトがMBA取得者

会社名CEO名MBA取得
エヌビディア(Nvidia)ジェンスン・フアン(Jensen Huang)なし
セールスフォース・ドットコム(Salesforce.com)マーク・ベニオフ(Marc Benioff)なし
ケリング(Kering)フランソワ・アンリ・ピノー(Francois-Henri Pinault)あり
テキサス・インスツルメンツ(Texas Instruments)リチャード・テンプルトン(Richard Templeton)なし
イベルドローラ(Iberdrola)イグナシオ・ガラン(Ignacio Galán)あり
アドビ システムズ(Adobe Systems)シャンタヌ・ナラヤン(Shantanu Narayen)あり
マスターカード(Mastercard)アジャイ・バンガ(Ajay Banga)あり
KBCヨハン・タイス(Johan Thijs)なし
マイクロソフト(Microsoft)サティア・ナデラ(Satya Nadella)あり
10LVMHベルナール・アルノー(Bernard Arnault)なし

出典:Harvard Business Review November-December 2019 The Best-Performing CEOs in the World, 2019

https://hbr.org/2019/11/the-best-performing-ceos-in-the-world-2019?ab=seriesnav-spotlight

Business Insider Oct.30, 2019  世界で最も優れたCEOトップ35[2019年版]

https://www.businessinsider.jp/post-201413

経営学について体系的に学んでこなかった経営者が直面しやすい経営課題は?

経営学について体系的に学んでこなかった場合、マネジメントに課題があり、教育やフォローが行き届いていないことが多いです。

コスト削減の理由で必要最小限のリソースで事業運営をしているので、課題が山積み、人間関係も悪いといった問題が起こりやすくなります。

簡単には解決できない問題が日々、起こり、しかも担当部署で判断できない。

または判断したくないので、経営者や経営幹部が、自ら状況を把握し、問題の解決をしなくてはいけないことが起こりがちです。

多くの場合、そのような問題は複数の部署の利害関係があり、判断を求められた時点では、複雑化しています。

MBAではケーススタディを通じて経営課題を解決していく

MBAでは、ケーススタディでは上記のような経営課題の解決を考えます。

MBAでは、ケーススタディといって過去に会社経営やビジネスの現場で起こった問題解決が必要なケースを読み、書かれている内容から問題の原因を特定して、解決方法を探す学習方法を多く実践します。

与えられたケースについて、ランダムに分けられたグループ数人で議論して、共通の結論を導き出し、クラスでプレゼンテーションをする、グループワークが多く取り入れられています。

ケーススタディではまさに経営の疑似体験ができます。

会社経営は小さな問題から大きな問題まで、関係者と話し合い、解決策を探して、解決することの繰り返しです。

夜間や週末にMBA、平日は仕事をする場合、MBAのケーススタディと社内での問題解決が相互に役に立てられるケースもあります。

つまり、MBAのケーススタディでは、自分の実際の経験から意見を述べることが出来ますし、社内では、ケーススタディで学んだ問題解決へのプロセスやメソッド等が活用できます。

MBAでケーススタディを沢山経験したおかげで、仕事上の問題解決が自然に出来るようになり、問題解決を自分の強みの一つにすることができます。

情報収集、情報の分類、分析ができるようになる

ケーススタディに限らず、MBAの課題で自分の働く業界やビジネスと全く異なる分野でレポートやプレゼンテーションが求められる場合、まず、情報収集やリサーチをして、理解を深めなくてはなりません。

MBAの学習を通して、情報収集、情報の分類や分析が効率的にできるようになります。

また、専門分野以外の内容であっても、一定の理解は可能できるようになります。

この分野は詳しくないから分からないと簡単に諦めて任せっきりにしているのではないでしょうか?

MBAで学ぶことによって仕事上でも、自分の専門外の内容を理解し、議論や決議に参加できるようになります。

学位の取得以上に、MBA取得を目指して身につけた知識や、情報収集、分析、プレゼンテーション、チームマネジメント等のスキルが、その後の経営に結果として出てきます。

起業家にはMBAで学ぶことがキャリアの保険に

ある経営者は、経営は実践で学んできたからMBAなんて不要だと力説していました。

彼の場合は、長年の経営者としての経験と恵まれた環境で、確かに経営者として成功していまました。

しかし、MBAで学ぶような、経営戦略を立てたり、物事を整理・計画したりするのは苦手でしたので、常に社内の経営企画部門やその他の部署のサポートが必要でした。

大企業で多くの部下がいる状態であればよいのですが、自ら起業した会社や中小企業の経営をすることは難しくなるでしょう。

起業を考えている方は、MBAで一通り経営に必要な知識やスキルを身につけることは、今後の自分のキャリアへの保険という見方もできます。

経営者に特におすすめしたいMBAの履修科目と学べること

MBAの基礎的な科目は、経営戦略、経済学、マーケティング、組織行動、ファイナンス、財務会計、統計、オペレーションマネジメント等です。

経営者にとっては、どれも必要な内容で多くのMBAで履修をすることができます。

それぞれの持っている専門性によりますが、自分がすでに詳しい分野は再確認のつもりで、自分が詳しくない分野に力を入れて勉強するとよいのではないでしょうか。 

経営戦略科目 

MBAで経営を中心に学びたいのであれば、経営戦略系科目と相性が良いです。

特に経営について学ぶ機会がなかった方には、経営戦略というMBAの代表的な科目を学ぶことをおすすめします。

経営戦略では経営に関する様々なフレームワークを学びます。

ビジネスにおけるフレームワークとは、経営戦略や問題解決、業務改善などに役立つ、共通の考え方や思考の枠組み、分析ツールのことを指します。

今まで長い時間をかけて、どのように説明すればよいか悩んでいることも多いのではないでしょうか?

経営戦略学んだフレームワークに当てはめるだけで、分析や評価ができるようになります。

例えば、フレームワークでの分析、評価ができることで会社のビジネス、弱み、強みを分析し、競争力を最大限に生かせるポジショニングを模索したりする際に役立ちます。また、経営課題や方針が明確になるので、ステークホルダーの共感を得やすくなります。

会計財務

経営戦略の活用に加えて、統計や財務会計も実務で役に立つ機会は多いです。

統計で学んだ方法で、実際の会社でのデータを使って、確率を計算し、会社が被り得るリスクを見積もったりできるようになります。

また、財務会計を学んだら、自社や他社の貸借対照表から状況を読み取ることが簡単に出来るようになったりする点では実務的な利点が多いのではないでしょうか。 

オペレーションマネジメント

オペレーションマネジメントという科目では、効率的に業務を回し、生産性を高める手法を学びます。

会社の業務では、業務の負荷や人員不足が課題になることがよくあります。

人手がないからと言って、簡単に人員を増やすわけにもいかないので、より効率的な生産性の高い業務運営を考えなくてはいけません。

その時に役に立つのが、オペレーションマネジメントで学ぶ概念です。 

コミュニケーション

選択科目の一つ、コミュニケーションの授業で、プレゼンテーション等で、情報の重複、欠如なく、適切なビジュアルツールを使って、情報の受け手により効率的に情報を伝える技術を学びます。

仕事でプレゼンテーションをすることや他の人が作った書類をレビューすることが多かったので、実務上とても役に立ちます。

これはMBAでなくても学べますが、MBAの中で自分のキャリアに必要なことを集中的に学べるので効率的です。

コンプライアンス・倫理

会社が不祥事を起こした時に経営者としてどのように対応するかを、グループで模擬謝罪会見を行い、記者会見さながらの質疑応答を受けます。

近頃は、事業を行うにあたって、コンプライアンスや不祥事対応は、経営者にとっては避けて通れません。

経営者が重要性を軽視して、不祥事を起こした際にきちんと対応しなかったばかりに、ステークホルダーから厳しい批判を受けたり、経営破綻したりする場合もあります。

MBAの科目としては、まだ採用している学校は少ないかもしれませんが、経営者が学んでおく科目としてはおすすめです。

ケースコンペティション

MBAの学生であれば参加出来る、ケースコンペティションというものがあります。

仮想の会社経営をして、他校と競い、MBAで学んだ様々な科目を実践できます。 

経営者には海外MBAと国内MBAのどちらがよいのか

外国語がネイティブレベルで、海外に2年間行くことが出来るのであれば、海外MBAの方が世界的に知名度があるので良いかもしれません。

しかしながら、日本で教育を受けてきた人で、これからも主に日本で仕事をしていく人であれば、国内MBAの方が絶対に良いでしょう。

専門用語を日本語で学び、レポートやプレゼンテーションも日本語で実践するので、すぐに仕事で使えます。

また、MBAでは、向上心の高い前向きな人たちが集まっていて、仕事も関係ないので、すぐに親しくなり、友人が沢山できます。

卒業後も仕事で専門分野の手助けが必要な時は連絡することができるネットワークが出来ます。

関連コラム:MBAを日本で取得するには?国内MBAとは?おすすめの大学院や選び方も解説

仕事で忙しく、時間がなくても経営者を続けながらMBAに通うことはできるのか?

MBAに通う際には家族や職場の人に理解してもらうことが大切になってきます。

MBAでより高いレベルの経営者を目指して努力をしたいと熱意を持って伝えれば、理解してもらえると思います。

理解が得られることで、心置きなく、勉強に時間を使うことができます。

ただ、その分今まで以上に仕事を効率的にこなすことは考えなくはいけません。

社会人の場合、平日の夜と週末の時間をMBAだと思うので、週に2,3度は夕方早めに会社を出て、授業を受けて、授業の合間に会社のメールをチェックするといった勉強スタイルになります。

意外と慣れてしまえば、他の社会人のクラスメートも同じなので大変とは感じないかと思います。

勉強スタイルに慣れてからは授業の後に打ち上げの飲み会に参加したりする体力もあるのではないでしょうか?

効率的にタスクをこなすこと自体も、MBAで手に入れるスキルの一つと言えます。 

複数の課題に追われて時間がない時には、課題のレポートやプレゼンテーションに、自分の仕事に関係のあることを取り上げると、勉強と仕事を同時にこなせる場合もあります。

他のクラスメートの中には、半分仕事のようなプレゼンテーションをしていた方もいらっしゃいます。

また、半分仕事のような内容を聞けることも、社会人MBAの利点です。 

関連コラム:【国内MBA初受験】社会人が仕事と両立して合格するための勉強スケジュール

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